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花火が散るより長く向日葵が散るよりは短い期間を生きた先輩と僕の話
題名間違えたので上げなおします…
今日中に続きも上げます!
「お願いだから夏樹先輩きえないでっ!」
こんな叫びも夏樹先輩にはきっと届いていない 今年の夏に消えてしまう夏樹先輩には
僕、天崎誠の住む夕入市には夏神という一族がいる。夏神家は5年に1度18歳の娘が夏になると消えるという現象がある。諸説あるが神様が夏に見た夏神家の先祖の女性を気に入り夏神家の女性の守りたいという思いからだそうだ。最初は僕も信じらなかったけど小5の時隣のクラスの姉が児童が消えたという話をきき信じざるを得なかった。
けれど消えた女性は30歳になるとその女性が1番大切に思っている人の前に現れるそうだ。
学校で一人美術室に残り描きかけの絵を完成させるためキャンパスに向かう。
すると,突然強風が吹き僕がノートに書いた下書きが宙に舞った。
「うわぁ…やっちゃたよ…」慌てて拾おうとすると目の前に美しい女性が。
「これキミの?」「はっ、はい!」 黄色いリボンということは3年生。名前は確か… 「私夏神夏樹!君は?」 「あ天崎誠です」「天崎君!いい名前だね。あのさお願いなんだけど私と一緒にえをかいてくんない?」
なんで…?絵だったらもっとうまい人がいるのに
「えと、僕より絵がうまい人いると思いますけど」
「そう?でも私は君のほうがうまいと思うよ。ていうのも廊下に展示されているハイビスカスの絵あったじゃん。」「はい」 「それを見て何だろう…すごく優しい絵だなって思ったんだこんな人に‘夏‘のイラストを描いてほしいって思ったんだ。」
生徒の行き来が少ない西棟にしか展示していないのに…。見てくれただけでうれしい。「はい!僕でよければ…」 「やった!じゃあお願いね。テーマなんだけど…」サイダーや花火など夏らしいものがあげられていく。
「あと、消えていく私。」 「え?」もしかして先輩にとって今年は5年に1度の年…?
はじめまして! みぃといいます。はじめてなのでうまくないですが読んでいただきありがとうございます!
これから何回か続けてこの話を書いていきたいと思います。
ありがとうございました!