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rd運営 SCPパロ 3話
ぴくとさん、裏切られちゃったねぇ〜(¬_¬)
(皆さんでクソ上司をボコしに行きましょうクソ上司お前が運営様に喰われろ)
今回はとうとうらっだぁ様が出てきます!!!!!!
若干らっだぁ様とぴくと様の設定を改変してます。
SCPパロの3話目です!
いってらっしゃい!!!!!!(ろんは少し体調不安定)
俺が駆け寄った鼻先で扉が閉まった。
「う、嘘!?あ、開けてくださいよ!!!」
扉を叩いたが、なんの返事も返ってこない。
嘘だろ、、。
SCPの、、、SCPの檻に閉じ込められた。
足元には上司が放った5万円が転がっている。
どうせ、、喰われるんだろうな
ごめん、母さん。
出来の悪い息子、、いや、孤児でごめん。
俺は|孤児《みなしご》のまま死んどきゃよかったなぁ
扉を見つめて俺は笑った。
『〔{《“人間ダァ、、!”》}〕』
上司が言っていた通り、ここのSCPは言葉を話せるようだった。
、、、俺を喰おうとしているのに変わりはないが。
どんな見た目なんだろう
あと数秒で殺意向けられて餌になるだろう。
SCPがどんな見た目かだけでも見たい。
俺はゆっくり後ろを振り返った。
---
そこには、左から羽と天使の輪っかが生えた金色の豚(タバコ持ち)、顔文字のような仮面をつけた謎の生き物、緑の魔女帽を深く被っている幽霊、ダイオウイカの、、触手?、、、、、黒いガスト?
人間の俺がいるせいか、目がらんらんと光り輝き口からは涎が垂れている奴もいた。
SCPってこんないろんなやつがいるんだ。
でも、俺の前で舌なめずりをしているのは5体。
あと1体は?
キョロキョロ辺りを目で観察していると、声がかかった。
『おい、餌』
金色の豚が俺に話しかけている。
〔キョーサンエサヨビハカワイソウダヨ!〕
きょーさん、、、、。名前、あるんだ。
金色の豚、、、きょーさんは、緑の魔女帽を被ったやつに注意されている。
『どりみー こいつは俺らが喰うんやから名前なんてどうでもええ』
緑の魔女帽を被った幽霊、、どりみー?は、きょーさんから嗜められている。
〔、、、マアソウカ〕
大人しくどりみーが引き下がった。
『、、、餌、よく聞け 俺は人間が嫌いや なんでかわかるか?』
俺は口を開きかけた。
“きょーさんなンで長話をスるのさ?”
顔文字のような仮面をつけた謎の生き物が少し怒っている。
早く俺のこと喰いたいのかな。
『ええやんか どうせ喰うし 近海さん ちゃんとやるから安心してや』
近海さん、、、っていうのか。
『質問の続きといこう なんで俺が人間が嫌いかわかるか?』
話しながらきょーさんは、タバコを吸っている。
「、、、、なんで?」
喉がカラカラになりながら、言葉を絞り出した。
『俺はな 人間にいじめられたんや 変な醜い奴だって』
俺の目をまっすぐに見据えながら、きょーさんは淡々と続けた。
すごく冷静で、言葉に表情がない。、、、ように見えるが、節々に怒りを感じた。
、、、、、多分次の言葉の後俺死ぬな。
黒いガストとイカの触手がきょーさんの横で殺気立っている。
『人間は嫌いや だから俺らが喰う』
案の定、SCPたちの目が黒くなった。
次の瞬間、奴らが飛びかかってきた。
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人間でいう生き物は、「生きたい」という願望が本能的にあるんだなぁ
何もせずに突っ立っていたはずが、気がついたら屈んで顔を覆っていた。
SCPたちの影が、ぐんぐん近づいてくる。
母さん、バイバイ_________
次の瞬間。
【おい!!】
どこからか声が聞こえた。
SCPたちの影が一瞬固まった。
___ように見えた。
しかし、また次の瞬間、雄叫びをあげて飛びかかってきた。
きょーさんの無数の電気の矢が_________
どりみーの巨大な棘の剣が_________
近海さんの大規模バグが_________
何本ものイカの触手が_________
巨大な燃える鉄球が_________
俺めがけて飛んできた。
5体のSCPたちの人間への憎悪が、嫌悪が、憎しみが、俺へ降り注いできた______
『〔{《“喰ってやる!!!”》}〕』
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全てが、スローモーションのようだった。
ゆっくり
ゆっくり
総攻撃の矢や剣バグや触手に鉄球。
さようなら_________
避けようとは思わない。
孤児だった俺は
人の憎しみを理解するのに長けていた
だから俺は逃げない
このSCPたちが俺を倒すことで少しでも楽になれるなら
俺を喰うことで少しでも満たされるなら
俺は全然死ねる
目を閉じる
後数秒後に必ずくる
自分の死を受け入れる
、、、、、死ぬんだなぁ
SCPたちが何か叫んだような気がした。
強い衝撃を感じた。
、、、突き飛ばされたのかな。
多分俺への怒りの言葉だろう。
激痛が走るんだろうか。
何も考えれなくなるんだろうか。
、、、、俺はもう死んでいるのか?
痛みなんてない。考えてる。
目を開けた。
---
俺の目の前に、大きな銀の幕が張られていた。
攻撃が銀の幕に引っ付いて、ドロドロに溶けていっている。
俺なんで生きてるんだろう。
ぼうっと自分がいま起きている出来事に目の焦点を合わせようとする。
『〔{《“らダオくん!!”》}〕』
SCPたちが誰かの名前を呼ぶ声で我に返った。
途端にぼやけていた視界がはっきりした。
俺は誰かに突き飛ばされて、尻餅をついていた。
自分の数歩前に、人間のような人が、血の円の真ん中にに立っていた。
俺からは表情が見えない。
後ろ姿は、赤い市松のマフラーに青と水色の着物のような羽織。
頭、、には青のニット帽をかぶっていたが、それを突き破って2本の群青色のツノが顔を出している。
『〔{《“らだお、くん、、、?”》}〕』
SCPたちが、青い人に駆け寄ろうとする。
特にきょーさんはすごく焦っていた。
『、、、、、、らっだぁ、
【君、大丈夫?】
きょーさんが話しかけた言葉を遮って、青い人、、、らだおくん、、らっだぁ?はこっちを向いた。
らっだぁ、、さんは、額から赤のツノが1本生えていて、ニット帽を突き破って2本。
俺に差し出した手は、肌色が霞んで青色になっていた。
目の色は右が濃い群青で、左が黒髪に隠れてわからない。
白いワイシャツの右胸あたりにきょーさんの電気の矢が深々と刺さり、赤い血がどくどくと流れ続けていた。
市松模様の赤いマフラーがひらひらと揺れている。
__________________I felt a strange sense of deja vu.
「あ、はい、、」
パクパクと口を動かして、ゆっくりと青い手を取った。
人間みたいに暖かい手だった。
【そう。よかった。】
少しにっこりと微笑むと、俺の手を軽く引っ張って起こしてくれた。
この人は、、俺を総攻撃から守ってくれたんだろうか。
らっだぁさんは、俺から手を離すと右胸を貫いている電気の矢に手をかけた。
バキッ
電気の矢が真っ二つに折れた。
真っ二つに折れた矢をやすやすと引き抜くと、きょーさんのほうに向き直って
【きょーさん、これ、返すね。】
と折れた矢を差し出した。
矢を受け取ると、きょーさんはすぐにらっだぁさんの方を見た。
『らっだぁ
【俺は大丈夫だから。腹に穴が空いたことだってあるんだし。帰るね】
またきょーさんの言葉を遮ると、らっだぁさんは血をぼたぼた垂らして着物の裾を引き摺りながら、軽い足取りで森の奥に見えていた館へと行ってしまった。
どりみーが後を追いかけたが、館の鍵が閉まる音が聞こえ、どりみーは戻ってきた。
ものすごく気まずい沈黙が訪れた。
4話へ続く、、。
きょーさん「おいらっだぁ」
らっだぁ「仕方ないじゃん!台本通りに行ってるだけだs((((きょーさんの顔面パンチ
みどりいろ「、、、、4話をお楽しみにーーーー(白目)」