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🌙 ... 壱日目 。
ファンレターほしいな ... なんて妄想をしているうみです 。
正直言ってこの小説伸びてないんで頑張ります()
桃「どこだ、ここ笑」
目を開けたら、そこは大きなお城のような建物の前。
空は紫苑色。
何故だか雲が黒く見え、|禍々《まがまが》しい。
桃「...てか、あいつらは、?」
ここがどこだかわからないし、移動するのは危険かもしれない。
でも、俺より大事なのはメンバーの五人だ。
そう思い、俺はゆっくりとあたりを見渡す。
桃「目印は...やっぱりこの黒いお城だよね、...」
「うぅ、なんか寒い...早く探しに行こ、」
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赤「んっ、ふわぁ、... ないくん終わったy......って、ここ、どこなんだよ...(冷静」
「...お城の中、?
なんかここすご!どこだか知らないけど!」
おはりうら〜!
目を開けたらなんと、お城の中にいました!
え、願いかなっちゃった感じ!?
...だとしたらみんなもいるよな......?
赤「まっ、りうらは此処で待ってよ〜♪」
「ちょうど椅子六脚あるし、迎えに来てくれるよね?」
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?「みんなには悪いけど、これはやらないといけないから、」
「...俺、呪われちゃうなぁ笑」
「まぁでも...みんなを助けられるなら、......」
"" ギイイィィッッ ...""
冷たく、大きな扉が開かれる。
?「悪魔様。...この中の誰かに憑いてください。」
「......人を喰い散らかすチャンスですよ。」
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桃「!!...あれ、狼の声が聞こえたような...???」
「......ちょっ、まってなんか俺浮いてね!?」
「は!?!?え、っどこ行くんだよおおおおおおお」
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水「いたたた、...」
さっきからなんなの!?
神社行ってお参りしたら変なところに飛んで、
それで、今度はお城に飛んだんですけど...。
ってお城!?
どこここ!?!?
水「...みんないるし、」
赤「……みんながいきなり現れた、!?」
青「う"ぅ、目眩が...」
黒「っ、ここ...城か、??」
白「んぅ〜...?あれ、みんなおるやん、」
桃「!!お前ら!怪我ない!?大丈夫だった!?」
「...って、元気そうだね、」
水「ここどこなの〜?」
青「そんなんわかったら誰も焦ってないわ...」
白「せやねぇ...?」
赤「あ。____これ何?」
黒「どれやー?って...すごいデ◯ノートっぽいねんけど、笑」
桃「んっと?ww表紙に開けって書いてあるから見るべきなんじゃない?ww」
青「シンプルやね。笑」
白「んー、なんか長そうやしないちゃん読んでや!」
水「さんせ〜い♪」
赤「ん、ないくんよろしく(渡」
桃「あぇ、...んまぁ、読むよ?」
青「うぃ!」
『此処は紫苑街。
名前の由来は、昼夜問わず、永遠に空が紫苑色で不気味だから。
そんな紫苑街には、大きなお城だけがぽつんと建っている。
お城の小屋には人を喰う悪魔の魂が封じてある御札がかけてある。
そんな御札は三十年に一度、勝手に取れちゃうんだって。
不思議なことに、その日には六人の若者が集められて、
悪魔の生贄になり、もう元の世界に帰ってこれないんだとか。
それも、六人のうちの一人は悪魔に憑かれて、残りの五人を喰ってしまう。
でも、一つだけ元の世界に戻る方法がある。
それは、悪魔に憑かれた人を火で炙ること。
普通の人をそこで炙ると死んでしまうけれど、
悪魔に憑かれた人だと、火に弱い悪魔が人の体内から出て、
無事に普通の人間に戻って火の外に出られるんだよ。
悪魔は夜にしか人を襲えない。
昼の間によく話し合って、悪魔を見つけてね。』
桃「...だって。」
青「あ、この街のルールみたいなのもあるで」
黒「ほんとや!俺読んでええ?」
赤「どんなのだろ...」
『ルール
【役職について】
「市民」
・市民陣営
・能力は特になし。
・悪魔を吊るす
「占い師」
・市民陣営
・夜の時間に、生存者の中から一人選択すると
市民陣営か悪魔かわかる
「騎士」
・市民陣営
・就寝時刻後に、生存者の中から一人援護することができる
「裏切り者」
・悪魔陣営
・占い師には市民陣営と表示される
・悪魔が誰かわかる
・悪魔を生存させる役割
「悪魔」
・悪魔陣営
・就寝時刻後に生存者の中から一人襲う
・裏切り者が誰かはわからない
【生活について】
「就寝、起床」
・朝は七時から八時に部屋から出て、
夜は十一時までに部屋に入る。
「食事」
・朝食 , 夕食は七時半〜八時半に、
昼食は十一時半〜十二時半に、食堂にて行う。
「夜の時間」
・午後九時〜九時十分まで占い師の能力発動。
・午後九時十分から三十分まで話し合い。
・話し合いの後、一分以内に悪魔に投票。
「就寝時刻後」
・十一時十分に悪魔は生贄を一人選択。
・ 〃 に騎士は援護する者を一人選択。
【その他】
・市民陣営が勝った場合、生贄にされた
人物は全員蘇生され、元の世界に戻る
・悪魔陣営が勝った場合、生贄にされた
人物は亡くなったまま。
悪魔陣営だった者は......??』
黒「ふぅ...思ったより説明長かったわ、笑」
白「まぁでも、ルールはほぼ人狼ゲームと同じってことやろ?」
水「でもさ、最後の一文気になるよね」
赤「うん、どうなるかわからないってこと、だよね、」
青「...で、俺等はどうすればええんや?」
桃「さぁ...」
?「聞こえるか。今回の生贄の者よ。」
桃「え...どっから声が!?」
?「私は|ゲームマスター《GM》。」
「今からお前らには生贄になってもらう。」
「ルールはさきほどの通りだ。」
水「これ...悪魔が勝ったらどうなるの、っ!!」
?「......さぁ。」
「それでは早速。
この城にはエレベーターがある。
一階はここ。話し合いや投票、食事をする。
二階は君たちの部屋がある。
部屋には風呂もトイレも、水分補給用の水やお茶もある。
物を壊さなければ好きに使ってくれて良い。」
白「わかった、けど...」
「人を殺すだなんて、できるわけないやん?
しかも、俺等が...w」
赤「そうだよね、笑
悪魔に憑かれた人が挙手すればすぐ終わるよ...笑」
?「それは無理だ。」
「少なくとも君たちは憑かれる。
悪魔になるからな。」
黒「やるしかないん?!」
青「そう、っぽいよな......」
?「一度、各自部屋に行きなさい。
自分の役職を確認するんだ。」
桃「......へぇ。結構スリル満点じゃん?笑」
赤「ない、くん...」
桃「これが本当かは知らないけど、」
「___やるからには本気で。」
桃「生きて帰ろう。」
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__午前十時。
悪夢の始まりの時間。