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死神アルバイト⑷
怜
謎の部屋に閉じ込められたカイとヒカル。果たして2人の運命は...!そしてソラは隠し扉を探索!
悪霊が指をパチンと鳴らす。瞬間、謎の部屋に閉じ込められていた。壁にはごーるでまってるよ。とひらがなで書いてあった。僕の目線の先にはアスレチックがあった。それは、とても長く、難しそうなものだ。「な、なんとかしてゴールしよう!」「な!」
その頃、ソラは隠し通路の扉を開けて、入っていった。
「くそっなんなんだよこのアスレ!!」怒り気味でヒカルが言う。「仕方ないだろ、ユイカを助けるためだ。」「それはそうだけど...」悔しげにヒカル。「見ろよ、こんなに長いのをやっていたらどのくらいの時間がかかるのか分からないじゃないか!」ヒカルがアスレチックの方を指差す。「そうだな。でもズルをしたとしても、結局はあの悪霊にスタート地点に戻されると思う。」「進むしかねぇってことだな。」「あぁ」アスレチックの下は毒になっており落ちればひとたまりもないだろう。まずはじめにあったのは、飛石だ。石と石を飛び移り、中継地点までいけば良いのだろう。「よし、いこう。」と僕。「うん。」ヒカルがうなずく。僕とヒカルは石に飛び移り、難なく第一ステージをクリアした。
一方で、ソラは「うぅ、怖いです...。」ソラは臆病な性格で、案内する時は意外と真面目なのだが、怖い雰囲気のところに行くとこうなる。「すごいところですね。蜘蛛の巣がいっぱい。」そう言いながら歩いていると..。「か、隠し扉!」地面に隠し扉があった。「は、入るしかないですね。」手で軽く押しただけで、簡単に開いた。下に行くための梯子を降りる。「!?」そこにはそこには沢山の薬剤が置いてあった。「こ、これは、ドラゴンの息?こんなものがあるなんて珍しいところですね。」そう言いながら、下げていた大きな鞄にドラゴンの息が入った瓶を入れた。カラン足に何かが当たる。見ると「あ、これって...。」また瓶が1つ。「神の恵み!これもまた珍しい。その隣には「人魚の鱗!すごい!こんなにきれいに残っているものは初めて見ました!」見つけたものを全て鞄に入れていく。調査が終わり、ソラは地下室をあとにした。
最後まで読んでくれてありがとうございます!ソラは優秀な、案内人です。臆病な一面もありますが、実は仲間の怪我を手当てしたり、一緒に何かをしたりととても優しい心の持ち主です。