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HiHi JetsはHiしか言いません。 #2
#2。
前回の続きです。
『この仕事なんかやりたくない、辞めたい、、、っ』
「優斗がいないと、楽しくないよ、、、」
「作間、」
「作ちゃん、?」
「さく、ま、、、、」
「、、、作ちゃん、こっち向いて。」
こっちを向かせ、優斗は作ちゃんのほっぺをばちっと潰した。
「|いひゃ《痛》っ、」
「駄目だよ、そんなこと言っちゃ。作ちゃんは、、、作間龍斗は、この仕事に誰よりも、才能があるでしょ。本気でしょ。俺なんかよりももっともっと、伸びていけるんだよ。だから、辞めないで。あと、、、」
そう言って、優斗は不器用に微笑む。
「これは、俺のわがままだけど。辛くなってくる時、帰ってくる場所は、いつでもお前らがいいし、HiHiがいいよ。言ったっしょ。俺は、井上瑞稀も、橋本涼も、猪狩蒼弥も、もちろん作間龍斗も、誰よりも大好きなんだから。HiHi Jetsが大好きだから。」
『お願い、俺の居場所、取っといて。』
「、、、わかった。」
「あ、コールやる?」
「ライブの最後の、あれ。」
ガリさんのいきなりの提案に、
「え、あれ?」
「いいじゃん、楽しいよ、絶対」
「でも近所と橋本父母に迷惑なるんじゃね?」
「あー、父さんと母さん今日いないし。大丈夫だろ。」
「まあいっか、今日ぐらい羽目外そうぜ。」
なんやかんや乗ってしまう、ノリよきJets。
いつものように、ガリさん主導で。
「これから言うこと全部に『HiHi』で答えろ!!分かったか!?」
「「「「HiHi!!」」」」
橋本「すぅ、はぁ、、、っ、それぞれの道進む準備できてんのか!!」
「「「「HiHi!!」」」」
猪狩「っ、、、!!永遠に、天下に轟く五人組でいられんのか!!」
「「「「HiHi!!」」」」
作間「ぅ、、、っ、これからも、、、伝説に成るために努力続けられんのか!!」
「「「「HiHi!!」」」」
髙橋「、、、うん。子どもだって笑われても、夢諦めずいれんのか!!」
「「「「HiHi!!」」」」
井上「俺らが一番!!HiHi Jetsを!!愛していられんのか!!!!!」
「「「「HiHi!!!!!」」」」
「じゃ、俺行くわ。」
「HiHi!!、、、じゃなかった。w」
「優斗。伝説、成ろうな。」
「もちろん。ならなきゃどーすんだよ、せっかく目標決めたんだから。」
「やぁだ、、、」
「はいはい、作ちゃんいやいやしないの。大丈夫だよ?」
「はしもっちゃん、俺ちっちゃい子じゃない!!」
「いやー、今の絶対幼児化だっただろ。ねえみずっくん?」
「優斗から幼児化っていう単語出てくるのがキモいんだけどww」
「ええ!?ひっどいなあみずっくんは〜」
「瑞稀くん最後まで辛辣だなw」
「どんまい優斗、瑞稀はそういうもん」
「、、、!!はしみずっ?」
「はいはいそーだね。」
最後まで変わらない。
装ってなんかない、心から笑顔が溢れる、あったかい世界。
そんな世界が生まれ続ける、
10月1日、午前0時30分。
HiHi Jetsの物語は、まだまだ終わらない。
あっという間に第一章みたいなものが終わってしまった。
次からぬるっと第二章、、、の前にアナストを一個入れようかなと。
誰目線になるかはちょっとあれですが、、、お楽しみに。
多分みずちかな。頑張って書きます。