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Bad ∞ End ∞ Night
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バルーン「はぁっ…はぁっ…!」
深い深い森の奥に 迷い込んだ村の娘
色あせた手紙を持って 夜の館に辿り着く…
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不気味な洋館の 壊れた扉を叩く
コンコンッ
バルーン「だ…誰かいませんかぁ?」
キィッ…
バルーン「ビクッ」
マッド「おやおやぁ?お困りですか?」
バルーン「あ…あの…」
マッド「どうぞどうぞ」
バルーン「わっ!」
東雲「アレ?オ客サン?」
ブラディ「本当ダ!」
ブラディ「ヨウソコ!」
東雲「不思議ノ館ヘ!」
メイ狐「あら!お客様ですか?」
メイ狐「お茶を召し上がれ♪」
皆々集まって
カーナ「わぁ!おきゃくさんだ!」
ラミー「ようこそいらっしゃいました!」
客人は「値踏み」をされる
ラミー「ふんふん…」
東雲「ジー(°▽°)」
バルーン「ちょっ…?」
主「…ふふっ」
主「でも、こうして会うのも何かの縁ですね」
ブラディ「!」
ブラディ「ナラ、パーティー!」
東雲「!」
東雲「パーティー!!」
「「歓迎しよう!」」
東雲「Hurry、HurrY!!」
マッド「ワインをついで」
メイ狐「どんちゃん どんちゃん♪」
カーナ「かんぱいしましょう!」
ブラディ「Are you readY?」
ラミー「準備はいい?」
「「さあ、始めよう!」」
バルーン「…え?」
君が主役の Crazy nighT
ワイン片手に洒落込んで
ほどよく酔いが回ったら
主「楽しくなってきちゃった?」
バルーン「…!うんっ!」
メイ狐「歌え♪」
マッド「踊れっ!」
ラミー「騒ごうよ!」
カーナ「すいもあまいもわすれてさ?」
東雲「気ガ狂ッチャウホドニ!」
ブラディ「楽シンジャエ」
「「「Happy☆nighT!」」」
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バルーン「はぁ…楽しかった!」
バルーン「んー…眠い…zzz」
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バルーン「ふわぁ…おはよう…ってあれ…?」
宴から一夜明け 「何か」がオカシイのです
バルーン「なん…で?」
眠って起きてみたけれど 一向に朝がこないのです
ブラディ「秘密ヲ…」
東雲「教エテアゲルヨ…?」
2人「時計ヲ見テゴラン…☆」
娘は怖くなり
秘密の部屋に逃げ込む
バルーン「逃げっ…逃げなきゃ…!」
重たい扉を開けたら其処は…
キィッ
バルーン「…は?」
ブラディ「Jesus」
東雲「jesuS!」
棺の山だった
ラミー「あらあら…」
主「見てしまったね…」
東雲「Danger!dangeR!!」
メイ狐「怖がらないで?♪」
ブラディ「Where are you goinG?」
マッド「どこに行くのです?」
「「「お待ちなさい♡」」」
バルーン「ッッッ!」
君が主役の Crazy nighT
台本どおりに進むのかい?
今宵はどうなる? EndinG
全てはそう、君次第さ
主「ほら?あなたの選択であなたの運命が決まるんですよ?」
探せ 探せ Happy enD
バルーン「どれが正解っ…?」
順番間違えたら終・わ・り♡
True enD は棺行き?
さあ、今夜も
「「「Bad ∞ End ∞ Night?」」」
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バルーン「どうしたら家に…」 __ブラディ「ネエネエ・・・?」__
バルーン「帰れるのかなぁ…?」 __東雲「遊ボウヨー!」__
マッド「舞台が…」 __カーナ「かえりたいの?」__
メイ狐「終われば…」 __東雲「チェー…」__
主「帰れる」 __マッド「おやおやぁ…?」__
ラミー「でしょう…?」 __メイ狐「ざーんねんっ♪」__
「Happy enD の鍵は…」 __東雲「アルノカナ・・・?」__ __主「時間だね」__
バルーン「どこに落ちているの?」 __ブラディ「時間ガナイヨ~?」__ __ラミー「どうするの?」__
「キラリと冷たく光る鍵…」
バルーン「…みーっつっけた」
バルーン「私が主役の Crazy nighT!」
ナイフ片手にしゃれこうべ
ほどよく振り回したら…
バルーン「楽しくなってきちゃった…♡」
バルーン「アッハッハッハッハッハッハ!!!」
主「逃げろ!」
ブラディ「逃ゲロ!」
メイ狐「一目散に!♪」
東雲「舞台、台詞モ」
ラミー「忘れてさ?」
カーナ「きがくるっちゃうほどに!」
マッド「壊してやれ」
「「「Bad ∞ End ∞ Night」」」
君が主役の Crazy nighT
キャストも舞台も無くなって
物語が終わったら さあ、みんなで帰りましょうか
__東雲「フフッ…!ドッコニー?♪」__
歌え!踊れ!騒ごうぜ!
酸いも甘いも忘れてさ?
バルーン「気が狂っちゃうほどに!」
楽しんじゃえ
「「「Bad ∞ End ∞ Night!」」」
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静かになった部屋の中 拍手を送る謎の影
??「今宵は良い舞台でした…」
手紙を拾って泣いていた