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「雨の記憶」-1-
雨がテーマの小説です。
あんまり文章を書くのが得意じゃないので
温かい目で見てください。
何気ない、いつも通りの朝。
学校に行こうと自分の部屋を出てすぐに
気絶したように突然ばたりと倒れた
倒れた理由は体に負荷をかけすぎたから。
ほとんどやすまずに動いていた体に蓄積された、疲れだった。
さっきまで、休むつもりなんて無かった
休む理由なんて何もなかった、はず。たぶん。
今まで自分の〝疲れた〟とか〝休みたい〟の感情を見ないふりして捨ててきたから。
これ以上動いたら壊れる、と体がストップをかけたのかもしれない
倒れたってことはもう、壊れているかもしれないけれど。
その日は朝からずっと雨が降っていた
登校中の小学生、中学生、
子供を学校に送り出し、買い物に行く人
今日も私の周りはいつも通りの日常が過ぎていく。
そんな風景の中で私だけがまた一人取り残されたみたいに感じた
布団の上でただ何もせずに雨音を聞いていた。
ずっとずっと遅れてばっかりだった。
みんなが10歩進んでいても私は6歩しか進めていない。
スタートラインは同じはずなのに...。
これ以上遅れてたら
もうおいつけない
あぁ、みんな先に行ってしまった
嫌だ、いやだ.............
頭がズキズキする。
時間が止まればいいのに
何度もそう願ったけれど止まるはずなんてない。
そんなの私が一番わかっている。
雨が降っていると、周りは普通に動いているけど
時間が流れるのが少しだけ遅く感じる。
このまま、止まってくれたらいいのに
きまぐれで続きを書きます