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公開中
幸福の副作用
白夢 かれん
心に深くメスが入ったはずなのに、少しも痛くならないのは… あの日からずっと、手術の麻酔がかかったままみたいだから― 「|辛い《つらい》のに、|辛く《いたく》ない」 そんな歪な静けさの中で 私は息をしている 思い出の中の君は、いつも優しくて… その笑顔が、今の私をじわじわと追い詰める― 「忘れたくないのに、忘れたい」 あんなに大切だったはずの幸せな日々が、 こんなに憎いと思うなんて…… 愛していた分だけ、今の孤独が鋭すぎる 温かな記憶は、冷たい呪いに変わっていく― この|病《恋》はきっと、不治の|病《恋》なんだ――― ――END――
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