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孤独の宗教 スバル
僕は不幸なんかじゃない。
絶対に。
し、それに気付けんほどの馬鹿でもない。
不幸でも幸福でもない、ただの一般人Sさ。
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いつからこうなってしまったんだろう。
嫌でも心に栓をすりゃ、
地味で微妙な痛みも苦みも、何も感じない。
そうやって生きてきた。
まあ、どうやっても、どうなっても
他人より満たされているのに変わりはなくて。
でも心のどこかは空白で。
そんな、よく分からない思考が夜中にぐるぐる巡っちゃって
もう破裂しそう。
超平均的安定思考の自称メンヘラ笑笑
健康寿命と精神異常は
|アナタのおかげ?《誰のせい?》
僕は孤独なんかじゃない。
だってほら、今も…僕の周りには人が集まる。
ね?この人達みんな、友達なんだ!
だから、全く孤独とは無縁なんだ。
そのはず。絶対に…うん。
そんなこととっくに分かってる。
でも、分かったとしても決して消えることのない
この愛の飢えを…今はどうしていようか。
嗚呼、叶うことなら君に騙されたい。騙されていたい。
この信じてやまない愛が、いつか偽りと知る日だってさ。
清く正しく|生きていこうな《偽ろうな》、僕。
これやって、あれやって…って
ずっとずっと引き受けてさ。
誰かのせいにはしたくないが
僕のせいでは決して無い。
でもさ…全部引き受けてたら僕が持たないよ?
いつか、壊れてしまう。
ねえ、僕のSOSに誰か気付いてよ。
そんな気持ちを紛らわすためなのか、
朝と夜で計2回。
薬を飲んでラクになる。
まあ、こんなんで変われるなんて馬鹿みたいだけど笑
こんな僕が嫌になって、もう消えたいって思った。
死にたいじゃなくて、消えたいって。
僕が此処にいたという証拠を消して
誰にも悟られず気にも留められず、
独りでこの世界からオサラバしたい。
って、思ってしまった。
こんな志向なのが、イケナイ理由なんだろうな。
薬もやめようと思った。
もう|手伝い《奴隷》も薬もやんないって決めた。
でも、何故だろうか。
気づいた時にはまた縋ってしまう。
もう何もできやしなくて
変わりたくても変われなくて
嗚呼、愛されてみたいな。一度でいいから。
いつも僕は、自分に言い聞かせる。
「死ぬよりはまだ良いでしょう?」
って。
でも、いつしか人の顔も声も、果ては自分の顔も声も見れなくなって。
最後に見たのは、クソな僕の瞳に映る、クソみたいな死の因。
君みたいな、天真爛漫で純粋なクソ野郎には
一生僕に納得はできないだろうね。
こんな生活とはかけ離れている
|お貴族様《超平民》の青年Sさん笑
おっさん目線で語られる恣意的意見も、
全部全部頭がおかしい。
変に綺麗事並べて、
表面の情報だけで物事を判断して
裏の裏にある情報には目も向けない。
そんな大人たちを、今はひたすらに憎みたい。
sd「スバルってさ、ずっと独りだよね」
何言ってんのさw僕はずっと誰かと一緒だよ?
孤独じゃないって何回も言ってるじゃん。
…だよね。
知ってるよ、そのぐらい。
出来の悪い僕だから、理解には時間がかかるけど。
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一度快楽を知ってしまうと二度と|こっち《現実》
には戻ってこれない。
でも、そんなの今更知ったって
フツウの日々には決して混じることはできない。
そんな事実を捻じ曲げ、流されてしまう。
そんな馬鹿みたいなことを望んでいる。
ハッピーエンドに向かう終電を乗り過ごさないように
着の身着のまま走っていこうぜ。
…まあ、乗り過ごしたからこんなことになってしまったんだろうけど。
僕に救いは無いんだ。
ずっとずっと独りで、笑って笑って、いつか壊れ果てていく。
それが決まった運命なんだろうね。
単純明快的青的寫眞追走中なんだよ、まだまだ。
純情さに軽蔑されないように生きていたい。
でも…でも。
夜に眠って、朝に起きて
それをずっと繰り返す。ただそれだけ。
最初は夢も希望もあったのに、ふと気づけばこんだけ。
だけど、その一つの「これだけ」にすべて捧げられたらどれだけ?
嗚呼、世界よ。
このクソで腑抜けな野郎を腹から笑ってくれ、頼むから。
僕は独りじゃない、孤独じゃない。
まったく孤独じゃない…のにな。
もう何も感じないや。
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R.I.P.
僕は孤独じゃない。
これは幻覚だってわかってる。
でも、もう現実には戻れない。
今更戻ってももう遅い。
だから、孤独じゃないと
分かっていても…わかっても決して消えない愛の飢えを
誰か、誰か…埋めてくれ。
君で良いから、アナタで良いから。
何を使ってもいい、何をしてもいいから。
誰か、誰か助けて…
|世間《現実》と自分の鎖がバラバラになる。
そんな日がもしも来るなら。
君と永遠に一緒にいたい。
幻覚でも現実でもいいから。
君が唯一、孤独を埋められる存在なんだ。
もう、終わりにしよう。
現実に僕…いや、「スバル」の居場所はない。
だから、現実じゃないどこかの世界の「スバル」と
二人で楽しく堕ちていこうぜ。
よくわからん世界観になってしまった…
まあ補足すると
・スバルは、現実から目を背けるために薬を飲んだ。まあODですね、簡単に言うと。
・その作用からか、自ら望んだもの…つまり孤独から抜け出すことを幻覚として見ていて、
シドの「独り」に対しあそこまで否定的になっていたのはそういうことです。
唯一の味方であったシドはそのことに気づいており、現実に引き戻そうとした。
・「アナタのおかげ?」ってあったと思うんですが、「アナタ」はスカルのことですね。
スバルから見たら、一般人が貴族に見える…自身がとても貧しいから。
最初は純粋な関心というか…興味を持った、くらいだったんですが、
いつしかそれが妬みに変わってしまった。
その妬みから色んな感情が溢れて精神異常を引き起こした。
だからアナタのおかげ、って言ってるんですね。
・「二人楽しく堕ちていこうぜ」は、幻覚で見ていた友達…現実世界じゃないもう一人の自分とずっと一緒にいようという…依存?なんですかね。まあそれで、もう手が打てないほどの重症になってしまったスバルは現実に戻らず、幻覚をずっと見続けることを選んだんです。
だから、ずっと一緒にいれる…ずっと夢を見れるように、もうひとりの自分と一緒に落ちる…つまり飛び降りをしてしまった、というね。
まあ実際は一人で落ちているんですが。
その後はご想像にお任せします。
永遠に自分と居られるようになったのか
仮に助かって幻覚から抜け出せたのか
幻覚が見れなくなり自分が居らず、違う意味で堕ちてしまったのか
想像が膨らみそうですね。
お好きなように解釈してもらって結構です。
よければ考察とかお待ちしてます!
長くなってしまいすみません!
そんじゃ、おつりんご~🍎