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誰も知らないよ9
閲覧注意⚠︎
暴言病み多め
「僕が薬あげると思う!?」
「思う」
「なんで?」
「私を救ってよ!薬買うだけで救えるんだよ!?」
「君に生きてほしいんだよ。」
「やだ。もうこれ以上…苦しくなりたくないの」
彼女たちは言い合いを続ける。
「生きるって方法で救ってあげたい。どうすればいいのか教えてよ」
「……。死にたい。」
「それでもいい。とりあえずでも。なんでも…生きてよ。僕は君が必要。」
彼は冷静な口調を続ける。
「必要…?」
「うん。僕は誰かを救いたい。同じような立場にあってる人。その人の道を照らしたい。」
「自己満足じゃん。…あ、ごめんなさい…、つい」
「僕を裏切るの?でも僕は君をおいてはいけない。」
「…ごめんなさい…。でも…私だって…」
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彼女の脳内
死にたい苦しい消えたいもう無理全てを諦めたい薬ください早く死にたいよなんで私だけこんなこと考えなくちゃいけないのでも私愚か者だしそう思うのも当然もっと辛くならなきゃでもやっぱやだ逃げたい逃げちゃダメ諦めちゃダメほんとは行きたい苦しい消えたいつらいつらいもっと愛してよ私を珍重してよ
みんなはもっと大切にされてるえいや自分もこれで十分不満持っちゃいけない幸せ幸せ幸せ幸せ今私すっごく幸せあーーーーーーでもやっぱり無理なんだよ苦しいこれからもどうせ暗い道をいく意味はあるの?もう無理辛い私なんていたって変わらないし消えた方がマシ誰か私を消してでも救ってもう嫌だ全て逃げたいみんな私に死んでほしいって思ってるんだよその願い叶えようよねぇもうやだいや消えたい死にたいオーバードーズできたらなこの意気地無しお兄さんにも迷惑かけてもう私なんて生きてるだけで迷惑な邪魔者
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「ごめんなさい…。」
「いいんだよ…。君だって辛いんだから。わかってあげられなくてごめんね。」
続く