公開中
#2 自然の秘密
夢っていいよね(?)
夢からのスタートです!
それでは、お話の世界へレッツゴー!
〜夢。in らら〜
ここはとある秘密の花園。
ららと動物たちしかいないとってもメルヘンな場所なのです。
今日もみんなでお花を愛でます。
「らら…らら…」
「だ〜れ?」
私は動物さん達と話す時と同じように聞き返した。
ららは花冠作りでまともに話していない。
「やっと、安定に通信できましたわ。
私は魔法界の女王兼、魔法科学校の校長です。」
「へ〜、、、え!?」
その瞬間、花園が消えた。
その代わりに水面に写ったとても美人な人が現れた。
「初めまして、らら。
先ほど言った通り、
魔法界の女王兼、魔法科学校の校長です。」
「魔法界…? 魔法科学校…?」
「始めてのことで戸惑いもあるかとおもいますg((」
「え、私選ばれたの?? イェーイ!
やっぱり、魔法は本当にあったんだ!
どういう系? 世界を救うってまさか魔法使いプ⚪︎キュア展開?
いや、おジャ魔女⚪︎レミ的な?
どれも最高だけど…どれなの?」
ららの目はキラキラしている。
「全て違います。というかなんですか魔法使いプ⚪︎キュアだの、
おジャ魔女⚪︎レミって…
とにかく今は危機的状況なのです!
学園長からは話ありましたよね?」
「話?
なんのこと?」
ポカーン…。
「全く、あの人はこれだから…」
ん? なんか怒ってる?
何か手違いがあったのかな?
「仕方ありません、私から話します。
ららは“自然”が何か知っていますか?」
「自然? 人が関わっていないものだっけ?」
「人間界ではそう伝われていますね。
ですが、全て選ばれし魔法使い達による魔法だったのです。
人間が誕生するより前から魔法界は存在していました。
魔法使いは人間と違って毎年亡くなった数だけ誕生するようになっています。
ですが、ある年の子供の数が一人多かったのです。
しかも、生まれながら必ず持っている魔力をその子供は持っていませんでした。
もちろん、その子供の親は魔法使いです。
これは緊急事態です。
偉い魔法使いの会議で別の世界を作り、そこで暮らせることに決まりました。
これが人類の誕生です。
ですが、さすがに何もないところでは住んでいけません。
親の魔法使いが住めるように姿を隠して魔法で援助していました。
そして、今の人間界が出来上がったのです。
そう、自然に起きていること=魔法ということになります。
でも、さすがに何億年も親は長生きできません。
なので、長い間『魔法使いの見習い』という学校でそのもの達の育成をしてきました。
そこで、来年の候補生であるららを呼びに来たのです。」
「人間である私関係なく無い?
それに、今はこの学校に通わないといけないし…」
「いえ、そのことは大丈夫です。
この天空学園は姉妹校なので魔法使いに選ばれたものは自動的にこの学校へ入学です。
公には出せないため、ららは天空学園を卒業したことになりますが」
「でも、私魔法使ったこと無いし魔力も無いって。」
「そんなことはありません。
今は発動していないだけである…ない!?」
「え?何?」
「いや、ららの魔力を測定したら“ゼロ”って数値が出て…」
「ほら、やっぱり私は人間だよ?
魔力なんてあるわけないよ〜」
「そんなはずは、確かに水晶に出たのに。」
「壊れてんじゃない?」
「そんなはずはないです、魔法界では壊れることなんて歴史上ありません。」
ものすごく、慌てている。
「せっかく、一年もかけてこの学校に来させたのに〜(泣)」
え、どうしよ泣いてる。
「でも、私は候補生なんでしょ?
なら私以外の人かもしれないじゃない。
その[自然の魔法使い]は。」
まだ何人かいるはず。
「ダメなんですぅ(泣)
水晶に出たことは絶対。
掟破りなことはできません!
とりあえず、魔法界に来てもらいます。」
「魔法界!? 」
わくわく!
「遊びに行くわけじゃないんですよ!
あと、このことは人間には内密に。
とりあえず、夢を解きます。」
「ぁま…ぁん、天川さん!」
〜現実。〜
「天川さん、起きて!」
「はっ!ここは?」
「入学式に寝るなんて…
やっぱりおもしろいわね。
私、花園かれんよ。
よろしく、あなたは?」
「え、私は天川ららです。
怒らないで( ;∀;)」
「怒る? なぜ?」
「寝てたからだよ。問題児なんでしょ?」
「私は怒る立場じゃないわ。
怒るとしたら先生よ。
ってみんな寮の説明に行ったわよ。
私たちも行きましょ。」
「うん、これからよろしくね!
かれんちゃん!」
かれんちゃんと同じ部屋でよかったね、らら。
いいな〜、ララも寮入りたい!!
誰か一緒に入ろ?
感想待ってます!
誤字ってたりしたら言ってね?
ファンレター欲しいな(*´꒳`*)