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東方陽月復進 2初めての弾幕と誰か
上野 星華
「陽、着いたわよ。紅魔館に」
「あっか!!」
びびった~!
いや赤すぎだろ。この館。
いや赤すぎだろ。この館。(2回目
「赤いよな~。私も初めてここに来た時はそう思ったぜ。今はもう慣れたが…」
魔理沙さんが共感してくれる。
そうだよね!!!赤いですよね!!
「ま、さっさと行きましょう」
霊夢さんは、切り替えて、スタスタと数歩歩き、問に手を伸ばす。
………………………………(。´・ω・)ん?
え?…あれ?
…………あのー。
「霊夢さん。魔理沙さん、あの門番は?」
霊夢さんがしれっと、異常なし!って顔で進んでるけど、あの門番は?!
「あー、美鈴ね。紅 美鈴。いつも通り寝てるわね」
「そうだな」
魔理沙さんも共感してる!?
「いつも通り………………マジか」
俺たちは、気を取り直し、門を通り、館に入る。
うわ、誰もいないな。
ってか広!!!
と思っているとー
「うわ!急に目の前に人間が!」
いつの間にか目の前にメイド服の人間がいたのだ。
「はじめまして。十六夜 咲夜です。ここ、紅魔館のメイド長を務めさせてもらっています。お嬢様がお待ちです。そこの階段の上の部屋にお嬢様がいらっしゃいます。…ところで霊夢、美鈴は起きてた??」
うわっ。
凄い怖いぞ、美鈴さんが起きてたか質問してた時の咲夜さん顔。
ってか、どうやって俺の目の前に来たんだ?瞬間移動てきなのか
「起きてなかったわ。」
霊夢さんが呆れた顔で言う。
美鈴さん、どーなるんだろ。
「そう。」
咲夜さんは、冷めきった目でナイフを取り外へ出る。
「ハハハハハ」
俺は苦笑いで咲夜さんを見届ける。
「さ、陽、行くわよ」
「は、はい」
俺はさっきの咲夜さんを見て、緊張しながらも、霊夢と一緒にその、お嬢様(?)に会いに行った。
その途中ー
「え!?咲夜さん!?いつもまnーぎゃあああ~!!!!ぐあっ、がはっ…」
あ、美鈴さんやられちゃったんだ。
っていうか、咲夜さん、美鈴さんになにをしたの!?
どんな世界なんだよ!ここ!
何がおこっていたのかメチャクチャ気になるけど、まずはそのお嬢様(?)に会いに行かないと。
俺はそのお嬢様のいる部屋のドアの前に立つ。
深呼吸。
………………
~カチャ~(ドアを開けた音)
「ごきげんよう、私はレミリア・スカーレット。ここ、紅魔館の主よ。よろしくね」
「よろしくお願いします。そうそう、俺の名前h-」
「そうそう、陽。自己紹介はいらないわ。私は運命を”見ていた”から」
え?どういうことだ?
「レミリアの能力はな、運命を操る程度の能力なんだぜ!!」
「へえー」
俺が適当に相槌を打つ。
さっきから急展開過ぎて、もう驚かなくなってきた………………
「なるほどね。魔力は…なのに、霊力がってことね」
レミリアさんが言う。
「そーいうこと」
3人が真剣な顔で話してるのですが…
「あの、お、俺全然話についていけないんですが…」
「ついてこなくていいのぜ」
そんな魔理沙さんの言葉に、え?と思っていたら、レミリアさんと霊夢さんもそれにうなずいた。
「そうそう、陽。ここ幻想郷に来る前、何してた??」
レミリアさんの質問に淡々と答えていく。
「和菓子巡りの旅に出て、俺は満員電車に乗って、電車を降りたら人とぶつかってそしたら幻想郷に来てた。」
そして、レミリアさんが目を細めて言う。
「………………そう。……咲夜。その子の腕試しを。」
「分かりました。………………雨水様、今から弾幕ごっこをしましょう。」
急で変な提案に戸惑いつつ、俺は質問する。
「だ、んまく?」
「弾幕とは、まあ、当たると痛いやつ玉で、それをバンバン出していって、相手をひんしにさせた方の勝ちというのが弾幕ごっこです。まあ、スポーツ感覚でやるといいですよ。」
「え??痛いの!?それをスポーツ感覚で!?」
「はい。」
咲夜が淡々と話していく。
「ええ………………(引き」
「幻想郷は大体そんなものですよ。」
………………………………
「本当にダメな所に来ちゃったな…」
「ま、始めますよ。」
「え、え、ちょ、ちょっと!?」
俺が戸惑っていると咲夜さんが距離を縮めてきた。
『陽!ジャンプ!!!』
脳内に声が流れる。知らない人の声が。
え!?と思った直後、どういう事だ?と考え出そうと思っていたが…
「考える前に動く!!」
なんとなくジャンプしてみるとー
~シュン~
「………………え?」
俺がジャンプすると、光った玉が自分の足元を通りすぎたのだ。
「こっっっっわ!」
『まず、弾幕の打ち方教えるから』
「はい?!」
マジでお前誰??ってか、急展開すぎだって!!
まあ、考えるまえに動く!!
『陽は初心者だから…まず手を温めて』
俺は言われたとうり、手を握りしめて温める。
『そのあと、力を外に出す感じで、その力を丸くするイメージをしたら、ばーん!って押す感じで。』
「う、うん?」
説明力ないなあー。
そう思いつつも、なんとなくで言われた通りにしてみる。
それを、丸めて…
「え、ええええええええええええええええええええええええええ!?」
俺は驚いた。だって、だって。
自分の手から弾幕が出ているのだから。
しかし、昨夜さんの方が何枚も上手で、弾幕がドンドン当たっていく。
…どうしよう
『お願い、今は弱い感じにふるまっといて』
ええええ!?分かったけど、どういう?こtー
何故か急にプツンと意識が途切れた。
『はあ。話が複雑になってきた。…ここから、どうしようか。』
うっわああ★(何言ってんだこいつ
今回急展開過ぎて、読者様を置いていきそう………