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神様が、人間界で。 4試験開始
上野 星華
他の巻も見てね★
うえーい
「静かに!!」
ピンクの髪色の人が言う。
そして、ざわついていた体育館が、急に静かになる。
「申し遅れました。私は学園長の西行寺幽々子と言います。よろしくお願いします。」
とピンクの髪色のひとが言う。
「えー、早速ですが、第一試験を行っていきたいと思います。」
「この学園のAランクの博麗霊夢さんと、Cランクの結華さんと、Eランクの霧雨魔理沙さんが鬼になってもらって、鬼ごをしていきたいと思います。タッチされたら入学出来ませんというかんじです。
逃げれる範囲はこの体育館だけです。」
350人ぐらいの人がいるが、この体育館がすごく広いから、人多くて走れないってのはないと思う。
「タッチされた人はすぐに体育館から出てください。
タッチされたら手のひらに脱落ってペンで書かれますから、出なくても、わかっちゃいますからね。」
なるほど。
まあ、テレポートでなんとかするか。
「8分間、頑張って逃げてください!よーいスタート!」
まあ、テレポートするだけだから、鬼を目で追ってくだけでいい。
簡単な仕事だな。
とかいろいろ考えていたらもう30秒が経過していた。
どんどん人が減っていく。
特に博麗霊夢がジャンジャンタッチしていってる。
そういえば、博麗霊夢がAランクとかって言ってたな。
「次はあんたの番よ。」
霊夢が急に近づく。
「テレポート」
俺はテレポートをする。
そうするとまた、博麗霊夢が近づく。
「テレポート」
テレポート、テレポート、テレポート、テレポート、テレポート、テレポート、テレポート。
「あ、あんた。いい加減にしなさいよ。」
ぜえぜえと息をみだしながら言う。
なんか怒られた。
「おい、霊夢。もう2分きったぜ?他の人のとこ行かないとつかまんなくね?」
「…………そうね。じゃあ。」
博麗霊夢は俺をにらみつけてから行った。
気づいたら、もう人は40人ぐらいになっていた。
しかし、もっと人が減っていく。
っ!!気配!
俺が背後を見る。
「くそ~!ばれちまった」
あいつが、霧雨魔理沙か。
危な!怖すぎ。背後。
…………少し移動しよう。
「テレポート」
………………………………ひま!
43秒、42,41,40,39,38。
あ、ユアは脱落してないよな?
………よし。脱落してなさそう。
って、もう13人!?
14秒だ。
ふああ。
眠。
ウトウトしていると、霧雨魔理沙が俺に手を伸ばしてくる。
やっべ。
俺が右にくるりとまわりよけるとーー
~どすーん~
「あいたたたた」
魔理沙がこけた。
「ダイジョーブか?」
「おう」
「終了、終了」
幽々子の声で、俺と魔理沙がΣ(゚□゚;)ハッとする。
終わったか。
「皆さん、おめでとうございます!その場で座りましょう。
少し第二試験について話します。
第二試験ではランクを決めます。強さによって、ランクが変わります。
E,D,C,B,A,S、ランクがあり、Sに近い方が豪華な寮になります。」
「まあ、4日後に会いましょう!では、解散!!」
俺は、ユアのもとに行き、ペチャクチャと喋りながら帰った。
そして、第二試験試験の日はあっという間に来た。
「八神様!手加減ですよ!!」
「オッケー」
問を通りながら喋る。
ユアが博麗霊夢が俺を追いかけているのを見たらしいんだか、
なんか、あまりにも博麗霊夢が可哀想だったらしい。
だから、手加減しなさいって言われまくった。
(;´д`)トホホ……………………
2回目の体育館に着いた。
「お集まりいただきありがとうございます。第二試験はこの水晶を思いっきり割ってください。
そうすると、水晶に着いている機械が強さを示しますので。」
そう言って、幽々子が水晶を上に持ち上げる。
綺麗な水晶だな……………。
「では、一列にならんでください。」
そう言われて、俺たちは一列にならんだ。
人は13人。
「前から順に割っていってください。」
と幽々子が言う。
不思議なことに割れてもすぐになおる。
そして、みんなの数値を確認していく。
「大体50くらいか。」
みんなが次々と割っていく。
もう俺のばんだ。
手加減して、手加減して、でた数値はーー
「40だー!」
そこそこのラインだろう。
俺の次のユアも40みたいだ。
ユアの後ろには4人しかいなくて、すぐに第二試験が終わった。
「お疲れ様でした。さて、お待ちかねのランク発表です!
Eランク!斉藤さん、大川さん、林さん、Dランクは塩田さん。
Cランク!魂魄妖夢さん、フランドール・スカーレットさん、八神さん、|天川《あまかわ》さんです!
Bランク!天野さん、如月さん、七瀬さん。
Aランク以上は、初めてのランクテストでは取れません。今日がイマイチな結果でも、2ヶ月に一度ランクテストがあるので次!頑張ってください。
そして、寮のカギと校内地図を渡します。」
天川というのはユアのことだ。ユアには苗字がない。そもそも天界に苗字を持っている人が少ない。俺みたいな強い奴にはあるがな。だからユアには適当に苗字をつけておいた。
第一試験後に幽々子が電話で名前を聞いて来たんだ。
人間じゃないってしればどーなるか………
そう考えるていると、幽々子がカギを渡してくれた。
俺は502号室か、なんかホテルみたいだな。
「私、502号室です!八神様はーーって、同じ!?やった~!」
「え!?ほんとか!?やったっ!!」
俺たちは喜びながら寮へ向かった。