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獣人の国.
白騎士様が獣人の国へ行くおはなし
中身はないのでほぼコメディだと思ってください
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「んで行かなきゃなんねぇんだよ、、、」
「アキト、嫌そうな顔をするんじゃない!」
「別に外交なんてオレ達じゃなくたって良いだろ、!」
「王子様の命令だからしょうがないよ ボクだって嫌なんだから」
「ミズキまでそんなことを言うな!」
「そんなこと言って~、 どうせツカサ団長も嫌々来たんでしょ?」
「他の国と仲良くするのはいいことではないか!」
「それに、仲良くしておけば戦争のリスクも減るしな!!」
「そりゃそうっすけど、 でもなんでオレ達?」
「王子様が『偶にはこういうのもいいだろ』ってさ」
「なんだその理由…」
「まぁまぁ、もう何でもいいでしょ こうやって出向いてる訳だしさ」
「アキト、ミズキ! 無駄話してないで早く向かうぞ!!」
「、ハーイ」
「、サーセン」
--- ~ 獣人の国 ~ ---
「ここ、か」
「森の中の地下にあるなんて分かんないよ~」
「姫様が待っているみたいだからな、 行くぞお前ら!」
「…ツカサ団長もう少し声小さくなりません、?」
「何故だ? 別にうるさくないだろう?」
「ほら、獣人って耳が良いじゃないですか」
「今の声量のままだと刺激しちまうというか、、」
「……、そうだったな すまん、以後気を付ける」
『あれ、、お客様ですか?』
「__っ、!! 犬、、!?__」
「嗚呼そうだ、 森の外れにある国の者だ」
『あ、!そうだったんですか! ようこそお越しくださいました』
『お嬢様の所まで案内させていただきますね!』
「有り難うございます、! 失礼ですが、お名前は?」
『わたしはお嬢様に仕えているホナミといいます』
「ホナミさん、、 オレは騎士団長のツカサです」
「コッチのポニーテールのがミズキで、その後ろのがアキトです」
『ツカサ様にミズキ様、アキト様ですね!』
「はい! その、お嬢様は………」
「…………」
「…あのさ?」
「んだよ、」
「さっきからボクの後ろにいるのは何で?」
「……、」
「……犬、苦手?」
「それ以上何も聞くな…」
「あー、、うん」
「なんか、ごめんね」
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『今お嬢様をお呼びしますのでこちらにお掛けになってお待ちください!』
「ありがとうございます!」
「……、どーも」
パタン、
「アキトくん、もうビクビクしなくていいんじゃない?w」
「余計なお世話だ、、!」
「む?アキト何かあったのか?」
「あ、ツカサだんちょ~ アキトくんが~」
「言わなくていい!!つーかゼッテェ言うな!!!」
『ウルサイですよ、騎士様方』
「あっ、スイマセン、、」
「__怒られちゃったね~w__」
「__ウッセェ、少しは黙れ__」
『ミミが敏感な方も居られるので気を付けてください』
「お嬢様、ご無礼をして申し訳ございません、」
「アキトにはしっかり注意を…」
『、、? ツカサ様、勘違いをなさっています?』
「ぁ、ホナミさん 勘違い、ですか?」
『そちらに立っているのはお嬢様の側近のリンちゃんです』
「側近なの、?!」
「じゃあお嬢様はどこに、、?」
『はぁ、、 最初からわたしの持つカゴの中に居られますケド』
「籠……ですか、?」
『お嬢様は敏感なので高い音や声は出さないで下さいね』
『特にソコのお二人』
「「 気を付けます、、 」」
『ねーねーホナミちゃん、あたしもう出ていーいー?』
『籠の中で座ってるだけってつまんないよ~、、』
『机まで移動させなくて平気ですか?』
『リンちゃんは心配しすぎ!』
『防護魔法くらい張れるし、浮遊魔法も召喚魔法も使えるんだよ?』
『ごめんなさい、、』
「……ネズミの、、獣人ですか、?」
『うん!エムっていうんだ~!』
『…ツカサくんとー、アキトくんとー、ミズキちゃんだね! いらっしゃい!』
『ねぇねぇ、今日は何で来たのー?』
「あー、えっと、王子様に頼まれて、、」
『ふーん? アキトくん犬苦手みたいだけどだいじょうぶだった?』
「なっ、?!」
『えっ!!?』
「何で分かったんすか、!」
『ふふん、!生まれつき隠し事が分かるんだ~♪』
「アキトお前、、、」
「ちょ、なんすかその憐みの目は!!」
『あ、あの、あのっ! わたし席外したほうがいいですかね?!』
『ホナミ、アキト、静かに 二人共摘まみ出されたいですか』
「スイマセン、、」
『すみません、、』
『ミズキちゃんは~、、 魔法がつかえるんだ!』
「、! ミズキ、そうなのか?」
「ま、まぁ……」
「なら、何故騎士団に、?」
「……憧れがあって、どーしても入りたくて、、」
『う~ん、、あ! 魔法の使える騎士様になったらとーっても強いんじゃない!?』
『あたし、ミズキちゃんに魔法のお稽古つけたい!』
『え!?!お嬢様、会ったばかりの者にそれは、!!』
『リンちゃーん?あたし子供じゃないよー?』
「ミズキの意思はどうなんだ?」
「ボクは、、」
「お嬢様に稽古つけてもらいたいな、、」
「ん、なら、 帰って王子に報告だな」
『え、もう帰っちゃうの、、?』
「生憎、挨拶が終わったら直ぐに戻ってこいと言われてまして、、」
『そっかぁ、じゃあ王子様の許可が出たらおしえてね!』
『リンちゃんと迎えに行くから!』
「良いのでしょうか、?」
『うん!あたしが早く会いたくて待ちきれないから、、』
「、良かったなミズキ」
「それでは、オレ達はこれで」
『ばいば~い!またきてね!』
--- - 帰り道 - ---
「桃色の髪しててカワイイお嬢様だったな~」
「犬苦手なのバラされたの地味にショックなんだけど、」
「その件は聞かなかったことにしておこう、、」
「アキトくん可哀想だったからね、__ホナミちゃんに飛び火してたけど、、__」
「……どーも」
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どうだったでしょうか!
結構わちゃわちゃしてて書きやすかったです
ではまた次回の作品で_♪
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