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叶月幼稚園りんご組のようす #1
どこか安心するような小説を目指します!!!
自主企画参加みなさんありがとうございます!!
自主企画まだ開催中だけど早く書いちゃう!!!
「荒川桜」ちゃんは僕のオリキャラだよ〜
労力めっちゃ消費するので投稿頻度飛ぶ可能性もあります…ごめんなさい………
「叶月幼稚園」は、都内のとある公共高層マンションの3階に位置する幼稚園。
叶月幼稚園には0歳児から5歳児までが入れる。
そのうち…4歳児クラスは2クラスに分かれているのだ。
4歳児クラスは通常、ぶどう組だ。
だが、もう一つの4歳児クラス「りんご組」のメンツは…
みんな「天才」なのである!!!!
なので先生たちの負担も減るが…
いろんなベクトルの天才がいるので、クラスはいつも破天荒!!
通常、子供には現実を突きつけるものではないが…
こんな天才たちにこそ、厳しい現実を突きつける先生たち!!
対するは、人生何周目だってくらいの天才級の4歳児!!!!!
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???「|朱莉《あかり》先生、おはようございます」
朱莉先生「おはようございま〜す、|桜《さくら》ちゃん!」
桜「…はい。今日は人数少ないですね。」
朱莉先生「もともと少ないけどね。今日は何人かお休みの子がいるからね〜
桜ちゃんが来るの早いからでしょ〜」
朱莉先生(はぁ…ほんと、りんご組って言い渡された時はどうなるかと
思ってたけど、落ち着いてる子もいるのね。)
〈荒川 桜 あらかわ さくら 4歳 女の子。〉
〈言葉攻めの天才。〉
〈身長92cm、体重13kgと小柄である。〉
〈りんご組の中ではかなり落ち着いている。〉
〈だが、キレると喉が爆ぜるほどに言葉攻めし、器物を破損する。〉
〈表上はカタブツ系だが話してみればフレンドリー。〉
〈花咲 朱莉 はなさき あかり 25歳 女性。〉
〈りんご組の先生。〉
〈身長160cm、体重40kgと小柄である。〉
〈子供を黙らせるのが特技。〉
〈本人はただ注意しただけだと思っているが…〉
〈子供からすると…増してや多分大人でもガチで怖い。〉
???「おはよーございまーす!」
朱莉先生「おはようございま〜す」
桜は何かを察して部屋を出た。
???「あ!…桜ちゃんって、俺がいつも来るとどっか行っちゃうんだよなぁ~
なんでだろ?」
朱莉先生「|楓璃《ふうり》くん…あのね?前も言ったけど、楓璃くんが
毎回、りんご組に来るとき、潰した虫さん持ってくるからだよ。
桜ちゃんはね、潰された虫さんが怖いんだよ。先生も怖い…。」
〈静乃 楓璃 しずの ふうり 4歳 男の子。〉
〈ヴァイオリンの天才。〉
〈身長115cm、体重17kgと大きめ。〉
〈ヴァイオリンにマイクをつけて爆音で流したり、〉
〈今回のように、潰した虫を持ってきたりと、よく問題行動をする。〉
〈だが、ヴァイオリンに関して天才級であるのは、紛れもない事実である。〉
楓璃「そうなの?ふ~ん…、そんなことより…せんせー見てー!ムシ!」
朱莉先生「いやぁぁぁぁあああああああ!!!!!!」
桜はりんご組の部屋のすぐ近くにあるトイレの個室に隠れていた。
そこからでも朱莉先生の悲鳴が聞こえた。
桜(ごめんね朱莉先生…しつけの為には潰された虫もやっぱり見なくちゃ
ならないんだよなぁ…でも私だったら無理…。
しばらくはここにいよう…)
~2分後~
桜(そろそろいいかな?)
ガチャンコ
???「あっ!桜ちゃん!おはよ~」
桜「あ、おはよ、|結乃《ゆの》ちゃん!」
結乃「桜ちゃんいつも早いね~!結乃、まだねむたい~。」
桜「そっか…。さっき楓璃くん来たよ。早くみんな来ないかな…」
結乃「そうだね!早くみんなと遊びたい!今日は~、お人形さん遊びする?」
桜「いいね~」
〈清欄 結乃 せいら ゆの 4歳 女の子。〉
〈頼みごとをすると一瞬で終わらせる天才。〉
〈身長105cm、体重15kgと平均的。〉
〈優しい親のもとで生まれたため、たくさん甘やかされて育った。〉
〈なにかができると褒めてもらえるので、続けていたうちに…〉
〈何でもすぐにこなせる、シゴデキな4歳児となった。〉
ガチャンコ
結乃「先生おはよ~」
桜「ただいま戻りました~」
朱莉先生「おはよう!あ、二人ともちゃんと名札付けてね?」
楓璃「あ、名札忘れてた!付けよ。」
朱莉先生「っていうか…三人とも、来るの早いね~。まだ7時半だよ?
来るのは、8時からでいいのに。」
結乃「だってだって、早く遊びたいもん!」
桜「早起きしてしまったので、行くしかありませんでした。いつもそうですけど」
楓璃「俺は……わかんない!」
朱莉先生「そっか^^」
???「おはようございまーすっ、あ、もう来てるんだね、早いね~」
朱莉先生「おはよう、|破恋《はれん》先生。」
破恋先生「あ、どーも朱莉先生。」
結乃「破恋先生って、若くてかわいいよね…」コソコソ
桜「だね~。」
破恋先生「!?」
破恋先生(やっべ…なんか…やっぱ、先生になるんなら、ぶどう組のほうが
よかったのかもね…《《嘘がばれちゃう》》から…
でも、ここはここで悪くはないか…!)
〈蓮明寺 破恋 れんみょうじ はれん 22歳 女性。〉
〈りんご組の先生。〉
〈身長165cm、体重44kgと大きめ。〉
〈実は一つの秘密を隠しているが、未だバレてはいない。〉
〈姉に絶妙に嫌味っぽいことを言われ、それ以来姉が苦手。〉
〈笛を上手に吹くことと、読み聞かせが特技である。〉
破恋先生「ふぅ…びっくりした。」小声
楓璃「?」
破恋先生「あ、いや、なんでもないよ!」
楓璃「ふーん…わかった!」
???「あ…おはようございます」
破恋先生「おはよう|影《かげ》くん!」
〈薄 影 すすき かげ 4歳 男の子。〉
〈知識の天才。〉
〈身長110.1cm、体重18.4kgと大きめ。〉
〈大人でも知らないような難しい言葉も簡単にしゃべる秀才である。〉
〈その秘訣は、幼いころからの英才教育。〉
〈だがそれと引き換えて、”愛とは何か”を知らないため、孤独を好む。〉
影「はぁ…早く来すぎましたね。時間が無駄になってしまう…」
朱莉先生「あっ!影君、名札付けなきゃ!」
影「あの…すみません、朱莉先生。」
朱莉先生「?」
影「名札ってつける意味…あります?」
朱莉先生「あ。確…かに。」
結乃「たしかに!」
楓璃「言われて…みればそうかも?」
桜(やっぱ感づいてたけど、影君って頭いいよな…今更感あるけど)
破恋先生「あのね、楓璃君?園長先生にね、これは付けなきゃ
いけないよ~…って、言われてるから、ねっ?」
影「園長先生も何言ってるかわかりませんね。別に名前がわからない
わけでもないのに。この幼稚園はしばらく新任の先生も入っていない
はずです。新任が見分けつかないからつけるんだったら、
まだわかりますけど。馬鹿なんですか?」
桜「それに、名札なんてないほうがあなたたちの記憶力とかも
鍛えられるんじゃないんですかね?失礼な気もしますけど、
あなたたちの記憶力もとい脳は、年々衰えていく傾向にあります。
そのためにも…ねえ?それに、名札を廃止することで、
費用も労力も抑えられますよ。」
破恋先生「ハハハッ……どうすればいいですかね先輩……。」
朱莉先生「……わかった。ねえ二人とも…」
影「はい?」
桜「なんですか」
朱莉先生「一回……黙ろ?^^」
影「…はい」
桜「うい…」
???「おはようございま~す」
結乃「あ!蜜柑ちゃん!おはよう!」
蜜柑「うん!」
〈環 蜜柑 たまき みかん 4歳 女の子。〉
〈お金稼ぎの天才。〉
〈身長98cm、体重14kgと平均的。〉
〈株、投資、ポイ活、|懸賞《けんしょう》時には競馬や競輪までやっている。〉
〈だが、たまに幼稚園にスマホを持ち込んでしまう。〉
〈ちなみに、母が懸賞オタクなので蜜柑も影響されたらしい。〉
蜜柑「ねえせんせい!きのうね、みかんね、かぶで10まんの
りえきだしたの!すごいでしょー!!」
桜「えっ!?大人でもそんなに利益出すなんて奇跡レベルでしょ!!
さすが蜜柑ちゃん…。」
蜜柑「うふふ~」
朱莉先生(世の中……広いな………。)
破恋先生「すごいね~蜜柑ちゃん!天才だね~」
蜜柑「……ぁ………」
蜜柑「せんせー、おれんじじゅーすのみたーい。」
朱莉先生「蜜柑ちゃん、今日のおやつはオレンジジュースだからね~。
おやつの時間まで待てるかな~?」
蜜柑「なんでせんせいは、みかんとはなすとき、しゃがむの?」
朱莉先生「あ〜……目線を合わせてるだけだよ〜
蜜柑ちゃんはちっちゃいし…」
蜜柑「みかんはれっきとしたれでぃです。こどもあつかいするな。」
破恋先生(それでも可愛いっていう、ね。やっぱり子供は可愛い…)
楓璃「あれ?影くんは?」
桜「……いなくね?」
結乃「本当だ!せんせ、せんせ!影くんがいない!!」
朱莉先生「え?………ほんとだ!!」
楓璃「トイレかな?」
結乃「影くんって、すぐいなくなるよねぇ…それに、わかりにくいところに
いるんだし。探すの手伝う!」
桜「…私も!」
破恋先生「手伝わせてください!今度こそ、幼稚園を脱走したかも!」
???「おはようございますぬ!って…誰もいないぬ…」
蜜柑「あ…まいちゃん…だっけ」
〈藍野 舞 あいの まい 4歳 女の子。〉
〈頭の柔らかさの天才。〉
〈身長107cm、体重13kgとやや大きめ。〉
〈語尾に「ぬ」をつける独特な喋り方。〉
〈マッチ棒問題と歌が得意で、歌は母の影響、頭脳は生まれ持った才能である。〉
〈だがその頭脳のためか、先生がミスをすると容赦なく注意してしまう!〉
舞「蜜柑ちゃん!おはようぬ!…って、スマホ持ってきてるぬ!!」
蜜柑「だって…かぶのねだんは、つねにみておきたいんだもん!
しってる?おとくははやさがいのちなんだよ!」
舞「おとくは…はやさがいのち?聞いたことないぬ…。
ていうか、なんでみんないないぬ?」
蜜柑「なんか、かげくんをさがしてるんだって。」
舞「またいなくなってるんだぬ…ついに脱走したかぬ…?」
桜「はぁ……疲れた…。」
楓璃「結局見つからなかったね…。あ、まい。来てたんだ。おはよ!」
舞「おはようぬ!で、さっき蜜柑ちゃんがぬ…って…ぬ!?ないぬ!」
蜜柑「なんの…こと?」
結乃「まあとにかく、影くんがみつかったらいいなぁ…」
蜜柑(なんとか、すまほかくせてよかった。)
朱莉先生「いないよぉ…影くん、脱走したよね…。こんなところ都会だし、
人多すぎてもう人酔いする…」
破恋先生「そうっすね…警察呼んで捜索願出します…?幼稚園の外に出たこと
ないんじゃ…」
桜「そんなに重大なことだったんですね…」
???「あれ?みなさんどうされました?」
破恋先生「雪華先生!」
朱莉先生「助け舟〜っ」
〈霧雨 雪華 きりさめ せつか 22歳 女性。〉
〈りんご組の先生。〉
〈身長150cm、体重50kgと小さめ。〉
〈ちゃんとした会社で働きながら、叶月幼稚園でバイトで勤務している。〉
〈一見、優しい常識人という感じに見えるが、怒ると怖く、口論も強い…。〉
〈小説を読むのが趣味で、友達に勧められたため勤務している。〉
雪華先生「実は恥ずかしながら、間違えてエレベーターで10階まで乗って
しまったんです。そしたら、影くんがうろうろしているのが見えたんです。
なので、連れてきました。」
影「…」
破恋先生「10階……盲点でした!てっきり外を探してましたね、ハハハッ…」
朱莉先生「さすが雪華先生!じゃ、出席とりますよ〜」
中途半端でごめんね…
キャラの詳細〜
荒川 桜↓
https://tanpen.net/novel/de230bf1-fec0-4f41-bda2-30eb2a96f7e3/
花咲 朱莉(朱莉先生)↓
https://tanpen.net/novel/510dab6d-816c-41fd-8bb1-c72c39c6e1af/
静乃 楓璃↓
https://tanpen.net/novel/9bed2ad0-ef66-4877-bf3d-9c609a96a222/
蓮明寺 破恋(破恋先生)↓ ネタバレ注意
https://tanpen.net/novel/9a085a9d-7362-4380-84ff-f0484becc5c2/
清欄 結乃↓
https://tanpen.net/novel/fc19b6ca-2250-4436-86e0-ca9c7409f921/
薄 影↓
https://tanpen.net/novel/debbac9c-17c2-4da3-b026-12ef26f3c2b1/
環 蜜柑↓
https://tanpen.net/novel/debbac9c-17c2-4da3-b026-12ef26f3c2b1/
藍野 舞↓
https://tanpen.net/novel/ce5a01c4-3029-468e-bb33-9ba819182bad/
霧雨 雪華(雪華先生)↓
https://tanpen.net/novel/ae545b0b-4e76-4c17-aff8-3f22083a74d6/