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青磁が教えてくれたこと
冷たいタイルの隅
誰もいない学校の通路
マスクの布越しにしか息を吸えない
周りの顔色ばっか窺って
自分を押し殺して、作り笑いばかりして
「作り笑いばっかりしやがって
言いたいことあんならちゃんと言えよ」
心のなかで響く青磁の言葉に、胸が痛む
目に見えない刃が毎日心を削っていく
「助けてあげる」なんて偽善の同情も、全部いらない
はずだったのに
今年の春に見つけた
もう一つの光、INIの洸人くん
あなたの言葉や姿だけが
マスクの奥の私を繋ぎ止めていた
痛みだらけの私を救う光だと、勝手に信じていた
なのに
今朝の画面が突きつけた残酷な現実
熱愛の文字が頭を殴りつける
嘘だと言ってよ
積み上げていた世界が、音を立てて崩れていく
「時間はいつまでも続いてるわけじゃない
人生には必ず終わりがくる」
青磁のその声が、冷たい現実の中でやけに響く
光なんて、最初から幻想だったんだ
綺麗に笑っていたあの日の自分も、信じた時間も
全部あほらしくて、消してしまいたい
――お前のことが大嫌い
期待して、好きになって、傷ついた
この愚かな私自身のことも
全てを裏切った世界も
マスクの奥、乾いた涙を隠したまま
私は今日も、一人ぼっちの通路に立っている