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〈番外編〉「オクタゴンってどこ…!?」
スランプなので息抜き。
音さんのプレイを雪乃、ねら、足立が見守っています。
AIを使ってみました。
ちなみにジェミニです。
音の怒りは頂点に達していた。
音「は!!???ねぇ雪乃ちゃん、本当にオクタゴンどこ!?!?」
狛枝凪斗の唐突な「オクタゴンにふさわしい場所はどこかな?」という問いに、
ドッキリハウス内のあらゆる場所を提案するも、七海千秋はすべてを否定する。
ねら「…おくたごん」
足立「聞きすぎて疲れてきちゃった…」
「そこは回廊だよ、日向くん」
「そこはタワーだね」
「そこはマスカットハウスだよ」
「ストロベリーハウスだね」
七海の冷静な、しかし有無を言わせぬ否定の言葉が、神経を逆撫でする。
何度も、何度も、思いつく限りの場所を挙げては否定される繰り返し。
彼の思考はもはや、論理的な推測ではなく、苛立ちによる爆発寸前の状態だった。
音「じゃあオクタゴンってどこなんだよ!!!」
雪乃「お、落ち着いて…まず一旦推理してみよっか?」
叫びが、響き渡る。
皆が突然の怒声に驚き、一瞬の静寂が訪れる中、雪乃はどこか諦めたように呟いた。
雪乃「うーん…オクタゴン、決めてくれないと、ゲーム上ダメなんだよね…」
その言葉に、怒りはさらにヒートアップする。
音「はぁ!?ゲーム上ダメってなんだよ!メタ発言かよ!てかそもそもオクタゴンってなんだ!八角形のことか?じゃあ八角形っぽい場所を探せってのか!?そんな場所、このドッキリハウスにあるのかよ!?」
音はまくし立てる。
言葉はまるで、「ゲーム」であると再び告げられているかのように聞こえたのだ。
雪乃は目を瞬かせ、小さく首を傾げた。
雪乃「うん…そうだね。場所、見つけないと。じゃないと、次に進めないから」
雪乃だけが、日向と七海のやり取りを興味深そうに眺めている様子が見える。
音は頭を抱えた。
音「くそっ…なんだ…意味が分かんない…!八角形、八角形って…どこだよ…!」
ドッキリハウスの複雑な構造が頭の中でぐるぐると回り、八角形というキーワードが脳内で反響する。
八角形…八角形…彼が見落としている場所があるのだろうか?
それとも、これはただの、彼らを混乱させるための罠なのだろうか?
絶望的な気持ちで周囲を見回した。
その視線の先には、相変わらず地図が見えている。
まるで自分たちが巨大なゲーム盤の上で操られている駒であるかのように聞こえ、心をざわつかせるのだった。