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悲惨で最悪だよね
--- 数時間後 ---
「サカズキ自分が強いと思った?自分1人で勝てると思った?」
月明かりに照らされるアハトが言った
「…もうしゃべれないか…まだ聞こえるよね」
とアハトが冷たい声で言った
「…マーティンの語源知ってる?」
「グハァ…い…ったい」
「…それはね…昔とある国に戦神マルスに由来するんだ」
「そして思慮深いという意味があるんだ頭が回る君ならわかるよね」
とサカズキの近くにいき言った
「元帥の肩書にも置けないね」
その言葉を言った後
アハトは背中から先の尖ったものが出てきてサカズキの首に刺そうとした時
扉が豪快に開いた
「元帥遅くなりました」
そこにSWORDの人たちと海軍本部の元帥から海兵まできた
「ッチ面倒なことが起きたな」
(💭一旦血で分散を…いやそれだとこっちがやられる…!?そうだあの手を使えば)
プルルルプルルルガチャ
「五老聖妾の元へ来てくれまっか」
と言った瞬間五老聖の
ナス寿朗聖、ウォーキュリー聖、ピーター聖、マーズ聖、サターン聖がきた
「待てよなんでアハトが五老聖を呼べんだ」
とプリンスグルスが言った
「なんでって私の先祖はこの国を想像した国王の1人の子孫だから彼らを呼べる、天竜人だってそうでしょ」
「さぁ五老聖の方々あとは頼みますよ」
と言った後アハトはどこかへ消えた
「コビー一緒にアハトを探しに行くぞ」
とヘルメッポが言った後コビーは
「で、でもぉ」
「コビーここは俺らに任せろお前ら2人はあいつを追え大事なやつでお前らの恩師でもあるんだろ」
「はい!じゃあお願いします」
と言ってコビーとヘルメッポはアハトを追った
---
「姉貴!/アハトさん!」
と遠くからコビーとヘルメッポがきた
「なんできたの」
「それは貴方を救いたいからです」
「俺もこいつと想いは一緒っすよ姉貴」
とコビーとヘルメッポが喋った後アハトがこういった
「…一言も救ってほしいなんて言ってない」
「私は生涯死ぬまであの方に付き添うって決めたから今更海軍に帰るつもりは一ミリもない」
と冷たい声で言った
「…でも僕たちは貴方のおかけで大将まで上り詰めたんです」
「ニコッきっと姉貴がいなかったらいまだに軍曹と曹長のままだったかもしれません」
とコビーとヘルメッポが言った
「本当はお前らと一緒にいたかったけどあの人から殺せって命令がきてるの僕はその|命《めい》に従わなきゃ行けないんだ」
「…本当に申し訳ない」
と言ったあと目に見えない速度で2人の背後に周り背中に手を当てた
「え?/は?」
「うぅ(涙)殺せるわけがない殺せるわけがないじゃんずっと一緒にいたやつを殺すなんて(涙)」
と言った後アハトは体を丸めてごめんなさいごめんなさいとずっと言いづつけたあと
後ろからコツコツと5人の足音が聞こえた
「もう心が保たなかったか」
「まぁ15年ずっとそうしていたから無理もない」
とピーター聖とナス寿朗聖が言ったあとサターン聖がこういった
「薬の効能が切れおったか」
「一体アハトさんになんの薬を飲ませたんですか!」
とコビーが怒った声で言った
「それは催眠鎮静剤という薬を注入したんだが思いの外効かなく全てで100本以上入れたが結局十年以上続いたもんだがな」
と言った後コビーはサターン聖に殴りかかろうとしたら見えない壁にぶち当たった
「サターン聖あれ催眠鎮静剤ください」
とアハトがサターン聖に言った
「!?姉貴だめだ!」
と全力で止めようとしたが間に合わなかった
「あざぁすサターン聖」
--- 数時間後 ---
「これでもう君を邪魔する人たちが消えた」
「もう何も考えなくてもいい」
とピーター聖とサターン聖がいった
---
「ハァハァハァ…ま…ってください」
さっきまで気を失っていたコビーが言いながら立った後目一杯の力で五老聖と戦った
ーーが力が足りず意識を失った
--- あれから数日後 ---
あの戦争からアハトから事情聴取をしたら
コビーとその国のために身代わりになったと証言した後半月だけインペルダウンに収監された
あの時のアハトの目の奥には少しだけ光が宿っていた
もし無理やりでも連れ戻せればよかったと今でも後悔した
でも後悔しても過去に起きたことは変えることも変わることもない
きっとアハトはあんなことなんてやりたくはなかったはず
海軍のみんなはアハトが帰ってきたら正式に海軍の1人として
海軍少将としての肩書きをそのままにし働き直すと決まったらしい
でもすぐに働くというわけではなくまだ薬の後遺症が残っているため
少しずつ薬の副作用を落ち着かせるために治療してから来るらしく
そしてまたいつか僕とヘルメッポさんとアハトさんと一緒に何気ない話をしたい
だから早く帰ってきてください
アハトさん皆さん待ってます
終
次回最終回