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プロローグ(フォース湾)
気が向いたら続きかくかも。
今、俺の乗る戦闘機はクソ雨の中、低空でギリギリ浮いている程度の高度にいる。目まぐるしくコクピット内にある計器の内、高度計は100フィート(高度30メートル)を示した。燃料計は・・・・ゼロ。翼の中にある燃料タンクをさっきの空戦で撃ち抜かれて発火しなかったのは良いが、その穴からガソリンが漏れてクソみてぇに英国を覆う霧の中に消えたんだ。方位磁針はその銃撃でぶっ壊されて明後日の方向を指している。やれやれ、せめて部隊の救助隊に墜落したこと伝えて救助を待つか。
『こちら、砂漠の狐!!こちら砂漠の狐!!現在フォース湾に墜落しかけている。上空に敵機は無し。救助を求む。方位磁針壊されちまって位置が分かんねぇや。何とか見つけてくれ。手ぇ振っとくから。』
『ザザザ・・・・・ごめん、聞えんかった。もう一回言って。空軍の悪口なら聞かん。あと、砂漠の狐とかいうコードネームやめろ。怒られるぞ。』
聞えてんじゃねぇか。それより、怒る・・・ねぇ。あいつらが怒る理由なんて、砂漠の狐さんよりうちの指揮官の方がクソなのが自分で分かっているからだからな!!クソみてぇな理由だ!!
『フォース湾に落ちた!!方位磁針壊れたから現在位置は不明!!』
『わーった。救難機送っとく。』
『・・・・・なぁ、俺たちのいる空軍って言う程クソじゃねぇよな。』
『・・・・・そうだな。』
多分二次創作じゃない・・・ハズ・・・。(冷や汗)