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異形頭の居候
主人公…飯田ヒナ
小学六年生。情緒が不安定になりがち。急に生きるの辛くなったり、明るくなったりしがち。
テレビの異形頭さん…???
テレビと呼ばれている。
学校の帰り道にて。
A「ヒナちゃんってさ〜、〇〇でぇ」
「え〜、そーかな?」
(コイツマジでウザいどっか行ってくんないかなぁ?)
大嫌いなAと一緒に帰っていた。(帰らされていた)
Aは別れ道の右で帰った。私は左だから助かった。
とりあえずいつもの町を歩く。
そしたら、ゴミ置き場にテレビ頭がいた。遠くから見守っていると、テレビ頭は起き上がり、こっちに手を伸ばす。
「だぁぁぁ!!!いかのおすしぃ!」
防犯ブザーを鳴らそうとしたら、電池切れてる!?パニックになってあたふたしてたら、ランドセルの蓋が開いてて、教科書大散乱★
テレビ頭はなんか言ってるけどノイズで聞こえない。そしたら、急に私の国語の教科を掴んで、文字指さしてる。可哀想なので相手をしてあげることにした。
【で ん 源 入れ な おし て】
「電源入れなおせばいいっすか?」
テレビ頭の電源を探す。…このテレビ、レトロだな。 電源を入れ直すと、
テレビ頭「ありがとうございます」
ノイズが少しかかった声でそう言う。カッケェ!!
「え、あ、はい。じゃ、私はこれで」
テレビ頭「お礼させてくれませんか?家事でもできますよ!!」
「えぇ、家事?」
母さんも父さんも仕事で、いっつも一人だからなぁ。させるのも悪いし…。あ、でもゲームできるからいっか★!
「じゃ、お願いしま〜す!」
テレビ頭「お任せください!」
私のゲームしたい欲で、出会いが始まった。
今考えたら、異形頭家に入れるの勇気いりますね