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中堅
サーベル「ヴィンス、わかってると思うけど1年に負けんなよ」
ヴィンス「へいへーい」
カイザー「あぁ、どうしよう…勝てる気がしない」
ロイ「大丈夫だ、カイザーならできるって」
カイザー「はは、頑張るよ(どうしよう勝てる気がしない)」
サーベル「じゃあ初め〜」
ヴィンス「なあ、お前名前は?」
カイザー「え、あ、カイザー」
ヴィンス「カイザー……じゃあねカイザーくん」
__ブラット エクルプローション__
ヴィンス「『血爆』」
カイザー「……あれ何も起きな、グフッ…え、何で?」
ヴィンス「びっくりしたどこにも攻撃受けてないのに吐血して?」
カイザー「(何だ、こいつの能力?一体何が起きたんだ?)」
ヴィンス「じゃあ、教えてあげるよ俺の魔法は"血を操るだ、今は君の中の赤血球の形を尖らせて内側から血管を破るんだ」
ヴィンス「このまま這いずり回ってる君をみてるのもいいねぇ」
__ヒール__
カイザー「『回復』、このままじゃやばい(何ださっきから体がうまく動かない)」
ヴィンス「さあ、楽しもうか『血爆』」
カイザー「グハッ、…………………ヴィンスくん、」
ヴィンス「なんだよ?降参か?」
カイザー「僕はね……戦闘が苦手なんだ………」
ヴィンス「……それはお前が弱いからだろ」
カイザー「違うんだ……だってさ…戦闘すると…僕…………やりすぎちゃうから」
そう言ってカイザーは普段とは違う狂った笑顔を見せた
ヴィンス「!!!、何だ空気が一気に変わった」
__ナーブ・グロウル__
カイザー「毒ってのはさ、溶かすだけじゃないんだよ『神経よ唸れ』
ヴィンス「嫌な予感がす…グフッ……(何だ!何をした)」
ヴィンスは急に倒れ意識がなくなった吐き倒れた
カイザー「今の毒は"サリン"さ、強い神経毒性で 青酸カリの数十倍の殺傷力があるんだ、1mg足らずのガスを吸い込むと、神経が正常に機能しなくなって 呼吸中枢がまひすると数分で死に至るんだよ」
カイザー「でも一応弱い方にしといたから死にはしないさ」
カイザー「なあ、サーベル君もう僕の勝ちだろ」
サーベル「………あぁ、お前の勝ちだ…‥……お前イカれてんな」
カイザー「はは、ありが…とう…」
カイザーはまた狂気的な笑みを見せて意識を失った
ロイ「カイザー!!」
サーベル「おい、こいつ運んどけよ。じゃあやろうか君」
ロイ「……ああ」
サーベル「と言ってもあの試合の後は乗り気がしないねえ、まあ…ぼちぼちやろか」
ロイ「(本当にこのまま戦闘を続けていいのか?)」