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1 目覚め
とある雨の日、僕は学校で一人で座ってぼーっとしていた。
僕の名前は学。小学6年生だ。
すると強い眠気に襲われ、眠りについてしまった。
目覚めると真っ白な世界。
学(ここはどこ)
学の体は小学一年生になっていた。声もその頃に。掛けていた眼鏡も酔ってきてしまう。
自分のそばにはリュックサックがあった。中には万能ナイフと食べ物などが入っていた。
周りを見回すと人らしき姿を見つけた。
学(誰だろう。とりあえずそばに行こう。)
そばに行くと誰だか分からなかった。でもすぐに特徴で分かった。
その人の名前はちなみ。クラスメートで眼鏡を掛けているのですぐに分かったのだろう。ちなみも小学一年生の姿になっていた。
ちなみ「あなたは誰。」と少し泣きながら言った。小1の頃の僕とは喋ったことがあまりないからか誰と聞いてきたのだろう。
学「僕は学。のちにクラスメートになるよ。」
ちなみ「そう。知ってるね。」ちなみも前いた世界の記憶がある。
でも僕とちなみとは仲が悪い。
続く