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なんでお前と、、!?!?!? 同棲性活 7
職員室での気まずい雰囲気を乗り越え、冨岡は胡蝶たちとの飲み会で自分の気持ちに気づいた。一方その頃、不死川はアパートで一人、冨岡に対する複雑な感情と向き合っていた。
その日の夜、冨岡は胡蝶たちとの飲み会を終え、不死川のアパートへと帰ってきた。鍵を開けて部屋に入ると、そこには酒瓶が転がり、顔を赤くした不死川が、床に座り込んでいた。
冨岡 「…不死川、どうした。そんなに飲んで。」
冨岡が心配そうに声をかけると、不死川は顔を上げて、まっすぐ冨岡を見つめた。
不死川 「…なんで…帰ってくるの、遅いんだよ…」
酔っているせいか、その声はいつになく寂しげだった。冨岡は、不死川の隣に座ろうとする。しかし、その瞬間、不死川が冨岡の腕を掴んだ。
不死川 「…なあ、冨岡…」
不死川は、震える声で冨岡に語りかける。
不死川 「お前は…冗談で言ってるかもしれねぇけどな…俺は…俺は、お前のことが、本気で好きなんだよ…!」
不死川の突然の告白に、冨岡は息をのんだ。
冨岡 「…っ、不死川、落ち着け…」
冨岡は、酔って錯乱しているのだと思い、そう諭す。しかし、不死川にはその声が聞こえていないようだった。
不死川 「…俺が、どれだけ辛かったか…知ってるかよ…」
不死川は、涙を浮かべながら、冨岡に詰め寄る。
不死川 「…お前は、いつも…女の奴らと、楽しそうに話してやがる…俺なんか、目にも入ってねぇんだろうなって…」
不死川 「胡蝶とか、甘露寺とか…っ、俺じゃなくて、ああいう女が…っ…」
嫉妬と不安が入り混じった言葉が、不死川の口から溢れ出る。冨岡は、そんな不死川を抱きしめて、落ち着かせようとする。
冨岡 「…不死川、俺は…」
不死川 「うっせぇ…!」
不死川は、冨岡の胸に顔を埋め、理性を失っていく。
不死川 「…誰にも、やらねぇ…!」
そう呟くと、不死川は冨岡を床へと押し倒した。
冨岡は驚きながらも、抵抗はしなかった。不死川の気持ちが、ただの酔っぱらいの戯言ではないと分かっていたからだ。
不死川は、冨岡の首筋に顔を埋め、キスマークをつけ始める。歯を立てて噛みつき、吸い付くように跡をつける。
冨岡 「ん…っ…不死川…」
冨岡が喘ぐような声で不死川を呼ぶが、不死川の理性の糸は、もう完全に切れていた。
不死川は、冨岡のシャツのボタンを外し、胸元を露わにする。そして、そこにも赤いキスマークをつけていく。
冨岡 「…っ、待て、不死川…」
冨岡の静止の言葉も届かず、不死川は冨岡の唇を再び奪った。
深く、そして激しいキス。冨岡は、不死川の激情を受け止めるように、されるがままになっていた。
しかし、そんな不死川の行動は、突然終わった。
不死川 「…ん…ふふ…」
不死川は、冨岡の胸元に顔を埋めたまま、くすくすと笑い声を漏らすと、そのまま寝息を立て始めた。
泥酔していた不死川は、満足したかのように眠りに落ちてしまったのだ。
冨岡は、自分の胸元につけられた赤い跡を見つめ、呆然とする。そして、自分の胸元でぐっすりと眠る不死川の頭を、そっと撫でた。
(まったく、仕方ない奴だな…)
冨岡は心の中でそう呟くと、どこか嬉しそうに微笑んだ。そして、不死川を抱きかかえてベッドへと運んだ。自分も不死川の隣に横たわる。
不死川の寝顔は、もう寂しげではなく、穏やかなものだった。冨岡は、不死川の頭を撫でながら、静かに目を閉じた。