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魔物が悪なんて誰が言いました? #11
ピア視点
翌朝
ピア「んんぅ……」
目がさめたらもうあさになっていて、おそとがすっごく明るかった。
いろんなひとがきて、たのしくあそんでたら、いつのまにかねていたのかな……?
ピア「カリーおねえちゃ……?」
ねるまえにはとなりにいてくれてたカリーおねえちゃんがいない……。
どこいっちゃったんだろう……?
ピア「おねえちゃぁ……?泣」
また……いなくなっちゃうのぉ……?
ピア「ぐすっ……やぁ……おにいちゃぁん……泣」
おいてかれるの、いやだよぉ……。
だってここにいるディーアおにいちゃんもカリーおねえちゃんもやさしくって、カナタおにいちゃんも私とあそんでくれるもん……。
またいなくなるなんて……いやだもん………。
ディーア「ピア、起きてるか?」
ピア「!おにいちゃっ!」
ギュッ
ディーア「うわっと…ピア、大丈夫か?」
ピア「私……こわかっだ……おきたらね……カリーおねえちゃ……いなくてぇ"……」
ディーア「そうかそうか……。俺はいつもいるからな」
ピア「うん……」
ディーアおにいちゃんはそれからも私のこと、ずっとぎゅってしてくれてた。
ディーア「………(カリーは後で叱っておくか)」
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大広間
リュウ「ディーア様、おはようございます」
ディーア「リュウ、おはよう」
クリス「あ、ディー君ピアちゃんおはよ〜!」
ピア「んぅ…………おはよぉ…」
ディーア「おはようクリス。他の人達はまだ来てないのか?」
クリス「何人かは来てないけど、ジェリアさんは帰ったらしいよ」
ディーア「そうか」
リュウ「ディーア様、朝食の用意が整っております。クリス様もご一緒に」
クリス「え!いいの?」
リュウ「当然でございます」
ディーア「あぁ、ピアも行こうか」
ピア「ん!」
食堂
リュウ「ご自由にお座りください。私は食事を持ってきますので」
ディーア「頼む」
ピア「ん!」
カリー「ピアぁぁぁぁぁぁ!!!」
ディーア(うるさいのが飛んできた……)
カリー「今日ほんっとうにごめんなさい私ったらいつもの感覚で部屋を出ちゃってピアちゃんのための料理衣服あいつの仕事部下の指示保護でほっとんど抜けてたのピアちゃん大丈夫だった?いいえ大丈夫なわけないわねもう本当に何やってんのよ私ってば一人にさせて怖がらせてたら本当にごめんなさいね」←ノンブレス
いまおねえちゃんなにいってたかわかんなかったけど……、
ピア「だいじょうぶだよ!ピアつよいもん!」
ちょっとだけ泣いちゃったけど…ディーアおにいちゃんがきてすぐなくのやめれたから、むかしよりもずっとつよくなれたもん。
カリー「!!………」
ディーア「おい、カリー?」
カリー「可愛すぎる!!!やっぱり一生大事にするわ!!(抱き」
ピア「んわっ!」
急すぎてびっくりしちゃったけど、カリーおねえちゃんがギュってしてくれるのは、あたたかいからとってもうれしい。
ピア「私、カリーおねえちゃんとなかなおりする!」
ディーア「まぁ、カリーとピアが仲直りするならいいか。よかったなカリー」
カリー「えぇ…………__にしてもピアちゃんのほっぺプニプニねぇ__…………」
ピア「__おねえちゃんのほっぺももちもち!__」
ディーア「……………カリー早く座ってくれ」
カリー「なんで私だけなのよ」
カナタ「おはようございますカリー様!!」
カリー「…………さっさと座れカナタ」
カナタ「なんでそんな酷いんですか!?」
ピア「??」
ディーア(カナタ…………すまん)
それからはカリーおねえちゃんのとなりで、みんなとたのしくあさごはんをたべました!
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ディーア視点
朝食が終わり、各自仕事に戻り仕事を始める。
ちなみにクリスはピアと遊んでもらってる。
と言っても………
ディーア(全部終わってるんだよなぁ…………)
そう、俺は昨日投げやりの勢いで仕事を終わらせた。
魔物の保護にでも行こうかと思ったが、カリーが既に済ませていた。
つまり、やる事が本格的に無いわけである。
ディーア(寝る……つもりはないし、本当にやることがない……)
どうしようか……………。
よし、
ディーア「遊ぶか」
カリー「疲れてるの?」
何言ってる。久しぶりの休暇と思うと心が弾んで仕方がないくらいだ。
ディーア「カリーも休むぞ。せっかくだしピアと一緒に遊ぶとか__」
カリー「先に休憩入ってるわね」
Oh……なんて速さだ。
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遊べる部屋
自室から廊下に出て右にそれなりに進むと、臨時で用意された玩具部屋がある。
内装は勿論、おもちゃもカリーが用意したものである。
ディーア「ほんっと、お前の能力は桁違いだな」
カリー「そんな言われるほどでも無いわ。これで昔はそれなりに苦労したんだもの」
ディーア「あぁ……悪い」
カリー「謝らないでいいわよ。さて……」
コンコン
クリス&ピア「はーい/!」
ガチャ
ディーア「ピア、楽しく遊べてるか?」
ピア「うん!」
カリー「そう、よかったわ~」
クリス「ディー君、どうしたの?何かあった?」
ディーア「いいや、仕事もないし休暇にしようと思ってな」
クリス「なるほど!なら、皆でお出かけはどう?」
ピア「お出かけ?」
あ~……確かに、ピアが来てからあの人形探し以来、全く外に出てないな……。
またピアが危険な目に逢うかもしれないと思うと乗り気にはなれないが……、
ディーア「……__町に行くか__……?」
いや、もし俺が魔王だと知られたら終わりだな。
うん、町はやめておこう。
クリス「お出かけって言い方は変だったかな。ピクニックとかだよ!」
ピア「?ピクニックってなぁに?」
カリー「皆で楽しく外でお昼ご飯食べたりすることよ」
ピア「!ピクニック…!!」
ディーア「ピクニックか……」
よほどの距離を歩かなければ危険な奴はいないし……気分転換にも丁度いい…。
ピア「おにいちゃん、私ピクニックいく!」
ディーア「よし、そうだな。行くか」
ピア「!!」
カリー「じゃあ、少しお着換えしましょうか」
ピア「する!」
クリス「妾も一緒に行こっかな…」
ディーア「あぁ、クリスも、ついでにマラ達も誘ってみよう」
クリス「お!いいね~!人数は多い方が楽しそう!」
ディーア「よし、早速行くか」
ピアちゃん可愛いよぉぉぉ!!!!!(((カリーさんこいつです
おっと僕の本音が……((
次回はピクニック編!お楽しみに!
ん?そろそろちゃんとストーリー入らないのかって?
もうちょっとコメディに浸らせてください()
次回からちょこっと敵枠も出す予定です!
また次回!
ばいばい!