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二話 最終選別
由羅「すううう…はああああ…」
風華「どんだけ深呼吸するのよ」
羽音「これで124回目ですよ」
由羅「嘘でしょ!?そんなにやってた!?」
そう言うと姉さん達は声をあげて笑う
今日は最終選別の日
私は今日、死ぬか剣士になるかという究極の道を歩む
この日のために、前に習得した愛の呼吸を改良し続けた
そして六つの型を習得することができた
羽音「絶対に生きて帰ってきてくださいね…!」
風華「由羅ならできるわ、きっと」
私は頷いて、最終選別の行われる藤襲山へと向かった
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炭治郎「藤の花が咲いてる…」
まだそんな季節じゃないのに…
炭治郎「え、」
こんなに沢山いるのか…!?
「これより最終選別を行います」
提灯を持った女の子達が言う
「行ってらっしゃいませ」
俺は山の中へと足を運んだ
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炭治郎「やっぱり鬼は話を聞いてくれないみたいだな…」
炭治郎「ん?あそこにいるのは、、」
?「はっ!やああ!!!」
女の子が鬼と戦っている
?「水の呼吸…参の型!!」
?「**流流舞い**!!!」
同じ水の呼吸の剣士か、、
俺も負けていられないな!
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炭治郎「今日で最終日、、」
長かった…
体力も限界を迎えてきている
?「はっ!!」
?「えいっ!!」
向こうから戦っている音がする
少し様子を見に行こうかな、、
声の先には大きな鬼と2人の女の子がいた
?「おいあんた、ここは合わせないかぁ?」
?「いいよ!任せて!!!」
合わせる、?
あの2人初対面なのに合わせ技をするのか!?
鬼「遅い遅い…!お前らまとめて俺の餌にしてやる!!」
?「**硝子の呼吸**…」
?「…**愛の呼吸**!!!」
?「**肆の型**…」(シィィィ…
?「**参の型**!!」(フゥゥゥ…
高く飛び目に見えない速さで切り刻んでいく
?「**|透明風鈴《とうめいふうりん》**…!!」
?「**|心頭の愛しさ《しんとうのいとしさ》**!!!」
目を開けた時には鬼はいなくなっていて、
鬼のいた場所には血溜まりができていた
?「ありがとなぁ助けに来てくれて」
?「いえいえ!絶対生きてまた会いましょうね!」
2人は別れて闇へと消えていった
炭治郎「…」
いや早っ!?何なんだ今の技は!!
硝子の呼吸を使った少女の技は凄まじかった
呼吸音が特殊だった
瞬き一つの間にいろんな箇所を切り刻んでいた
愛の呼吸を使った少女も凄かった
全身を使った技で力のある一撃だった
炭治郎「って、俺なにぼーっとしてるんだ、?」
もうすぐ終わる、
下山の準備をしなきゃ
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嘘だろ
たった7人しか合格していないのか!?
あんなに人がいたのにこれだけしか…
「皆様ご無事で良かったです」
「皆様の隊服と鎹鴉鴉を支給いたします」
?「鴉、?これ雀じゃないの?」
?「…」
?「わぁー!鴉だ…!」
?「へぇ、鴉ですかぁ?一体なにに使うんでしょうねぇ」
?「姉さんの連れていた鴉と似てるな…」
?「…チッ、鴉なんてどうでもいいんだよ!!刀だよ刀!!鬼殺隊の刀!!色変わりの刀っ!!!」
ちょっと!!
炭治郎「女の子に手を出すな!!骨を折るぞ!!」
?「ひええ!?」
?「お、折るって…」
?「ああん?やれるもんなら…」
炭治郎「…っ」(グッッ
ピキッ
?「ぐっ!?」
?「ほ、ほんとに折った…!?」
その後、俺たちは刀の素材となる鉄を選んで帰った
刀が来るまで15日掛かるんだって
俺も鬼殺隊の仲間入りかぁ…
さっそく参加者様が出てきましたね!!
?なので名前は分かりませんが!!
やっと書けたって感じ…w
おつなこ!!!