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呪術俳優
フィリー
=この世界線=
呪術高専=芸能界のエリートを育てる国立の俳優専門学校略して高専!寮があるよ!
1. 「特級」は売れっ子の証
この学校では、実力や注目度によって生徒がランク付けされています。
乙骨憂太:編入早々、圧倒的な演技力で「特級」に指定された超大型新人。
五条悟:この学校の伝説的OB。現在は「講師」兼「現役トップスター」。授業は適当だけど、教える演技の質だけは本物。
2. 「術式」は「役作り」の手法
伏黒恵の十種影法術:10種類の「キャラ」を瞬時に使い分けるカメレオン俳優術。
狗巻棘の呪言:声の力だけで観客を圧倒する「発声法」。喉を守るために常にのど飴を常備し、普段は喉を枯らさないようにおにぎり語で会話している(という徹底した役作り)。
3. 撮影現場の「帳(とばり)」
ロケ地で「帳を下ろす」のは、「一般人やパパラッチをシャットアウトするための完全遮断カーテン」。
「闇より出でて……」の詠唱は、撮影開始の合図(カチンコの代わり)。
です!質問があったら、コメントでください。
=番外編交流会=
【交流会:舞台裏のあらすじ】
東京校と京都校、二つの名門俳優学校が激突する「合同エチュード(即興劇)バトル」が幕を開ける。森全体をロケ地にしたこのコンテストは、業界関係者やスカウトが詰めかける運命の場所。
虎杖の「生還サプライズ」と現場の冷ややかな目「死んだはずの新人俳優」虎杖悠仁が、特訓を経てサプライズ復帰。五条講師と一緒に「ハイ、オッパッピー!」と箱から飛び出すが、伏黒と釘崎は「……引くわ」とガチのトーン。実は釘崎は、虎杖がいなかった1ヶ月間、楽屋で寂しくて泣いていた。その反動で、再会後の「殴るシーン」はガチの力が入ってしまったという裏話。
東堂葵の「脳内アドリブ」虎杖と対峙した京都校の東堂は、虎杖の演技プラン(女性の好み)が自分と一致した瞬間、「存在しない記憶(親友設定)」を勝手に爆走させる。
現場の混乱:台本にはない「ベストフレンド」というセリフを連発する東堂に、監督(楽巌寺)も「……まあ、面白いから回しとけ」とカメラを止めない。 真希と真衣、本気の姉妹喧嘩
「禪院家の落ちこぼれ」という役作りのため、真希は実家からでて撮影に臨んでいた。
カットがかかった後真衣が、真希の気迫に押されて本気で泣いてしまう。すると真希が「ごめんごめん、ちょっと怖かった?」とすぐに駆け寄り、京都校の楽屋に差し入れを持っていく姿が目撃される。特級呪霊(ゲスト俳優)の乱入で「撮影事故」
突如、予定にない「特級呪霊役のベテラン俳優・花御」が現場に乱入(演出:羂索)。
五条の伝説:現場がパニックになる中、五条講師が「帳(照明制限)」の上空から、ワイヤーアクションなしで降りてくる。「少し乱暴しようか」
この一言で、現場の女子スタッフ全員が落ちたと言われている。 締めくくりは「野球大会」シリアスな演技バトルの後は、毎年恒例の野球大会。
MVP:野球経験者の虎杖が活躍する横で、五条がピッチャーとしてガチの速球(虚式「茈」イメージの球)を投げてしまい、監督から「お前は出禁だ!」と怒られるまでがセット。
【俳優学校パロ:交流会(演劇コンクール)の裏側】
「はい、カット! 休憩入ります!」
監督の声が響いた瞬間、それまで殺気立っていた千葉の山奥のロケ現場が、一気に「仕事場」の空気に変わった。
「真希、マジで怖かった。あの長刀、あと1センチで私の顔かすってたよ…」
京都校の禪院舞が、フリフリの衣装の裾をはたきながら、姉の真希に文句を言う。
「悪りぃ。でもおまえのリアクション、最高に『嫌な奴』っぽくて良かったよ。後でアイス奢るから」真希はそう言って、美術スタッフが回収に来た発泡スチロール製の特大武器をヒョイと手渡した。
一方、森の奥のベースキャンプでは、大御所ゲスト俳優の花御が、特殊メイクの「角」を半分外した状態で、スタッフと打ち合わせをしていた。
「……今回の『森の叫び』というセリフなんですが、もう少し低音で響かせた方が、高専の生徒たちが怯える画が撮れるでしょうか?」
「あ、花御さん、そのままで十分怖いです! 若手のみんな、マジでビビってますから!」
そこへ、本番中に「親友」として意気投合しすぎた虎杖と東堂が、肩を組んでやってきた。
「ねえ花御さん! さっきのアクション、もう一回合わせていいっすか?」
「悠仁、お前はストイックすぎる。今は高田ちゃんの配信ライブの時間だ。この『脳内時間』こそが、次のカットの情熱を作るんだぞ」
「いや東堂、それ役作り超えてるから……」
そんな若手たちの騒ぎを、特設テントのモニター越しに眺めているのは、講師兼・国民的スターの五条悟だ。
「いや〜、今年の1年生はみんな『映える』ね。ねえ学長、僕の出番まだ? 虚式『茈』の特効、火薬の量倍にしてって頼んだんだけど」
「五条、お前は少し黙れ。予算を考えろ」
楽巌寺学長がギターのチューニングをしながら苦々しく答える。
その時、遠くの「帳(撮影用暗幕)」の向こうから、ようやく乙骨憂太が現場に到着した。
「……すみません、海外ロケのスケジュールが押しちゃって……。え、もう野球のシーンなんですか?」
「乙骨! ちょうどいい、お前ピッチャーな!」
虎杖が満面の笑みでボールを投げる。
「ストライク! バッターアウト!」
審判役の楽巌寺監督の声が、夕暮れのグラウンドに響く。
劇中では「呪術師同士の殺し合い」を演じていた生徒たちが、今はドロドロになりながら白球を追いかけていた。
「ちょっと! 伏黒君、今のバントはガチすぎじゃない!? 映像的に地味なんだけど!」
ベンチからメガホンで野次を飛ばすのは、ヒロイン役の釘崎野薔薇だ。
「……勝てばいいんだろ、勝てば」
伏黒恵は無表情のまま、プロ顔負けのリードでランナーを刺していく。実は彼はこのドラマのために、3ヶ月前から野球教室に通い詰めた努力家だ。
マウンドでは、ピッチャーの虎杖悠仁が満面の笑みで投球練習をしている。
「東堂! 次、本気でいくからな!」
「来い、ブラザー! お前の魂、このバットで受け止めてやる!」
バッターボックスで上半身裸(役作りという名のアドリブ)になった東堂葵が、特大のホームラン予告。撮影カメラが回っていないにもかかわらず、二人の「親友設定」は加速する一方だった。
その様子を、バックネット裏で優雅に眺めている男が一人。
「あーあ、若者は元気だねぇ」
目隠しを外した五条悟が、ケータリングの超高級大福を頬張っている。
「五条、お前も少しは手伝ったらどうだ。小道具の呪霊フィギュアが、お前の投げた球で一つ壊れたぞ」
「えー、伊地知、それ後で俺の事務所に請求しといて。あ、領収証は『お菓子代』で」
夜。撮影がすべて終わり、高専の教室で打ち上げが始まった。
昼間の殺伐とした空気はどこへやら、東京校と京都校のメンバーが入り混じって、ピザの箱を囲んでいる。
「……ねえ、パンダさん。それ、暑くないんですか?」
乙骨憂太が、汗まみれのパンダにスポーツドリンクを差し出す。
「憂太、これがプロの根性だ。この毛並みの質感一つで、視聴者の没入感が変わるからな」
「さすがです……。僕も海外ドラマの現場で、CG用のタイツ着て走らされましたけど、比じゃないですね」
その横では、狗巻棘が喉のケアのために、スチーマーを抱えながらスマホで何やら打ち込んでいた。
『お疲れ様。今日の真希のアクション、SNSでトレンド入りしてたよ』
「お、マジ? 棘、サンキュ」
真希はビール缶を片手に、妹の舞と肩を並べて自撮りをしている。
「明日は始発で新宿ロケだっけ?」
「そう。次は『渋谷事変』っていう超大規模なセットらしいよ。またみんなで、ボロボロになるまで演じようぜ」
虎杖の言葉に、その場の役者全員が不敵な笑みを浮かべた。