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詩集。
唯
『俳句』 戌の刻 打ち上げ花火 夜照らす 夕暮れに 朱色に染まる 夏の夕 夏の空 染まりゆくのは 茜色 蝉時雨 鳴き乱れるは 美しく 葉桜の 散ったあの日が 今を待つ 晩夏より 繰り返す日々 飽和する 『短歌』 夜桜に 月の明かりよ 反射して それを見るには 夜に溶け込む 我先の 晩夏溶け込む 夕暮れに その先見るは 人の街のみ 花草原 咲たるそれは 美しき 先に転じる 万華繚乱 (都々逸も書きたかったんだけどね、上手く書けなかったから没よ)
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