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女子には男子の恋がわからない
みんと
逆も然り。
「よぉ、…夏樹」
「ん?おお、遥季」
「お前。付き合ったらしいな?」
「…まぁな。お前も実季と付き合ってんだろ?仲間だな」
「うっ」
「どうした?」
「…………フラれた」
は?????????
「あいつ俺の他に好きな人ができたらしい…」
「まじかよ。だ、誰だよ」
「|四椿《よつば》らしい…」
|佐久間 四椿《さくま よつば》。生活委員で、学年14位のそこそこ頭が良い奴だ。
「あぁ…あいつ優しいよな…やる気はなさそうだけど。影で人気らしいぞ」
「女子の心はわからねぇな…」
「お前の方から告白したんだもんな…そりゃ、傷つくか」
「今日…カフェ行こうぜ…愚痴聞いてくれ…」
「…いやぁ…俺…放課後、初デートなんだ…」
「…………行ってら…」
「す、すまんな」
--- *🍫* ---
「…美冬」
「!夏樹くん」
「…ずいぶんおしゃれだな」
「えっへへ。初デートだもん。手、抜けないでしょーが」
「やっべ。俺、私服」
「服なんて関係ないよ。私は夏樹くんそのものが好いやなんでもない」
「なんでもなくするな」
めちゃくちゃいいとこだっただろ!?
「恥ずいもん…」
「まぁでも…」
恥ずいとしても。
「俺は美冬がどんな格好してても好きだぜ」
「ひゃうっ」
「おい変な声出すなよ」
「うん、ごめん。…じゃあ、早速、あそこのカフェ、行こ?」
「…おう。」
遥季に会いませんように!!
『いらっしゃいませー』>
…いないな、よし。
「私、期間限定のいちごフラペチーノにする」
「俺も」
『かしこまりましたー。』>
「席、席…あった、ここいいじゃん…ねね、夏樹くん?一緒に写真撮ってもいい?」
「ん…そうだな。撮ろう」
まぁ…美冬が撮りたいって言うなら。
二人席に向かい合って座る…って、なんか緊張するな…
「夏樹くんっていちご好き?」
「ああ、うん。好きだな。」
「ケーキも頼めばよかったかなあ」
『おまたせしました。いちごフラペチーノ、2つです』>
「あ。ありがとうございます」
「来た!飲みたいけど写真撮る!」
「こういうときってピースでいいのか?」
「ま、なんでもいいよ私は!」
じゃあ…ピースでいいかな
「はい、チーズ!ぱしゃ!あ、自分で言っちゃった」
「ぶふぉぁぁっっっっっっ」
「何、夏樹くん!?そんなにツボ弱いの!?」
「ツボ弱いとかじゃなくて…美冬が面白いんだよ…」
--- *🍫* ---
「あー…昨日のデート楽しかったなぁ」
「「美冬」」
「ん…千秋、春海?」
「私はまだ夏樹くんのこと諦めてないからね…」
「…そういえば夏樹くん、千秋のことかわいいって言ってたなー」
「なんですとおおおおおおお!?????!?!」
「千秋よかったね」
千秋って夏樹くんのことになるとうるさくなるなぁ
「…実は昨日のデート見ちゃったんだよね」
「なんですとおおおおおおお!?????!?!」
見られてたの!?見られて減るもんはないけど…恥ずいかも…
「デートしたの!?美冬!?」
「一緒にいちごフラペチーノ…仲良く談笑…そして…淡い恋のキスっ…!!!」
「してないっ!!!!」
「する流れだっただろ!!!!しろ!!!」
「まだ…まだしてないなら、間に合う…私にもチャンスは…」
「静かにしろ、授業三分前着席を守って」
「あ、四椿。」
「授業の準備はしたの?」
「「した。」」
「してないっ!!」
「春海ー!?!?なにしてんの」
「はやくしな。先生まだ職員室だから」
「お前職員室こっから見れるの!?」
「とにかく準備して…」
--- *🍫* ---
あ…夏樹くん…何、あ…?ち、近い近い!!!キスしちゃう…
「キス…するの?」
「誰とだよ」
「うわ」
お前は確か私と隣のやる気のない生活委員、四椿!!!
「あーあ。夏樹くんがよかったのに。」
「クラスさえ違うじゃん。」
「★さ・い・あ・く★」
「27分32秒519461893953(細かい数字)寝てたぞお前」
「なぜそんな細かい数字を」
「とにかくお前、寝すぎだ。今日は早く寝ろよ」
「無理ごめん♥」
「…」
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次回へ続く!!!
今日はデートの日!!!!!