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日🔥と雷⚡️の使い手、鬼になりました。 prologue
我妻善逸がふと顔を上げ、竈門炭治郎に問いかけた。
「なぁ、炭治郎?」
炭治郎は振り返り、少し驚いたように答える。
「なんだ?善逸。」
善逸は少し照れくさそうに言葉を続けた。
「鬼ってどうやったらなれるんだろうな?」
炭治郎は真剣な表情で答えた。
「そりゃあ…鬼の元凶、鬼舞辻無惨に血を与えられたらなれるけど…」
「急にどうしたんだ‥?」
善逸は笑いを含ませながらも、どこか遠くを見つめて言う。
「ん〜…いや、ちょっとね、笑」
炭治郎は眉をひそめて問い返した。
「もしかして鬼…になりたいのか…?」
善逸は少しだけ視線を逸らしながらも、素直に認めた。
「…やっぱバレちゃうか、笑」
炭治郎は慌てて首を振る。
「何言ってるんだ!悪い方に行ったら駄目だろ!!」
善逸は真剣な眼差しで続ける。
「それは分かってるけど…老化もしないし、怪我も病気もならない。」
炭治郎は強く反論しようとしたが、善逸の言葉に押されて言葉を飲み込む。
「炭治郎。お願い、一緒に鬼にならない…?」
その一言に炭治郎は言葉を失った。
善逸は続ける。
「炭治郎の妹の禰󠄀豆子ちゃんだって鬼じゃん?」
炭治郎は決意を込めて答えた。
「俺は…治してあげたいんだ。」
善逸は少し諦めたように言った。
「もういいよ、人間に戻す薬なんてないんだしさ。一緒に居てあげようよ。」
炭治郎はしばらく考えた後、静かに頷いた。
「…そうだな。そうしよう。」
「一緒に鬼になろう」
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