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なんでお前と、、!?!?!? 同棲性活 6
職員室を出た冨岡は、胡蝶たちの誘いに乗ることにした。居酒屋の個室で、胡蝶、甘露寺、宇髄、伊黒が集まっていた。冨岡は皆に不死川との関係について相談し、皆からの助言に耳を傾ける。
冨岡 「…そうか…俺は、不死川のことが、好きなのか…」
冨岡は、初めて自分の気持ちに気づいた。胸の奥に灯った熱い感情に、冨岡は戸惑いながらも、どこか満たされた気持ちになる。
居酒屋を出て、不死川のアパートへと向かう冨岡の足取りは、どこか軽かった。鍵を開けて部屋に入ると、そこにはすでにベッドで寝ている不死川の姿があった。
冨岡は静かにベッドに近づく。不死川は、布団を顎の下まで引き上げて、すやすやと眠っていた。
(…本当に、可愛らしいな。)
普段の荒々しい姿からは想像もつかない、穏やかな寝顔。冨岡は、そっと不死川の頭を撫でた。
冨岡 「不死川…」
冨岡は、不死川の寝顔に向かって、そっと囁いた。
冨岡 「俺は、どうやらお前に恋しているらしい。」
冨岡は、自分の気持ちを言葉にして、不死川に伝える。寝ている不死川は、何も答えない。その無防備な寝顔に、冨岡は胸が締め付けられるような愛おしさを感じた。
冨岡は、そっと不死川の額に唇を落とす。優しいキスをすると、冨岡は立ち上がり、お風呂へと向かった。
ガチャリ、と扉が閉まる音がする。その瞬間、不死川の目がカッと開かれた。
(…は、はぁ?!今、こいつ、なんて言った…?!)
不死川は、心の中で叫んだ。実は、不死川は眠っていなかったのだ。冨岡が帰ってくる音に気づき、寝たふりをしていただけだった。
不死川 「可愛い…」
(「俺はどうやらお前に恋しているらしい…」)
そして、額に落とされた優しいキス。冨岡の言葉と行動が、不死川の頭の中で何度も繰り返される。
(う、嘘だろ…冨岡が…俺のこと…)
不死川の顔は、みるみるうちに赤くなる。心臓は、激しい音を立てていた。可愛すぎて悶えている自分がいる。
(ああ、クソッ…!なんだよ、それ…!)
不死川は、布団の中で一人悶々としていた。冨岡に聞こえないように、必死に声を殺し、布団の中で叫んだ。
(あああああああああああああああ!!!!!!)
不死川は、顔を真っ赤にして、布団を被り直した。
お風呂から出てきた冨岡は、静かにベッドに近づいた。布団を被ったまま、微動だにしない不死川の姿は、まるでぐっすり眠っているかのようだ。冨岡は、そんな不死川の頭を優しく撫で、その隣に静かに横たわった。
冨岡 「…おやすみ、不死川。」
そう囁くと、冨岡は目を閉じた。不死川は、未だ布団の中で、悶えていた。