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vol.5
作詞・作曲:堕天使k
曲名『Solum flos agri』
(ソラム・フロース・アグリ)
ねぇ、空を見上げて
夢をなぞってみた
ねぇ、大地を踏みにじって
花が咲き誇る世界を見て
思ったんだよ
自分たちも、少しだけでいいから
自由な世界なぞって生きていきたい
ストレスも、たまるけど、あなたとなら乗り越えられる
日常が変わればきっとすぐに
自由になれる、なんて絶対あり得ない
甘く考えたくはない
この世界のために!
だから咲いたこの花は
きっと、望みを抱いて
私だって走っていく、この先が困難でも進み続けるよ!
だから怖くないんだ、この世界は煌めいている
希望で満ちている
「本当に、いいの?英愛ちゃん」「いいんです!私がそうしたいだけなんです!」
「いやでも、、」「いいのぉ!」
雫先輩の手から逃れられた私たちは、ここで(親不在の私ん家)お泊まり会するんだ。
「あのさ、上下関係が苦手だから敬語やめてくれる?お願い、なんだけど・・・・・」
「いいです、けど!?」「ふふふ。ありがとう。でもしかし何をすればいいのかしら?」
「ん〜。あっ!料理しましょ」「いいけど、、少ししか作れないよ?」「何?いいのー!」
んで料理ではグラタンを作ることになった。
さすが!結構料理がうまい!!!
「いただきまーすっ!」「美味しいかな、、?」
こ、これは!めちゃくちゃ美味しい。味付けが決め手だ!
「味付けが決め手ですね!」「それは、ホワイトソースを入れただけだよ?」
え、、美味しいけど。ふぅ。
これで少しは先輩の安らぎになればいいんだけど。
ふぅ。それから、朝陽先輩はうちにホームステイすることとなった。
《次の日》
「おはようございます♪先輩!!」「おはよう。」
朝日が私たちを照らしてる、そんないい気分が来る日だった。
そして今日は先輩の気分を上げるために絢葉ちゃんと計画してたショッピングに連れてくことにしたの!
うわぁ楽しみだなぁ〜。
「さぁ、朝ごはんを食べて着替えてください!」「え、そんな早く食べるの?」「そうです!早くしてください♪」「うん、頑張る!」
「お待たせ〜!」「あ、朝陽先輩!いきましょう!」「え、あ、はい、ってどこ行くの、、?」「もうついて来てくだされ!この絢葉にお任せを!」
そう、今日は朝陽先輩元気付け大作戦!!!
「さあ早く、廻羅駅に向かおう!!」「え、ええ。」
今日は電車でショッピングモールに行くんだ。
でも、よくこれで過ごせていけたな、って思う。朝陽先輩は辛くないのかな 。
どうなんだろう、「朝陽先輩、つらく、ないですか?」「うぇ、きゅ、急にどうしたの?辛くないよ、、」
「だって、雫さんが!」絢葉ちゃんが咄嗟に言い出した。
「だって、普通だから、もうなれちゃってるんだそれだけ、何も思わないよ。そんな心配しなくていいからね」
駅のホームに少し冷たい風が流れた気がした。
だけど、我慢してるだけじゃ、ないのかな、。どうなんだろうか、わたしたちで心の支えになれるかな。
私でいいのかな、、、。そんな気がした。
「ほ、ほら!電車が来たよ!英愛ちゃん、絢葉ちゃん。何駅で着くの?」「んーと、あ、7駅で着くっすね、あたしが見た通りは」
「乗りましょうか、」
**珍しいな、この駅で降りない人が1人もいないなんて。**
「うわ、結構混んでるなぁ、どこも座れないけど、いいですか?先輩!」「別にいいよ、立ってたら辛いとかないし」
電車が動き始めた。「これって何分に着くんだっけ、英愛」「んと、10時28分だよ」
ふぅ、次の駅まで2分か。今は10時9分。まぁ少し待ってればいいくらいだから。
「あのさ、2人は何を買いたいの?」少しぎこちなさそうに朝陽先輩が尋ねた。
「んとぉ、洋服とかですかねぇ。」
と、絢葉ちゃんが答えた。
「ねぇ、今何時?英愛〜!」「なんで時間を聞いてくるの、、?」「くせだよぉー許してくれっ!」
「え、10時11分だよ?」
「それぞれ駅についてもいい時間じゃない?」「うん、あと、え、、?え、、、」
「どうしたの、英愛っ」「~~何か、景色が歪んで見える~~」
「ハッ!英愛ちゃん!絢葉ちゃん!これは、これはっ!降りられない電車、都市伝説だわ、」
都市伝説、、!?ここは、っ!そんな!だから!
「じゃあ、今乗ってる人たちは!?どうなってるんだ!?」
「~~ `落ち着いて、絢葉ちゃん、今乗ってる人は、ここに固定されてるの。固定された人は、ここから出られないし、喋ることも動くこともできない。私たちも、この廻羅市から出たら私たちも固定される、うっ!言葉がっ!廻羅市から遠くなるに連れて動きが鈍くなる!だから早く本体を見つけて回収しないとっ!`~~」
私はだんだん動けなくなっているんだ、それに気づいてない、、。
「本体ってなんですか!?」「1番、動きが鈍くなるところ探して!早くしないと、私たちが動けなくなる!」
ここから移動しろってこと!?ここは7号車あるから、手分けして!なるべく早く!
今いるのは3号車!「私、4、5号車行きます!」「あたしは1と2号車行きます!ゔっ?」「なら私は残りの二つへ。1番動きが鈍くなる、それから息苦しくなるところが本体!そこに行ったら、万年筆で吸い取って!それが無理だったら一回攻撃するのも手よ。ここは本体じゃないよ、、。じゃあ、作戦開始っうっ……!!!」
4号車!うっだんだん動きが鈍くなるでもここはさっきと同じくらいだ、、次は、、5、、号車、、。
5号…車っ!
「`~~__っ!あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!嫌っ!イヤアアアアア……。声、ののの、喉、つっ、、潰れ、、そう…。ま、万年筆、、、、あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!ウッ!__ ~~ `」
い、息が、く、く、苦しいっ!
ま、万年筆で吸い取っちゃえば、、っ!重圧で、、蓋が開けられない、、!
「 `~~蓋開けない……っと、、いけないのに、、、握力がっ、、あ''あ''っ!!!!!痛い、体が、動かないよ、、!~~ `」
あ、あっ!、、蓋開きそう、、!あ、開いた!
吸い取れる、、吸い取れたない、、!
「 嫌っ!このま''ま''死にたくないっ、、・・・!嫌っ……苦しい!!銃っ!!攻撃しなきゃ、、ここに!ウアアアアアアアアッ!!打てた、、?」
うっ!今!今吸い取れる!!!
でも息がもたないよっ!!!
「 ~~. `__ウアアアアアアアア!モウワタシシンジャウ!モウコノママ、、、………………… __~~ `」
私はその場で倒れる寸前、何かに…、、。
何かにつかまれ、、朝陽先輩…?「む、無理し、、ないで!わ、私がやるから!す、、、いとれ、、、、、た、、、、、、、。」
「吸い取れた!!!」「はぁっ!英愛!?大丈夫!?」「う、うん…。本当にありがとうございます、朝陽先輩。私、生きてる!ここ、どこ?」
「ふーん、、そこそこやるわね。」
何かに声をかけられた気がした。
《続く》
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EDテーマ『モノクロトーン』
作詞・堕天使k
ちょっぴり薄暗い世界に潜って
ひとり、ここから手を伸ばす
届かないね、やっぱりダメだ
窮屈で変わり映えのない
モノクロな夢を見た
それで終わる僕らじゃない
何かを思って色をつけていく
世界線は___。
きっと誰かが描いて
きっと何かを紡いで
立ち止まることの多い世界で
間違いをして、暗闇に落ちても
ここはきっと1人じゃないから
カラフルに彩ると信じてて
は〜い!
映画公開決定!!!
あとは10話((だいぶ先だな
PG12になります〜www
でも見て欲しいよぉ、、、。
次回プロフィール公開するから楽しみにしててね!!!!