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8話
なあと_🎲
青さん目線
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いつもより軽い足取りで保護室に向かう
しばらく、拘束したままだったが最近は暴れなくなってきたので悠佑の拘束具を外しに行くのだ
まぁ、もう少し保護室に入っててもらうが...
「あれ? まろちゃん! なんか、機嫌めちゃ良いけどなんかあったん?」
ちょうど廊下の角を曲がった時に、正面から初兎がいた。
「悠佑の拘束具を外す許可が降りたから取りに行くんや!」
「おぉ〜 じゃあ早く行ってやり〜っ!」
また後で、と言い白衣を翻して早足で悠佑のもとに向かう。
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ガチャ、と言う音を立てて鍵とドアを開ける。
「悠佑? 調子どう?」
この部屋にはいる時はいつもこの声をかける。
そうすると窓の方を見ていた悠佑はこちらに顔を向けて顰める。
「...最悪です。」
眉間にシワがとても寄っている。
そんなに俺が嫌なの?!
「あららっ (汗) どこが痛いとかある?」
「...こんなところに閉じ込められて、心が痛いです。」
「うん! 大丈夫そうだね!」
完璧に遊んでいる。
「で〜も! そんなにシワ寄せたら不細工になるで〜?」
そう言いながら人差し指を悠佑の眉間にトン、と当てる。
そうするとすぐに顰めっ面をやめてくれる。
なんていい子なんだッ!
「で? もう健康診断は午前に終わったやろ? まろ先生は何しにきたんや」
むすぅっとしていてとても嫌そうな顔だ。
「先生そんな顔するような子に育てた覚えはないで? 先生悲しいなぁ〜」
「なんの要件ですか!」
この会話に飽きたのだろうか、少しキレ気味で話をもとに戻される。
「今日は! なんと!」
「はよ言え。」
溜めていたらズバッと正論をぶち込まれる。
「え〜、こういうの、溜めたいじゃん〜」
視線ではよ言えと言わんばかりに睨んでくる。
その視線が冷たくて悲しい。
「はぁ〜... しょうがないなぁ〜...」
「今日はねー、悠佑の拘束具を外す許可が出たから、外しにきたんよ!」
「え? ほんま?!」
急に目つきがキラキラとし始めた。
「ほんまほんま」
悠佑の腕や腰、足などに付いている拘束具に手をかける。
悠佑は、大人しくされるがままにしている。
静かな部屋のカチャカチャと拘束具を外す音だけが聞こえる。
「はい! 取れた! もう少し落ち着いたらここから出れるからな!」
「ぅん。」
少しシュンとする悠佑にタレている耳が見える。
「じゃあ、またなにかあったら呼んでな!」
そう言って白衣を翻して部屋を出ていった。
おはようございます!こんにちは!こんばんわ! 僕です!(?)
今回なんかマジで短いです。
ごめんなさ〜い!!
なんか〜〜〜、、、スランプみたいな感じ(
難しぃよぉ。。。
できるだけ投稿してくんで見てください
ありがとうございました!! 次回もお愉しみに!!!