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田舎者ですが大食いなんです!×神と天使が料理対決するそうです
前回のあらすじ
シシラが買い出しを忘れていたことが判明し、ルーベルノと買い出しに行ったとき
直後シシラーと言い急に現れた謎の少年?少女?の雲雀
そして急にラ〇ュタ感覚で空から落ちてきた天人のアマノ
シシラに人外かと勘違いされていたバイトの後輩かぼす
この3人が新たな住居人となった
今から朝ご飯ではなく昼ご飯を作ることに…
(ちなみに、前回のネタバレになりますが、アマノだけ何故重力魔法を喰らったかというと…
ルーベルノ→何も悪くない
東雲→やりたいけど、多分相殺されるのがオチ
ツツラ→弟によっぽどの事がないと攻撃しない、何も悪くない
雲雀→何も悪くない
かぼす→人間だからやったら最悪死ぬ
アマノ→天人だから多分無事に済む
ということです。アマノ(敬略)の提供者さんマジで、すみませんでした…ッッ)
<シシラの部屋(2F)>
シシラ「さてっと…一通りシェアハウスの案内を終えたけど大丈夫そ?」
かぼす「はい!全く分かりません!」
アマノ「能力あって良かったと思った瞬間」
雲雀「わたしの家…きみの部屋。なんだっけ?」
シシラ「あっちゃぁ…」
シシラ(僕が説明が苦手なのもあると思うけど、無駄に広いのもあるから仕方ないか…)
シシラ(経営者の僕でさえ最初は迷ったからね…それにしても、アマノの能力は僕と同じように記憶系の能力なのだろうか?)
シシラ(じゃあ、なんで記憶に霧が…)
霧とは、シシラの能力はあくまでも相手が記憶しているものを見れるだけであり、相手が記憶していないものは見えない
簡単に言うと、アマノはその記憶を忘れていてシシラは上手く能力を扱えていないのもあり、見れなかったという事だ。
ちなみに上手く扱えれば忘れている記憶を引き出したりできる
今のシシラでは記憶の改変、覚えている記憶を見れる程度だ
さて、では何故シシラが霧が…と疑問になっているのは
アマノが記憶系の能力を持っているのにも関わらず記憶を忘れている事だ
前も言ったが、天界のような場所はシシラにとって未知の場所という事もあるので見れないのである
でも、その場合は霧は発生しなく、黒い空間みたいな場所が見えるだけだ
逆にアマノの場合はどうだろう?
どちらでも結果としては見えないが、霧が発生するのはあまりにも不自然すぎる
そう考えると、アマノが落ちてくる前に何かがあったと推測するのが妥当だろう
ちなみに「まぁ、敵意なさそうだしなんでもいっか☆」ってシシラはなっている
かぼす「シシラちゃん、そんなに考え込んでどうしたんですか?」
シシラ「えっ?いや、なんでもないよ!」
アマノ「疲労とかストレス…?」
シシラ「それだったら僕の重力魔法喰らったアマノの方が負担大きくない?」
アマノ「うーん…天人だからかな?」
かぼす「天人って凄いんね…」
雲雀「てんにん…?」
アマノ「そういえば、なんでシシラは眼帯をつけているの?」
シシラ「それは…誰にも言えない事情があるんだ…ッッ」
アマノ「まさか…とんでもない何かがあると言うのか…?!」
シシラ「いや、ただの趣味だよ」
アマノ•かぼす「趣味?!」
雲雀「…ぽかーん」
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一方その頃…
ルーベルノ「たそがr…東雲さん、料理手伝いましょうか?」
東雲「なんでその名を知ってんだよ。雑魚天…」
ルーベルノ「あらあら…折角言い直してあげたのに雑魚天呼ばわりとは…本当に神様なんですか?それとも堕落神の方が良かったです?」
東雲「話をズラすなルーベ、オレは何故その名を知ってるのかを聞いてるんだ」
ルーベルノ「ズラしたのは東雲さんの方じゃ…一応私は腐っても天使なので把握してただけです」
東雲「…そうかよ」
ツツラ(す〜っごい気まずい…昨日の倍以上気まずいかも…)
ツツラ(僕は今、キッチンの近くにあるリビングで裁縫をしていたら…なんか喧嘩みたいなのが起こってて…)
ツツラ(姉さん達の方に混ざっておけば良かったのかなぁ…?)
ツツラ(でも僕男だし…)
ツツラ(そういえば雲雀さんって男?女?)
ツツラ(それは置いといて、多分こうゆうのって状況的に僕が仲裁するべきだよね…)
東雲「おいシスコン、なんでさっきっからチラチラと、こっち見てんだよ」
東雲「気になって話が出来ねぇんだが?」
ルーベルノ「あっ、ツツラくん何かありましたか?」
ツツラ「あ、あの…2人が何やら話をしていたので気になってしまい…その…すみません…」
東雲「なんだ、そんな事かよ」
ルーベルノ「うーん…話というよりかは、喧嘩なのでしょうか…?」
東雲「そうだな」
ツツラ「あの…喧嘩なのなら口論では埒があかなそうなので、この件は水に流しませんか?」
そう言いかけたら…
東雲「嗚呼、そうだな。なら別の方法で決着をつけようじゃねぇか」
ツツラ「えっ?」
ルーベルノ「ツツラくん、こうなったら私も引くことはできません」
ツツラ「えぇ?!」
東雲「昼食を作るのも兼ねて、料理対決でどうだ?」
ルーベルノ「東雲さんなのに結構平和的ですね…受けて立ちましょう」
東雲「じゃあ決定だな」
ツツラ(…仲裁するつもりが、なんか火に油を注いだような気分…)
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さて、シシラ達はと言うと…
かぼす「話す事ないですね」
アマノ「ただただ時が過ぎて行く…」
暇を持て余していた
シシラ「そんな事もあろうかと!えーっと、どこにやったけ…」
雲雀「なに…ソレ」
シシラ「これは話題サイコロ!お題をみんなで書いてそのお題に番号をつけてサイコロを振るやつだよ」
かぼす「待って!雲雀…ちゃん?は文字書けるの?」
シシラ「あっ…」
恐らくだが、喋り方も幼児並なので文字はほぼ絶対に書けないだろう
アマノ「じゃあ、誰かが雲雀の代わりに話題を書いたら?」
シシラ「誰が書くかは公平にじゃんけんで!」
かぼす「それって、勝った人が書くん?それとも負けた人?」
シシラ「それもじゃんけんで!」
アマノ「じゃんけんがこの世にあって良かったねぇ…」
シシラ(良かった、天人だからじゃんけんって何?って言われるかヒヤヒヤしたけど知ってるみたいだ
…いや、流石に知ってるか。じゃんけんぐらい)
(じゃんけんの結果かぼすちゃんが雲雀さんの代わりに書くことになりました)
シシラ:はい、じゃあこのサイコロにお題を書いた紙を裏面で貼り付けてね〜
アマノ「…誰が振る?」
雲雀:「…えいっ」
かぼす「あっ…」
アマノ「まぁまぁ、やっちゃった事はしゃーない」
シシラ「話題は…恋バナ?」
かぼす「あっ、それ私のお題だね」
シシラ「お、おー…かぼすちゃんのかぁ…」
アマノ「恋バナ…恋…うん?」
シシラ「あー…もしかして知らない?」
かぼす「確か、恋愛についてのお話で「好きな人居る?」とか「好きな人に告白する時どんな感じだった?」とか
そうゆう話をするんです!」
アマノ「ほほう…人間界にはそんなものがあるのかぁ…」
シシラ「かぼすちゃん説明が上手いねぇ…」
かぼす「皆さん!好きな人…居ますか!」
アマノ「居るわけがないよ…少なくとも1000年以上は引きこもってたしなぁ…」
かぼす「1000年以上?!あ…そっか。アマノさんは天人だったね」
シシラ「僕は…」
シシラが何か言いかけた。その瞬間…
ツツラ「あ、あのー…」
申し訳なさそうなドアから顔を覗かせるツツラが居た
雲雀「なに…?」
ツツラ「ちゅ、昼食が出来たので皆さんを呼びに来ました…」
かぼす「なんで呼びに来ただけで、そんな怯えてるん?!」
シシラ「あー…なるほど、なるほど。ツツラにしてはよく頑張ったね〜…」
シシラでさえも、めっちゃ青ざめている…
アマノ「絶対ツツラの記憶見たな…」
シシラ「いや、ほんっとに…覚悟しとけ」
雲雀「…?」
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リビング(1F)
シシラ「…ね?」
アマノ「これは本当に青ざめるのも分かるねぇ…」
かぼす「ね?じゃないですよ!なんなんですか…この料理は!ここは高級料理店かなんかなんですかぁ?!」
シシラ「ここは少し大き過ぎるシェアハウスだよ‼︎」
アマノ「少し大き過ぎるって…、このシェアハウス一体いくらしたんだい?」
シシラ「秘密だよ〜」
かぼす「勿体ぶらないで教えてくださいよ!」
シシラ「…いつか教えてあげるよ」
ツツラ「あはは…改めて見ると本当にこの料理凄いですね…」
雲雀「…よく分からない」
簡単に言うとテーブルいっぱいに豪華な料理並んでいて皆が豪華過ぎて逆に引いている…という状況です
東雲「作ったの俺とルーべだが何か文句あんなら食うな」
シシラ「お前らは昼食、食い終わったら表出ろや」
ルーべルノ「悪かったので…少し落ち着いてください…。その…どーどー…」
アマノ「それ馬を落ち着かせる時のやつじゃ?」
シシラ「ルーベル…本当に反省してるかい?」
ルーベルノ「…はい」
東雲「もう、このうるせぇチビは放っておいて早く食おうぜ」
シシラ「こんのぉ…!」
ツツラ「ね、姉さん、落ち着いて…」
かぼす「あっ、この料理美味しい!」
ルーベルノ「お口に合って良かったです…!」
アマノ「1200年前と違う…?!」
東雲「当たり前だろ…」
こうして昼食は無事終わったとさ
なんか終わり方雑でしたけどなんとか書き終えました!
これ今更だけど口悪い所とかを除けば東雲さんって意外と常識人なのでは…?!
というかキャラ提供者さんのキャラ設定が神なんよね((
次回はもっと早く投稿できるように頑張りたいです…
次回「迷子の雲雀くんと大人猫が嫌いな探偵さん」