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学級裁判 前編
モノクマ「えーっと…参加者は11人ですか…」
モノクマ「少ないね!寂しいね!」
奏「あ、あなたのせいでしょ…!」
モノクマ「今回の学級裁判で、また減っちゃうのかな〜」
モノクマ「それとも…この学園自体が終了するんでしょーか!?」
モノクマ「…まぁ、とりあえず始めましょうか」
モノクマ「さて、何から始める?」
みのり「犯人は…もう決まってるよ…!」
モノクマ「およ?なんか見たことある台詞だ!」
みのり「遥ちゃんを殺したのは…」
みのり「神代さん、えむちゃん、絵名さんの誰かだよ!」
類「…ふふっ」
えむ「あ、あたしは関係ないよ!」
絵名「私もよ…!そ、そんなこと…するわけない!」
みのり「言い訳したって無駄だよ!」
奏「あの3人の誰かが犯人…そう言ってるけど…」
奏「そこまで言うなら、何か根拠があるはず…」
みのり「3人の誰かが…遥ちゃんを殺したんだ!」
類「どうして、僕達が犯人だと思うんだい?」
みのり「動機があるからだよ!3人は遥ちゃんを恨んでたじゃん!」
類「それだけの理由?」
絵名「そ、それだけで犯人扱いなんて…」
奏「あ…ちょっとまって」
奏「花里さんが疑ってるのって、3人が桐谷さんに呼び出されてたから…だよね?」
みのり「うん…そうだよ…しかも事件直前にね…!」
みのり「だから間違いない!絶対3人の中に犯人がいるんだよ!」
みのり「遥ちゃんに呼び出されてたなんて…おかしいし!」
類「確かに呼び出されたけど…僕は会いに行ってないよ」
えむ「あ、あたしも行ってないよ!」
絵名「私も行ってない…!」
奏「…絵名は私と話してる時、小さな紙を落としたよね?」
奏「赤い水玉模様の紙…」
絵名「な、なんで急にそんなこと言うの…!?」
みのり「赤い水玉模様って…」
みのり「私が遥ちゃんにあげた飴の包装紙…!」
絵名「あ…い、いや…それはその…」
みのり「あの飴は倉庫に入れるようになった直後、私が段ボールを独り占めしてたから…」
みのり「それと同じものは、もう倉庫に残ってないはずだよ!」
奏「じゃあその飴って…誰から貰ったんだろう…?」
みのり「遥ちゃん以外に考えられない…!」
絵名「え、えっと…」
絵名「た、確かに桐谷さんから貰ったのは間違いないよ…」
絵名「でも、貰ったのは随分前!だから事件とは関係ないわ!」
みのり「いつ…?いつ貰ったの…?」
奏「絵名が桐谷さんと最後に会ったのは、花里さんを保健室に運んだ時だよね…?」
絵名「つ、つまり…あの時より前に貰ったってこと!」
いや…そんなわけない
桐谷さんから飴を貰ったのは、あの保健室の一件よりも後だったはず…
奏「…絵名、それはおかしいよ」
奏「花里さんが桐谷さんに飴をあげたのは、保健室から出た後だったんだよ…」
奏「保健室で会ったのが最後なら、絵名がその飴を貰ってるわけがない…」
絵名「っ…!?」
絵名「それは…あの、その…」
絵名「………」
絵名「うん、会ったよ…娯楽室で、桐谷さんと…」
絵名「でも、それの何が悪いの…!?」
絵名「私は会っただけ!何もしてない!お願い…信じてよ…」
愛莉「すごく怪しいわね…」
絵名「あ、怪しいのはえむちゃんだよ…!」
えむ「ふぇ!?」
絵名「証拠だってあるんだから…!」
えむ「しょ、証拠って…なに…?」
絵名「ダイイングメッセージよ!」
絵名「現場にえむって書かれた血文字があったはず!」
みのり「あ、それ私も見た!」
絵名「でしょ!?だから犯人はえむちゃん!そうに決まってる!」
えむ「ま、まってよ!あたしは人殺しなんてしない!」
絵名「往生際が悪いよ…!」
瑞希「…絵名、ちょっといい?」
絵名「絵名がダイイングメッセージを見つけたのっていつ?」
絵名「え…?」
絵名「えっと…たしか、桐谷さんの死体を発見した時…」
瑞希「そうだね、絵名はみのりちゃんから、現場の捜査を禁止されてたよね」
瑞希「つまり…ダイイングメッセージを見つけたのは、死体を発見した時しかない…」
奏「あれ…?」
奏「あの雑誌って、瑞希が見つけた時は雑誌棚の中にあったんだよね…?」
瑞希「うん。ボクがあの雑誌を雑誌棚から取り出して、そこでダイイングメッセージを見つけた…」
瑞希「現場での捜査が始まった後にね…」
奏「だとすると、さっきの絵名の発言って変だよね?」
絵名「え…へ、変?」
絵名「何が変なの…?何もおかしくないはず!」
いや…絶対おかしいよ
瑞希は捜査中にダイイングメッセージを見つけたんだよ…
だとすると…
さっきの絵名の言葉には、明らかな矛盾がある…!