さぁ、冒険の始まりを迎えて。　～第1話～

ムノ：……はぁ、、 専門学校卒業の日。今は校長先生の話……で、次が生徒会長の話、、 つまり、ボクのお話。めんどくさい為、先生には、 「原稿用紙2枚以上は書け」って言われたけど、、 言うて原稿用紙1枚4行程度。校長の話が物凄く長いから、 生徒たち、他の卒業生たちにも短い方が楽……なはず。 ルエム：ど～したの～？？ 横からひょっこり出てきたのは、ルエム。 明るくて元気で前向きで、ボクとは大違い。 しかも地味に顔良い。いや、ボクの知り合いほぼ全員顔良いんだけれども。 ムノ：うっわ……何…？ ルエム：いや、なんかため息ついてたからさ。 ムノ：……気にしないで。 ウィル：__僕のひまわり……、、__ なんか呟いてるのは、ウィル。人見知りな性格の子。 ひまわりって名前の人形の記憶を取り戻そうとしてるらしいけど… 馬鹿じゃないの、？人形の記憶なんてそう簡単には戻らないのに。 ウィル：……ねぇ。絶対失礼な事考えてたでしょ。 ムノ：あっはは……考えてないですよー……。 ウィル：そう……？パペットで心の中読んでいい？ ムノ：ごめんって……ほんとに……、、あとでソーダ買ってあげるから…… ウィル：え……最高じゃん……（手のひら返し） ちなみに怒らせたらソーダ買ってあげたら喜んでくれるから扱いには慣れた。（（ 校長：え～、そして～～～ ……いや、さっきからそしてって何、？ 話伸ばそうとしないで……？ 校長：それでは終わります、次は生徒会長のお話ですので、よく聞きましょう。 え、あ、急に終わった……。 ムノ：…皆さん進級おめでとうございます、そしてご卒業おめでとうございます。 　　　ボクも今年でこの学校を卒業しますが、卒業後も応援お願いします、 　　　そして在校生の方は、立派な人形師になれるように頑張ってください、 　　　では終わります。 原稿用紙1枚の文章を読み上げると、先生たちは何やらちょっと怒ったような顔、 でも、生徒たちは笑顔になってるから、これはこれでいいか。 先生：えー、では～～～ その後の記憶はあまりないけれど、人形師のコアと認証賞を貰い、 少し寄り道……というより、、、？ ルエム：ムノ～。 ムノ：やっぱ来るよね君……何がしたいの、？ ルエム：え、別になんでもよくない、、？ ムノ：ボクが良くない。帰れ。 そう。「帰れ」。これを言えば大体帰ってくれるはずだが＿＿ ルエム：え～……冷たいなぁ…、、 そう。この人は帰ってくれない時がある。 ほんとになんで？？ ウィル：……あのさ、二人とも。話すのはいいけど場所考えよ……？ ムノ＆ルエム：……あ。 ……校門前で話してた。 ありがとうウィル。君の御陰で迷惑かけずに済んだよ。（ ウィル：……で、ソーダ…… ムノ：うん買うからちょっと待ってね。 ウィル：わぁい…！ ルエム：あはは……子供みたい……（（ ……コンビニに寄ろうとしたとき。 ムノ：ｯｯかごめかｇ ムノ：うわぁっと！？ ウィル：えっ何！？！？ ルエム：うるさっ……（ ギリギリ技発動させれず、攻撃を避けた。 ……《《攻撃》》？ おかしい。この町は平和なはずだったのに、、 背後を振り向くと、そこには、、 ？？？：……。 ”ダレカ”がいた。 ……ダレカって何……？（ そういえば、最近人形が暴れだす事件が増えてたな……。 もしかして、それに関係してる、、？ ？？？：外したか……もう帰るか……。 ムノ：……ちょっと待って、君、誰？ ？？？：名乗る気はない。じゃ。 そう言い、”ダレカ”は消えた。 ……まぁ、一旦帰るか。 その後は普通にソーダ買ってウィルにあげて帰るまでは平和だった……。