第３話　怪しい雪女

「はい、容疑者その１」 むらさくがそう言って、雪菜を指差す。 「はあ？わたしにそんな力があるわけないわ、凍らせるわよ？」 「はい、容疑者その２」 むらさくがそう言って、瑠芽を指差す。 「どこにそんな力があるんですか…」 「はい、容疑者その３」 むらさくがそう言って、夜羽夢を指差す。 「いや…ろくに攻撃もできないのじゃ」 「はい、容疑者その４」 むらさくがそう言って、ラグナを指差す。 **「いぇーい！出演最高☆いぇーーい！もっと出番ください☆ぴーす☆」** 「はい、容疑者その５」 むらさくがそう言って、ルナを指差す。 「違うわ、あとラグナはどうしたのよ、呪いにでもかかったの？」 いや平常運転すぎるやろ（ラグナ含め）。 ルナあたりは…いやでも月と魔力だけしか操れないしな。 「あのさ…あともうリアル人狼と単発と異変解決！しか残ってないのよ」 「単発のところとか、心あたりないのかしら？ミツを早く戻して」 「いや…そんなにない」 確かに…異変解決！やったら結構心当たりあるけどな。