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ふぁんがく日柿産キャラの過去 〜千歳〜
日柿【猫猫コンビの親】
千歳ちゃん編だぜ☆
ある日、親が死んだ。
酷い事故だったらしく遺体は
「見ない方がいい」と言われた。
それから少しして母方の叔父の家に引き取られた。
どうやら天使と悪魔の混ざった血の
私が汚らわしく思うそうで何度も何度も叩かれた。
辛くて、悲しくて、痛くて、
でも泣いたらもっと叩かれるから泣かなかった。
少しして飽きたのか叩くのをやめてくれた。
その後学校にも行かせてくれて、友達も出来た。
ある日、友達と一緒に帰っている時、
血の話をしたら、
「気持ち悪い。関わらないで。」
と友達に裏切られた気持ちになった。
家に帰ると親に、
「あんたもうこの家から出ていって‼︎穢らわしい…」
と追い出された。
私はどうすればいいのだろうか。
街を練り歩くだけの日々、生きてる事すら
馬鹿らしくなり、高いビルの屋上で
柵を超えて立った。そして身を投げた。
投げてから地面に到達するまでの間、
ずっと考えていた。
どうしたら私は幸せになれたのだろう。
私が何かをしたのが間違いだったのか。
何も分からず地面叩きつけられる寸前、
ビルの下に居た人々が助けてくれた。
絶望した。
そして私は孤児院に入ることになった。
一度人生を捨てた身であるから、
今を生きようとする孤児院の
子供たちが輝いて見えた。
結局、そんな思いを持っているから孤児院でも上手く馴染めず、中学の後半、進路について考え始めた。
輝いて見えた子供達の支えになりたい。
ふと浮かんだ考えで、私は教育の道へと進んだ。
そして高校を卒業し、大学生へとなった。
大学生となると同時に孤児院を卒業し、
一人暮らしを始めた。
叔父の家で飽きられていた頃は
自分の家事だけでなく、叔父の家事も
やらなければいけなかったから、大変だったな。
と思い出し、吐き気が込み上げてきた。
叔父のことが嫌いだ。
そして、叔父のことはトラウマでもある。
だから考えないようにした。
あの時の、辛くて、悲しくて、痛い、
あんな気持ち思い出したくないから。
そして大学も卒業し、何処の学校に入るかとなった。
私は、ふぁんたじーがくえん、というところ
を選んだ。近頃有名な学園だ。
いつか、また気持ちが前に向けるようになったら、
生徒を、純粋な気持ちで支えたい。
…どうでしたか?中々に重い過去ですよね.ᐟ
書いてて重くしすぎた…と後悔しました.ᐟ
こんな素晴らしい企画を考えてくださった
みなち様に感謝.ᐟ.ᐟ