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4 救い
花宵 まつり
宙「それじゃあピアティリーが危険な目に!?」
海愛「この話が出たのが…私たちがここに来た日ね!ならもう洗脳は結構進んでいるはず…」
宇良「進んでいるって言ったってまだ1日よ!?」
海愛「ビアリスの魅了能力は進行速度が非常に速い。」
宙「そんな…戻す方法はないの?」
海愛「ビアリスが自分の意思で洗脳解除する方法しかない…」
海愛「リアンネ、ルフィア、手伝ってくれ!ビアリスとの戦いは避けられないが、その戦いは手こずるに決まってる…だからお願いだ…これには人員が必要だ…!」
リアンネ「いいわよ。」
ルフィア「ふっ。私が誰なのかも知らずに。」
宙「えぇ?」
ルフィア「私はビアリス様の配下よ!」
海愛「うっ、」
ルフィアが海愛に攻撃をした。
宇良「海愛!?」
リアンネ「ここは任せな!」
ルフィア「ふっ。もう遅いわよ。もう計画は始まっている!」
海愛「私は回復できる。メリー城に行くわよ!」
3人は外へ出た。
リアンネ「ふー。始めようじゃないか。ルフィア。」
ルフィア「チッ。よりによって一番つぇえリアンネかよ。」
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宙「な、何これ。」
3人が外に出てみた景色は殺風景でメリー城でさえ茨が生えていた。その殺風景の中にビアリス派がフライアーを占拠しているようだった。
海愛「とりあえずメリー城へ!」
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ビアリス「計画が始まった。これもピアティリーのおかげだよ。」
ピアティリー「ありがとうございます。」
ビアリス「ん?電話か?」
ビアリスは電話を繋いだ。
ルフィア「ビアリス様!先ほど連絡いたしました、海愛、宙、宇良がそちらへ行きました!」
ビアリス「わかった。すぐに対応する。ルフィア、私の力を少し送り込む。だからそこを耐えろ!」
ルフィア「わかりました!」
電話が切れた。
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ルフィア「リアンネ。勝たせていただく。」
ルフィアに謎の紋様が体に浮かび上がり、ルフィアは苦しんだ。
ルフィア「ぐっっあっ…はぁ」
ルフィア「続けようじゃないか。」
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宙「ついた!」
海愛「入るよ!」
海愛が門を開け、中に入った。
海愛「廃れてる…」
カーレル「これはこれは海愛さん達。」
宙「カーレル…」
カーレル「まさか、ピアティリー姫様の洗脳を解こうと来たんでは。」
海愛「その通りだ。」
カーレル「そうはさせません!ビアリス様とピアティリー様のために!」
宙「はぁぁ!」
宙がカーレルに向けて剣を刺した。
カーレル「ぐぅぅ…」
海愛「よし!進むよ!」
宇良「ここがピアティリーの部屋…」
海愛がピアティリーの部屋のドアを開けた。
そこにはビアリスとピアティリーが抱きつきあっていた。
宙「ビアリス!そこから離れろ!」
ビアリス「それは無理だ。僕たちは一体化しているのだから。その途中なのに、邪魔しないでもらえるかな?」
ピアティリーの目は何か、このままがいいと言っているようだった。
ビアリス「ピアティリーの発明品のおかげで僕たちはさらに強くなれる。」
ビアリス「ピアティリー。こいつらを倒せ。」
ピアティリー「わかりました。指示をしていただきありがとうございます。」
海愛「ピアティリー!目を覚ませ!」
ピアティリーはその声を気に留めず、3人を攻撃し始めた。
ビアリス「お前らの声は届かねぇ!ピアティリーの洗脳は最終段階に入った!ピアティリーはもう僕の操り人形だ!」
海愛「諦めない!」