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雪女たちが闘います。
あれ??
あれあれ?
タグに感動ってあるけどぉ〜
タイトルからして感動しないじゃーん!
バトル漫画じゃん!コメディじゃん!!
「何?ラグナ。…え?闘いたい?やめてよ!」
また、夜羽夢がつぶやいている。ラグナとの会話みたいだ。
「もう知らない!」
夜羽夢の後ろから、女性が一人ふわふわと出てきた。
「聖域はっといてよ?これ以上破壊されたらたまったもんじゃないわ!」
珍しくいつもの口調じゃない。
「あら、楽しそうじゃない。わたくしも混ぜていただけるかしら?」
また、にゅんと女性が現れる。
「ルナ!貴女、強すぎる!…じゃあ、こうしよう?雪菜とわたしで貴女に挑む。これでどっこいどっこいでしょ?」
「な、何言ってるんですか!!わたし、やらないですよっ!」
「なあに、雪菜?わたしとルナは神よ?しかも偉い方の。神様に逆らうわけ?」
「は、はいっ…!」
雪菜でさえ、敬語だ。
「じゃ、行くね。雪菜、いくよっ!!」
「は、はいっ!」
「さあ、やろうじゃない!」
ルナとラグナが空を飛ぶ。
な、なんかすごそう…
「…下がろう、瑠芽。危ない、いくら聖域があるといっても危なすぎると思うんじゃ。」
「う、うん…!」
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わたし・雪菜は闘いに巻き込まれた。
いくらわたしが強い雪女といっても、わたしは自然雪女(雪女としての教育を受けていない、独学で雪女になった者のこと。素質があればなれるが、教育された雪女より弱い。)。ほんとうに、応援できるの?
「ひ、氷攻『氷の札技』っ!!」
わたしは手を伸ばして回し、札状の薄い氷を飛ばす。ちなみに、模様が細かく掘られているので簡易的なお札そのもの。それをルナに向けて飛ばす!
「水守『水流落とし』っ!」
ラグナがそう叫ぶ。最後に飛んだ氷が水流を凍らせる。
「光攻『光の反射レーザー』ああ!」
「しまった!全体攻撃!」
「氷守『氷氷盾』!」
すかさず盾を設置。
おかげでダメージは軽減される。
「たたみかけるよ!水攻『滝水』!」
「氷攻『アイス・ブリザード』ォォ!」
「隙あり!」
ルナが視界から消えた。
どこっ…!?
「専光『ライト・ルナティック・ムーン』!」
「きゃあああああ!」
まぶしい光が、わたしを包み込む。
「氷援『氷氷力』っ…!」
わたしは力の限りを尽くして、ラグナの体力を回復した。
「雪菜ああああ!!」
雪女は、しずかにおちていった…
方向性が。