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もし(すとぷり)さとみの彼女だったら…①
赤都 乃愛羽
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【連載】桃色王子と国宝級の彼女 〜内緒の恋は甘すぎて〜
第1話:甘い独占欲と、秘密の楽屋
すとぷりのライブが終わった後の楽屋。熱気と達成感が漂う中、すとぷりのメンバーたちはいつものように賑やかに過ごしていた。
「お疲れ様ー!今日のちぐ、関係者席でめっちゃ目立ってたよ?」
莉犬くんがコーラを片手に、ちぐの方を向いて笑う。
「そりゃそうでしょ、ちぐは国宝級なんだから」
ころんくんがニヤニヤしながら茶化すと、るぅとくんも「本当に。あまりに綺麗だから、ファンに見つかって騒ぎにならないかハラハラしましたよ」と頷く。
「……おい、お前ら。俺の彼女をあんまりジロジロ見るな」
低くて甘い声が響く。声の主は、すとぷりのピンク担当、さとみ。彼はちぐの肩を抱き寄せ、自分の隣に引き寄せた。
「さとみくん、みんな褒めてくれてるだけだよ?」
ちぐが少し困ったように微笑むと、その美しさにジェルくんが「いやぁ、ホンマに癒やされるわぁ……。ちぐちゃん、今度俺と遠井さんの動画に出演せぇへん?」と冗談を飛ばす。
「ダメに決まってんだろ」
さとみはピシャリと言い放ち、ちぐの耳元で小さく囁いた。
「……ちぐ、後で二人きりになったら、たっぷり甘えさせてね?」
ななもり。くんが「はいはい、そこまで!さとみ、あんまりちぐちゃんを困らせないの」と笑いながら仲裁に入る。
ちぐは、さとみの隠しきれない独占欲に顔を赤くしながらも、幸せな気持ちでいっぱいだった。でも、この「国宝級」の容姿を持つ彼女と「トップアイドル」の彼氏という関係には、まだまだ波乱の予感が……?