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第7話《正体》
一応、4人の年齢書いとくね〜!!
煌陽・16歳
珀陽・16歳
玲衣・14歳
巫兎・13歳
みんな意外と幼いね〜٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
帰りに寄り道したから、帰ったのは夕方だった。
珀陽・煌陽「ただいま!!」
玲衣「お帰りなさい。もう、明希が帰って来てますよ。」
珀陽「あ?明日じゃなかったのかよ。」
玲衣「予定よりも早く帰って来たそうで。」
珀陽「まぁ、挨拶しねぇとな!」
明希。どんな人なんだろう。
珀陽「久しぶり〜!!明希!」
明希「あっ!珀陽じゃん!!おひさ〜!って、後ろの子は?」
珀陽「煌陽だぜ。これからお前らのチームに入るから仲良くしろよ!!」
明希「ふーん。」
煌陽「……。」
"明希"って本当に人間?人間じゃないような気がする。……もしかして、妖怪…?
怖くなって、珀陽の服の裾をギュッと掴んだ。
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玲衣「晩御飯まで時間があるので、ゆっくりしててください。」
巫兎「じゃあ、私お風呂に入るわ!!」
珀陽「俺は、荷物まとめてくるか。」
2人は、部屋を出た。玲衣は、台所に行ったから、明希と2人。
明希「なぁ、お前俺の正体に気づいてんだろ?」
煌陽「…ッ?!…何のこと。」
明希「俺は、お前が思ってる通り人間じゃねぇ。妖怪だってことは、巫兎にしか言ってないんだよ。もしも、珀陽に言ったら殺されちまう。あいつらが所属してるところは、妖怪退治が主な活動内容だからな。」
煌陽「…。」
明希「お前が、俺の正体を珀陽や玲衣、他の人にバラさないなら、お前が住んでいた呪いの村について教えてやるよ。」
煌陽「あの村の何を知ってるの?」
明希「ははっ!乗って来たな?何を知ってるかも、約束してくれたら教えてやるよ。」
煌陽「…。分かった。約束する。」
明希「よーし!俺は、あの村がなぜ呪われているかを知っている。」
煌陽「呪われている理由?」
明希「そうだ。あの村がなぜ呪われているか、それは"霊呪"の仕業だろうな。」
煌陽「誰?」
明希「ん〜。よく覚えてないが、元友達だ。」
煌陽「元?」
明希「お前が住んでいた村を呪うまでは、友達だった。あいつは、⬛︎⬛︎家の娘を好む。特に15歳くらいのな。だから、お前の家族の娘は15歳で行方不明になったり、亡くなったりする。そうゆう呪いをかけて、魂を取るために。だが、娘がいなくなり、怒った霊呪は村に災いをもたらすようになった。最初は、災害とかだけで済んだがいつしか、村の人の一部を取るようになったんだよ。声や体とかな。そいつは、今でもいる。」
煌陽「…巫兎は、大丈夫なの?」
明希「まぁ。俺が助けてやったからな。」
煌陽「助けた?」
明希「あぁ。俺の異能は、未来を見る能力と、
寿命を与える能力があるんだ。寿命を与える能力はもう使えないがな。」
煌陽「どうして?」
明希「この異能力は、1人にしか使えなくて、巫兎に使ったんだ。でも、巫兎は代償で過去の記憶が無くなった。巫兎は、笑って許してくれた。
命の恩人だ〜ってさ。救われたのは、俺の方なのに。」
意外といい人なのかもしれない。
巫兎の命の恩人か。こいつのこと珀陽に、言おうと思ったけど、やめとこ。
玲衣「ご飯できましたよ〜!!」
明希「はーい。じゃ、これからよろしくな!
煌陽。」
煌陽「…よろしく。」
仲良くできるといいけど。
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