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バゥムクゥヘン・エンドロール
ふにゃふにゃおたく
雨良さんのバゥムクゥヘン・エンドロールの完全妄想小説です。
作中ではテトはボクっ子ですが主はテトを女の子として見てるのでボクっ子とおもっててくれると(o^^o)
《バゥムクゥヘン・エンドロール》
「わたし_テトちゃんといる時だけホントのわたしっぽいかも」
ミクはボクの肩にもたれかかり言った。
「ボクも。ミク、大好き!」
「わたしも!」
ボクとミクは仲がいい。大親友だ。
______そのはずだったのに。
亞北ネル。あいつに、ボクは全てを奪われた。
--- ---
「亞北ネルです、よろしくお願いします」
ネルは転校生で、ミクの隣の席だった。
「ミクちゃんって言うんだ。よろしく」
「えっ…ああ、うん…」
ネルはミクに興味が無いようだった。
一日授業を受け、テトがミクに一緒にかえろーと言うまでは。
ミクとテトが仲良く下校したのを見て、
「ね、ミクちゃんと重音さんって仲良いの?」
ネルは学級委員のルカに聞いた。
「ええ、それはもうね。二人は大親友と公言するくらいの仲なの。テトちゃんがミクちゃんのことほんとに好きでね」
「ルカー!委員会!」
「メイコ!ごめんなさい、行きましょうか」
ルカはそう言って教室から出て行った。
しばらくネルはミクを眺めていたが、
「いいこと思いついたっ…♡」
ネルは笑みを浮かべた。
明るい笑みではなく、暗い、何かを企んでいるような笑みを______。
ミクとテトをネルは尾行した。
ミクとテトは手を繋いで、ニコニコ笑い合っていた。
後日。
「ミクちゃん!今日一緒に帰ろっ♪」
「えっ」
教科書をカバンに入れているミクの手がピクっと動いた。
「でも、今日はテトちゃんと__」
「了承は得てるから!一緒行こ!」
「わあっ!」
それは真っ赤な嘘。
ネルはミクの手を引っ張り、一緒に学校を出て行った。
そこから着実にネルはミクと距離を詰めていき、デートをするようになった。
夕方になり、ミクとネルはベンチに座って落ちていく太陽をぼんやり見ていた。
デートをしていたのだ。
「___わたしの理解者は、ネルちゃんだけだよ」
「違うよ。ミクが私を理解してくれたんだよ」
「えー、違うよ」
「違くないよ」
「って、なにこれ」
「あはは!」
ネルが声を上げて笑うと、ミクはネルの唇を物欲しそうに見た。
ネルもミクを見つめ、2人の唇が重なり合いそうになった瞬間__。
「ねえ、どういうこと?」
テトが、眼を見開いて2人を見ていた。
「て、テトちゃん?」
「ふ」
ネルが予想していた、というふうに笑った。
「こんなのひどいよ!何、ふたりはずっと陰でそういうことしてたわけ?」
ベンチからネルが起き上がり、手を大きく振り上げる。
「ひどいなぁー、愛し合ってる2人の邪魔するなんて。ミク、行こ」
「あッ、ネルちゃん…」
「これからバームクーヘン食べにカフェ行くでしょ。早く行こ」
ネルがミクの手を引っ張る。
引っ張りながらも、ネルは呆然と立ち尽くしているテトに耳打ちをした。
「どうか、幸せに(笑)」
どうでしたか?
最後まで読んでいただきありがとうございます!