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7 まさかの
3日目に入りどんどん体が成長していく。三年生ぐらいの身長だ。
|学《がく》「今日は別れて行動しよう。」
ちなみ(学は嫌いだから会えなくてラッキー)少しにやけながら話を聞く。
学「北の方角をちなみと|闇《やみ》、僕と|零《ぜろ》は南側ね。」
学(心配だなぁ。ちなみは方向音痴だから。)
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**ちなみサイド**
ちなみ(怖い。もう戻りたい。)
震えながら懐中電灯を持ち歩く。
その傍ら闇はのんびり歩いている。
ちなみ(包帯が邪魔だなぁ。外したいけど外しちゃ駄目って言われてるからなぁ。まぁバレても怒らないからいいか。)そう考えて外そうとした瞬間
`何かに襲われた`。
襲われた瞬間考えを巡らせた。
ちなみ(な、何があった?誰が襲った?こんなことありえない。**`あの瞬間闇以外何もいなかったのに。`**もしかして...)闇は人間から怪物のような姿になり、ちなみを襲おうとする。
ちなみ「`誰か、誰が助けて!じゃないと...死んじゃう!`」
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**学サイド**
何か考え事をしながら歩く学。そうすると零にこう言う。
学「なぁ、** `あんた空間の主だろ`**。」
零「何言ってんの?僕は優しいじゃん。」
学「確かに優しい。でも空間の主なんだよ。何か引っかかる言動、人間なのに死なない。それがおかしかったんだ」
零「そ、それは僕が空間の主に助けてもらって紹介人になったんだよ。」
学「** `違う!** `僕らが来てからお前は何も食ってない。それと闇と零の見た目、なぜかこの世界のような感じだったな。」
零「** `もうバレたからには何も言えないね`**」そう言うと零は怪物のような姿になった。
学「やっぱりそうだね」
零「でもまだ空間の主の姿になった訳じゃない。」そう零が言った瞬間学は怪物を襲った。
学(硬い。)だが、ナイフが折れてしまったのだ。
学(硬すぎる)学は怪物から逃げちなみの方へ向かう。