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隠し部屋
瑞希「アルターエゴ…あった!起動してみるね…!」
寧々「おはよう…なのかな…久しぶりだね」
瑞希「無事でよかった…」
寧々「ちゃんと約束守ったよ…声を出さずに、静かにしてた」
寧々「あ、それと…ハードディスクのファイルがもう少しで開けるかも…早くて明日かな…」
寧々「もうすぐだから、少し待っててね」
瑞希「ありがとう!待ってるね!」
奏「………あのさ瑞希…この際だから聞いておきたいんだけど…」
瑞希「ん?何?」
奏「お願い…答えてほしいの……瑞希は1人で何をしようとしてるの…?」
瑞希「………」
瑞希「その為にボクと脱衣所に来たんだよね」
瑞希「でも今は言う必要が無いし…」
奏「そうじゃなくて…!私は心配して言ってるの…!」
瑞希「……心配?」
奏「捜査の時も急にいなくなって…説明もなくて…そんなんじゃ…」
瑞希「黒幕の内通者に疑われても仕方ない…そうだよね?」
奏「…違う…!私はそんな事思ってない…!!」
奏「私は瑞希を信じてる…だから話してほしい…」
瑞希「ボクを…信じてる…?」
瑞希「……じゃあ…ボクも奏のことを信じるよ」
奏「…え…?」
瑞希「だから、話してあげるよ」
瑞希「ボクがなんで姿を消していたのか、どこに行っていたのか…だったね」
奏「…………」
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そこで聞いたのは、信じられない話だった
簡単には信じられない話
だからそれを自分の目で確かめる為に、私は夜になるのを待った
そして夜時間になった時
私は行動を開始した
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(回想シーン)
瑞希「学校2階の女子トイレ…」
瑞希「あそこには監視カメラもモニターもない…」
瑞希「そこにある用具置き場の…奥だよ」
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奏「用具置き場の奥って言ってたけど…
奏「瑞希が言ってた物…本当にあるのかな…」
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奏「見た限り普通の用具置き場…」
奏「本当にここに秘密が…?」
奏「奥は壁だし…何も……」
奏「………(壁に手をつく)」
奏「ん……?」
ガタンッ
奏「え…!?壁が…え……!?」
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奏「う……この壁…回る…」
奏「ここが隠し部屋…瑞希が言ってた場所…」
奏「すごい量のファイル…歴代の卒アルが並んでるな…」
奏「全部埃を被ってるみたいだけど…」
奏「ん……?希望ヶ峰学園…在校生徒名簿……?」
奏「これだけ埃を被ってない…」
奏「つい最近…誰かが手にしたのかな…」
パサッ…
奏「…?何か落ちてきた…」
奏「紙みたいだけど…」
--- ここから出てはいけない ---
奏「何これ……」
奏「『出られない』じゃなくて…『出てはいけない』なんだ…」
奏「………」
奏「何…この頭のもやもや……」
奏「『ここから出てはいけない』って言葉……前もどこかで…」
奏「でも……思い出せない……」
奏「私は何を知ってるの…?」
奏「私は何を知らないの……?」
奏「私は……なに、を……」
ドガッッ
奏「!?」
奏「(なに…!?殴られた…!?)」
奏「な……に…だれ…?」
奏「(…意識が…)」
---
奏「ん……ぅ……あれ、?」
奏「いッ……」
奏「そうだ…私、殴られて…」
奏「気を失ってたのかな…」
奏「えっと…空の本棚…」
奏「え…?空の本棚…?」
奏「無い…卒アル…在校生徒名簿…床に落ちてたメモも無い…」
奏「な、なんで……どういうこと…?」
奏「……いた…ッ…」
奏「とりあえず…部屋に戻って休もう…」
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奏「う………」
--- …………… ---
奏「ん……?」
--- ………… ---
奏「遠くから…何か聞こえる…」
--- ………………… ---
奏「どこから…?どこから聞こえるの……?」
--- …………… ---
奏「体育館……かな…」
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--- ドガッッガガッ ---
奏「やっぱり…体育館だ…」
奏「……気づかれないように…覗いてみようかな…」
--- ドガァァンッ…バキッ ---
奏「……!!」
モノクマ「オマエ…どういうつもりなの?」
遥「………」
モノクマ「答えろよ……ボクに逆らうなんてさぁ…」
モノクマ「約束が違うじゃん!!」
遥「私……決めたの…」
遥「もう逃げない…もう媚びない…もう省みない…」
遥「決心したの…!!」
モノクマ「ふーん…あっそ」
モノクマ「でもいいの?そんなことして」
モノクマ「忘れたわけじゃないよね?」
モノクマ「人質の件!」
遥「……ッ!!」
奏「…………」
奏「(なにこれ………なに…この会話……)」
奏「(人質って……?)」
奏「(じゃあ…もしかして……)」
奏「(黒幕の…内通者って……)」
--- 三章 完 ---
三章完結ですね…お疲れ様でした
犯人予想、当たっていましたか?
瑞希ちゃんの秘密と最後のシーン…気になりますね
ちなみにみなさんの推し、まだ生きてますか?
次は四章です。楽しみにしていてください