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第九話「紅霧異変〜中〜」
前回のまえがきにある通り、今回は「最強」が登場します。
んーまぁ大体の強さで言えばGodverseのキャラ+Alphataleが総出で戦ってやっといい勝負みたいな感じですか。UAファンにとっては「やべぇだろそいつ」というのがわかりますでしょう?
それでは波乱の第九話、どうぞ~!
追記:8/9 本文修正
第九話「最強登場」
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?「私達がこの幻想郷を・・・支配する!」
?「そうは言ってもお嬢様・・・・どうなさるおつもりで?」
?「いまパチェの魔法で赤い霧を出したわ。」
?「それで?」
?「私達吸血鬼は陽の光を浴びられない・・・だったらその日の光をなくしてしまえば私のこの圧倒的な力に誰もがひれ伏す!そういう算段だ。」
?「ですがお嬢様・・・ご存知でしょうがこの幻想郷には・・・」
?「そうだ。|あいつ《・・・》がいる。くそ・・・あの化物さえいなければより完璧な計画になっていたというのに・・・」
?「|一《にのまえ》のことですか・・・」
?「私は確信している。幻想郷中の猛者たちが全員で奴にかかっても、1分もかからずに返り討ちにされる。」
?「私はあったことがないのですが・・・そんなにお強いお方なのですか?」
?「ええ。そういえば咲夜はあったことなかったわね。」
?「はい・・・」
?「まあいいわ。じきに会えるでしょう。それより今はこの計画を遂行することが先よ。」
?「はい、お嬢様。」
---霊夢・インク視点---
イ「ええええ!?なにこれ!?なんか空が急に・・・赤いよ霊夢!なにこれなにこれ!?今から世界は終わるの!?ねぇ霊夢なんとか言ってy」
霊「うっさいわね!こちとら今から原因を探る気じゃぁ!」
イ「スイマセン」
霊「とりあえずこれは・・・異変ね。」
イ「異変・・・なんだっけそれ?マフラーマフラーっと。あ!これか!『異変:博麗の巫女が異変と認めたとき初めて「異変」と認定される。その異変は博麗の巫女が責任を持って仲間とともに解決させねばならない。』だって。へ〜〜!そんなのもあるんだね〜」
霊「あなたって本当に忘れっぽいのね・・・」
霊「今から私は原因を探りに行くけど・・・あなたも来る?」
イ「行く!」
霊「分かったわ。ついてきなさい。」
A few hours later
イ「着いた〜〜〜紅いね〜〜〜この館。」
霊「私の勘的にここが元凶だと言っている。」
イ「・・・ん?」
霊「なに?」
イ「・・・勘?」
?「あのー。」
霊「うん。」
イ「なんで?」
霊「私だって完璧に異変の元凶が分かれば苦労しないわよ!」
イ「なんかごめんね?」
?「あのー?」
霊「それが逆に女の子を傷つけてたりする。」
イ「・・・」
霊「ま、いいわ。さっさと行きましょ?」
?「あのー!」
霊「なによさっきからうっさいわね!」
?「すみません、私一応ここの門番なんですけど。」
霊「じゃああれか。退治される存在というやつだ。よしOK退治する。」
?「早い早い早い!せめて自己紹介ぐらいさせてくださいよ!初登場なのにここまでの出番が少な」
ーこのメッセージは削除されましたー
ゴッ。ズドォン!パラパラパラ・・・ガクッ。
なんか可哀想な人だったな。そんなことを思いつつ、霊夢さんの強さに怖さを覚えながらも、僕はその門をくぐり抜けるのだった・・・
エラー・魔理沙視点
魔「うわぁエラー!これなんか空が赤いよ!どうすうればいい!?」
エ「俺に聞くナよ!お前のほうガコこニいるだロうが!」
魔「いやでもぉ・・・こんなことは初めてだし!」
エ「とりあえず霧を辿っていけば現況にタどり着けルんじゃナイのか?」
魔「よし!そうだな!ということで乗れエラー!出発だ!」
エ「これは鱗滝さんもびっくりの判断の速さ」
※作者は「まぁエラーメタいからね」と済ませた
エ「よーシ撮影終ワったら地獄の果テマで追いカケてやる」
※作者は「撮影とか言わないの!」と言った
エ「チッ」
魔「ほらエラー、ついたぞ。」
エ「禍々しいナ・・・」
魔「まぁ、異変の元凶はこうでなくっちゃな!」
エ「なんか門がフッとばサれテルんだが・・・」
魔「大方先に霊夢がついたんだろ!」
エ「コんナに暴力的な感じなのか?」
魔「まぁ、霊夢は割と私以外には傍若無人な感じがあるからな・・・」
魔「吉、幾三!」
エ「なんカ・・・空ノ赤の色が薄まっテ・・・寒くなっタヨうな」
魔「ん?」
エ「・・・ナンデモナイ」
ー霊夢・インク【紅魔館中枢到着】ー
霊「・・・」
イ「!」
霊「いるのはわかってるわよ。さっさと出てきたらどう?」
?「さすがですね。博麗の巫女。」
霊「で?あんた誰?」
?「私はこの紅魔館の主・レミリア・スカーレット様に仕えるメイド・十六夜咲夜でございます。」
霊「ご丁寧にどうも!」
咲「それではやり合いましょうか・・・博麗。」
霊「インク、あんたは先に行きなさい。」
イ「そこで僕!?」
霊「先に行って、私が来るまでできるだけ粘ってほしい。」
イ「分・・・分かった!」
※あなたは走り出した
ーエラー・魔理沙【紅魔館高層到着】ー
魔「で?こっからどうする?」
エ「思いっキリ最上階の窓突キ破って入ッたくセに何モ考えてネえのカヨ」
魔「えぇ〜だってラスボスって最上階にいるイメージあるじゃんか?」
?「ご名答ね。」
魔「誰だ!?」
レ「私はこの館の主・レミリア・スカーレット。要はこの異変の元凶よ。暗くてよくみえないけど、あなたの後ろにも一人いるわね?そいつもまとめてかかってきなさい。」
エ「あいツは・・・!」
魔「(小声で)お前は先に行け、エラー。お前という戦力は隠しておいて損はない。」
エ「分かっタ。」
※あなたは走り出した
レ「あら?逃げたのかしら。1対1であなたが私に叶うのかしら?魔理沙。」
魔「ま、いうなれば霊夢が来るまで時間稼ぎをしたら私の勝ちだ。やらせてもらうぜ。レミリア!」
レ「ふふっ。いい度胸ね。ならお望み通りやらせてもらうわ。」
ーインク【紅魔館???到着】ー
イ「こ・・・ここどこだ?なんか最上階に行ってると思ったらいつの間にか階段下がって行ってるけど・・・」
イ「・・・なんだここ?ここだけ異様な雰囲気が漂ってる。。。よし!行ってみよう!」
※あなたはその扉を|開けてしまった《・・・・・・・》
イ「!?」
※あなたはその異質な気配に違和感を覚えた
?「勝手に人の部屋に入って何するつもり?」
イ「・・・君は?」
フ「私はフラン。レミリアお姉様の妹。」
イ「そう。で?君は今から何をするの?」
フ「私ト一緒ニ遊ボウヨ!」
イ「そうだね・・・何をして遊ぶの?」
フ「イッパイイーーッパイアソビマショ!」
イ「うん・・・分かったヨって危ない!何を言ってるんだ僕は!」
フ「アレ?惜シカッタネ」
イ「とりあえず・・・僕が君を狂気から救ってみせる!」
フ「救ウ・・・?アナタハナニヲイッテイルノ?」
イ「遊んであげるよ・・・君がその狂気から開放されるまでね。」
フ「イイノ!?ヤッター!」
2分後
フ「ねぇねぇお兄ちゃん!今度は何で遊んでくれるの?」
イ「うーんそうだねぇ・・・今度は絵を描いて遊ぼうか!」
フ「やったー!楽しそう!」
イ「ふふっ。良かった。」
イ「(よかった・・・一時はどうなることかと思ったけど・・・これから先フランちゃんは狂気に支配されることはないだろう・・・それよりも・・・上でなにか大きな音が聞こえた・・・行ってみよう!)」
フ「えーもう行っちゃうのお兄ちゃん!」
イ「ごめんね。絶対また来るから!」
フ「えー?じゃあフラン一緒に行く!」
イ「ははっ。分かった!じゃ行こう!」
フ「うん!」
イ「でもちょーっとだけ待っててね!」
フ「はぁ〜い」
※あなたは走り出した
ーその頃一方エラー紅魔館【大図書館】到着ー
エ「ここドコだ?」
?「ここは大図書館。そしてあなたは誰かしら?ゴホッゴホッ。」
エ「誰ダ?」
パ「私はこの大図書館の管理者、パチュリー・ノーレッジよ。」
小「そして私は使い魔の小悪魔です!」
エ「そうカ。じゃあな。【糸符 操糸顕縛】」
パ「【火符 アグニシャイン】」
エ「打ち消された・・・?」
パ「私をあまり舐めないで頂戴。」
エ「そゥみたイだな。」
エ「【線符 瓦解散裂】」
パ「【水符 プリンセスウンディネ】」
エ「【壊符 研鑚蹲蹲】」
パ「チッ。」
エ「なンだ?エネルギー切レか?」
パ「うっさいわね・・・」
1分後
グッ・・・バタッ
エ「ハァ・・・割と時間かかッタな。サテと、そろそろ魔理沙に合流シナきゃナ。」
ーその数十秒後ー
イ「はぁ・・はぁ・・割とこの階段疲れるな・・・」
※ガチャリ
イ「なん・・・だよこれ・・・」
※そこには荒れ果てた図書館と、壁に寄りかかって気絶する主、地に伏した使い魔がいた
イ「大丈夫ですか!?・・・返事がない!大変だ!きっと霊夢はもう上にいるはず!フランを連れて霊夢のところに行かなくちゃ!」
※あなたはその場をあとにして、フランを連れ階段を駆け上がった
ー霊夢vs咲夜ー
霊「幻想郷ではあんたみたいなやつ珍しくないわ。本気でやったときは、|それ《・・》はなんの意味もなくなる。」
--- ブオォン ---
咲「!?」
咲「・・・動けるはずないのに!」
霊「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
咲「グッ・・・・・・・・・・!」
霊「やっと終わったわね。インクはちゃんと最上階につけたのかしら?まあ何にせよ行ってみましょうか。」
ー魔理沙vsレミリアー
魔「マスタァァァァァ・・・スパーーーーーーーク!」
レ「【紅符 不夜城レッド】!」
2人「やるな・・・(わね・・・)」
霊・イ・フ・エ「レミリア・スカーレット!」
全員「は?」
霊「魔理沙!!?」
魔「霊夢?」
エ「テメェ!」
イ「お前!」
フ「お姉様?」
全員「・・・(どういう状況?)」
A FEW HOURS LATER
霊・イ「よくわかんないけど、要はそこの二組蹴散らせばいいよね(わね)!」
魔・エ「よくわからねぇが、とりあえず全員倒せばオッケーだな(だぜ!)。」
レミフラ「よくわかんないけど、私達以外を倒せばいいのよね?」
※そうして三つ巴の戦いが始まろうとしていた・・・!
?「そこまで」
全員「!?」
ガキン
その音がしたとき、僕らはすでに動けなかった。いや、|透明な何か《・・・・・》に囲まれていると言ったほうがいいのかもしれない。普段は楽観している僕でも、こいつだけはやばいと一瞬で分かった。それはエラーも、霊夢も魔理沙も姉妹二人も同じのようだった。
霊「桟・・・」
魔「一・・・久々見たと思ったら随分と苛ついてるじゃねぇか。どうしたんだ?」
レ「一・・・」
その他3人「どなた?」
一「そらそうだろ。知らねぇ奴もいるが、急に空が赤くなって来てみりゃ、随分とバチバチしてんじゃねぇか。」
一「ここは俺の名を立てる。全員速やかに手を引け。レミリアもこの赤い霧を止めろ。そこの似たような骨二匹は後でじっくりと話し合え。ひとまずはそれで解決だ。」
レ「でも」
一「い い な ?」
レ「グッ。」
霊「あんた普段はあんなに変なのに、なんでこんな時ばっか覚醒すんのよ・・・」
一「お前もお前だ、霊夢。何変な骨連れて親友と敵対しようとしてんだ。魔理沙もだぞ。そしてお前らは誰だ?俺ですらこの状況を見て理解なんてできなかったぞ。」
魔「それは・・・」
一「とりあえずスカーレット除いた4人は後で神社集合。宴会はその後だ。」
霊「わかったわ。」
一「じゃあな。」
ヒュン
イ・エ「消えた・・・?」
霊「あんたら、その顔からしてお互い因縁の関係の奴を見つけたみたいだけど、あいつだけはやめときなさい。あの化物とは敵対しちゃだめ。まぁ、あんなのでも普段はおちゃらけてて私や魔理沙のところに茶々を入れに来るぐらいなんだけどね。」
2人「あれが・・・?」
霊「(そう・・・あれが幻想郷”現”最強。私達主力陣が彼と戦っても5分と持たなかった化物・・・「|一 桟《にのまええつり》」よ・・・)」
あとがき
※すみません。
作「ハイなんでしょう」
※なんか最近私の出番少なくないですか?
作「いやでもなんか最近は人の心情とかを書く場面が多いんですよ」
※口答えをするでない
作「スミマセン」
※これからは私の出番も増やすように
作「ハイ。善処シマス。」
ということで一くんいかがでしたでしょうか?
一つだけヒントを言っておくと、一に関しては、ですが現在投稿中の
「能力至上主義の世界で「無能力者」の俺が突如覚醒した」
という小説が非常に関わってきます。そちらの方も読んでいただけると、最後の方で物語がつながる・・・かも?期待するなぽよ?
※てめぇ自分の小説売りたいだけだろボケが
作「すみませーーーーーーん」
※許さん
作「でも大きな伏線があったり物語がつながる予定なのは本当なんですーーー!」
※だとしてもだ
うわああああああああああああああああああああああああああ!
※それでは皆さん、こんなアホですがこれからもどうぞよろしくお願いします。ではじかいもおたのしみに。
作「お楽しみに〜〜!」
※オイ。
作「うわああああああああああああああああああ!」
殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴殴
作「殴られました。」
どうでしたか「一」は。強いでしょう?ちなみに文字は4798文字!多い!
第十話、GISUGISU!デュエルスタンバイ!
ちなみにネッ友からキャラクターをいただきました!
ありがとう!構成と出場場面決まったのでこれからも頑張りま〜す!