#18 君達を守るため・えと🍫

👓「えとさん早く行こうっ！！」 🍫「分かってる…っ！！」 あの後私は泣き崩れたもふくんを見つけて一緒にじゃっぴの元へ向かっている もふくんに怪我は無さそうだが、私は足をやられていてまともに走れない ダイヤのツルハシに装備を持っているから私を担ぐこともできない 👓「余分にダイヤのツルハシ2個も作っちゃったよ…w」 🍫「何してんの、、w」 2人で一緒に歩いていると、 目の前に誰かがいた 👓「…嘘だろ」 ？「`…ひひっw`」 あの黒い頭、白い顔 引き裂けたような口… 🍫「ブラックピエロ…っ、！？」 🤡「`ご明察〜！わたくしはブラックピエロでございます♪`」 なぜだろう、 《《声がたっつんに似ている》》 👓「たっ、つん…、？」 🤡「`わたくしはたっつんではありません♪`」 🤡「`彼の能力で操られているので声は似ているかもしれませんねぇw`」 能力…？ 『兵⬛︎番号tty-1025 自⬛︎の寿⬛︎と引き換⬛︎に全⬛︎の兵器を⬛︎⬛︎ことができる。そして⬛︎⬛︎が持⬛︎能力を⬛︎める⬛︎とができる。なお、兵⬛︎⬛︎は⬛︎く人⬛︎であ⬛︎。』 🍫「…っ！！」 あの施設の看板に書かれた文字、 きっと最初は、 「兵器番号tty-1025 自分の寿命と引き換えに全部の兵器を操ることができる。」 なのだろう。 ってことは… 🍫「たっつんの命が危ない、？」 🤡「`ピンポンピンポン大正解〜！！♪`」 怖いくらい明るい声でピエロは言う 🤡「`私以外にもだるま、拾の鬼、メリーさん、他にもあいつは色んなやつを操ってる`」 🤡「`もって1年ではないか？♪`」 嘘、 私たちが知らない間に余命がもういくばくも無いなんて 👓「ふざけたこと言うんじゃねえ」 もふくんが剣を持ってピエロに飛びかかる 🍫「待ってもふくんっ！！！」 ｽﾞｼｬｯｯ 👓「かは…ｯ」 もふくんが斬られ、すかさず私はピエロの腕を斬る 🤡「`ん〜浅いねぇ♪実力はまだまだってところかなぁ？`」 👓「…ｯ」 🍫「もふくん落ち着いて、」 私はもふくんの前に立ち、剣を構える どれぐらい足が動くは分からないが、 守らなければと思った 🤡「`1人で立ち向かおうなんて無駄な足掻きだなぁ♪`」 ？「誰が1人だって？」 背後から近づき、誰かがピエロの首を斬った 🤡「`誰だ！？`」 🍫「あ、、っ」 🍫「なおきりさん…っ、」 🌷「ヒーローは遅れてやってくるんだよ、」 今まで以上になおきりさんがかっこよく見えた 🌷「1人では行かせませんよ」 🍫「…うん、もふくん走って逃げて」 👓「で、でも…っ、」 もふくんは立って応戦しようとする が、 🌷「じゃぱさんのところに早く行ってくださいっ！！！」 なおきりさんが大声でもふくんに言い、足が止まる 🌷「これも託します！！！」 なおきりさんが投げた二つの光 それはネザースターだった 👓「どうしてネザースターが！？」 🌷「よく分かりませんがここに来る途中に、水色の髪の男の子に貰いました」 🌷「使えるかもしれませんから、」 もふくんはそれを握りしめて反対方向へ走った 🤡「`そう易々と行かせるわけにはいかないんだよねぇ♪`」 パリンッッ 🍫「うっ…！？」 何これ…煙幕…！？ 何も見えず蹲っていると、 👓「が…ｯ、、うあ゛ぁ…ｯ」 生々しい音ともふくんのうめき声が聞こえた 声のした方へ向かおうとした時、 🌷「あ゛ぁっ！？」 🍫「かは…っ、！？」 猛烈な痛みが私となおきりさんを襲ってきた 斬られた…っ、！？ 煙幕が晴れ、その姿が露わになる 🤡「`あまりわたくしを舐めないでもらいたい…`」 🤡「`これでもブラックピエロなのでねぇ♪`」 ポタポタと流れ落ちる血 立てずに下を向く 勝てない、 勝たなきゃじゃっぴのところに行けないのに 🍫「…っ、」 くそ…っ、 こんなとこで終われないのに…っ！！ のあさんに託されたのに…！！！ ああ、あなたに会いたい できることなら死んであなたに会いたい… 辛い。 痛くて苦しくて、 私にたっつんを助けられるのかなって、何度も思った でも、死ぬなんてそんなことできない 託されたから、 🍪『…死ぬくらいなら、あなたを庇って死にたいです、ﾆｺｯ』 どうして皆んな誰かを庇うのかなぁ、 生きてほしかった 一緒に頑張って歩きたかった 人生って酷いよ、 ねえ神様酷いよ… どうして皆んなを奪うのかな… 🍪『えとさん逃げてくださいっ！！！』 どうして今から死ぬっていうのにそんなことが言えるのかなぁ… 私にはそんなこと、、 できないよ…っ、 🍪『…はい、絶対会えます。だから早く行ってください…っ、ﾎﾟﾛｯ』 泣かないでよ、なんて言えなかった 行きたくなかった でも行かなきゃいけなかった 皆んなで思いを繋いで生きているんだ だったら私も、思いを繋がなきゃ 🍫「…はぁ、っ…はぁ…」 力を振り絞って立ち、剣を構える 🤡「`ほう…まだ立てるとは、これは面白いw`」 🌷「…えと、さん、？」 🍫「なおきりさん…もふくんのこと…お願い、、」 🌷「え、？」 なおきりさんは悲しい顔をしていた そりゃそうか、 🌷「駄目ですよ…それなら僕がここに、、」 🍫「思いを繋がせてほしいの、」 私は感情を込めてなおきりさんに言った 🍫「皆んな思いを繋いできたんだ、」 🍫「だからお願い、私も繋がせて…ﾆｺｯ」 🍫「皆んなのこと頼んだよ、…まぁ、絶対生きて2人に会うから、w」 なんて言ってカッコつけてみた 🦊『もふくんっ！！！！皆んなを！！！たっつんを頼ん…っ！！！』 🐸『絶対生きて反対側で会おうな、ﾆｺｯ』 🌷＆👓「…っ、ﾎﾟﾛｯ」 2人の目からは涙が溢れていた 🌷「…はぁ…っ、絶対ですよ、？ﾎﾟﾛｯ」 👓「頼まれちゃあ…っ仕方ないなぁ…っ、ﾎﾟﾛｯ」 本当は2人と行きたい でも私は2人を守らなきゃ 🍫「2人のことは、絶対に死なせない…っ！！」 2人は私の言葉を聞き、走って行った 🤡「`おっと…♪`」 🍫「行かせないから」 ザシュッッ 🤡「`おぉ！いい動きするねぇ君♪`」 🤡(`心なしか動きが早いような…`) 🍫「だってあなたを操ってる奴に猛特訓させられたからね」 あの時はきつかった… でも、その経験が今活きている のあさんに託された思いを無駄にはしない ありがとう、たっつん。 ありがとう、のあさん。 **私は戦える、誰かを守る為に。** 🤡「`なっ！？`」 遅いな 🍫「ふっ！！」 ザシュッッ 🤡「`隙がありまくりですねぇ♪`」 グサッッカキンッッ 🍫「ーーｯ！！」 戦いは数十分続いた ギリギリの戦いだった 🤡「`なぜそこまで戦える！？`」 🍫「まぁ、、これが…っ、」 🍫「絆の力ってやつ、かな…っ！！！」 ザシュッッ 思いっきり剣を振り、深い傷を与えた 🤡「`ぐは…ｯ`」 見事に急所のみぞおちにヒットした しばらくしてもピエロは動かなかった 勝った… そう思った瞬間急に身体が重くなり、痛みも出てきた あんなに身体が軽くて、痛みも忘れられる不思議な感覚になっていたのに 🍫「早く…2人の、ところに…」 力が抜け、膝から崩れ落ちてその場に倒れた 死ぬんだ、私 🍫「ちゃんと…思い、託せた、よ…ね…ﾎﾟﾛｯ」 私の意識はそこで途絶えた --- 〜現在の状況〜 石像班　🦖＆バク…🍗死亡。現在地は灯の地。 ​ 石像班　🍪＆🍫死亡。 ​ ダイヤ班　👓…🦊死亡。現在地は華の地。ダイヤツルハシ、ネザースター獲得。 ​ 物資班…🐏＆🎸死亡。 ​ 外周班　🐸＆🌷…現在単独行動中。現在地は2人とも華の地。 ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ​ ⚡️…現在地は灯の地。 `**残り4人**`