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魔物が悪なんて誰が言いました? #10
今現在真夜中に書いております。
ふへへ土曜日だぜぇ((
では本編いってらっしゃい!
ディーア視点
カリーやリュウ、そしてカナタがご飯を作りに行って数十分ほど、大広間にカリーが戻ってきた。
カリー「ピアちゃん、ご飯出来たわよ」
ピア「ん!ご飯食べゆ!」
カリー「やだこの子可愛すぎ(片付けはやっておくわね)」
ディーア「心の声漏れてるぞ」
これが俺の部下兼親友とは………。
前までの真面目さはどこに行ったんだか。
カナタ「デレデレカリー様も素敵……!!」
そしてそれを今肯定しに行くな、ややこしくなる………。
ディーア「ボケしかいないのかここには………」
俺とピア以外がボケてるなんて終わっている。
いや、客人もいるこの中でカリーがボケてしまってはもう終わりだな。
ピア「ぼけ………?」
ディーア「…………何でもない」
ピアにいらぬ心配はさせないようにしないとだな……。
今でさえ客人が多くて、ストレスやらなんやらで悩んでほしくないのもあるが………赤い殺意がこちらに向いているのもある。(なおピアは気づいていない模様)
ピア「ごっはん♪ごっはん♪」
その間もピアはご飯待ちだ。
ディーア「ジェリア達は俺が呼んでくる。配膳は…」
カリー「終わってるわ。エスとエルももう呼んであるから、残りは頼んだわよ」
ディーア「あぁ、勿論だ」
ジェリア達はいつの間にか大広間から他の場所に移動したらしい。
もしかしたらジェリアが案内したんだろうか。
だとしたら居場所は……、
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書斎
ガチャ
ディーア「やっぱりか」
ジェリア「あ、ディーアだ。どうしたの?」
ディーア「夕飯が出来たらしいから呼びに来た」
ラフェル「お?飯の時間?」
ディーア「あぁ」
純粋神「楽しみだね」
イフリート「ご飯まで用意してもらって、ごめんね」
ディーア「いや、いいんだ。人脈は増やしておいて損はないからな」
マラ「確かに、その通りだろうな」
ディーア「……そういえば、クリス知らないか?」
こいつらと一緒にいると思ったが、全く姿を見ていない。
サリジア「さぁ……?」
マラ「こちらに来ていないな。他の場所じゃないか?」
ディーア「ん………分かった。先に大広間に行っておいてくれ」
俺はそのまま書斎を後にして色々な場所を探したが、全く見つからない。
ディーア「全くどこに……」
クリス「あ、ディー君!」
他に居る可能性がある場所も分からず、適当に廊下をほっつき歩いていたらクリスが目の前から歩いてきていた。
ディーア「クリス、どこ行ってたんだ?」
クリス「えへへ……ちょっと久しぶりに探索してたんだけど、道に迷っちゃって……」
ディーア「そういうことか……」
確かにこの城はかなり広い。家主である俺も、時々どこに何の部屋があるか忘れる程なんだ。これはちゃんと見ていなかった俺も悪かったな……。
クリス「ごめん、妾のこと探してた?」
ディーア「あぁ、夕食の時間だ。大広間に皆集まっている」
クリス「え、皆待たせちゃってる!?早く行こ!」
ディーア「あぁ」
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大広間
ディーア「すまない。待たせたな」
ピア「おにいちゃん、おそいよ!」
クリス「皆ごめん!料理冷めちゃった?」
イフリート「大丈夫だよ。一応僕が温めていたから、熱々じゃないけどね」
ディーア「悪いな、イフリート」
イフリート「大丈夫、皆揃ったんだし、早速食べようよ」
ディーア「そうしよう」
俺とクリスが最後に席に着き、皆がそれぞれ食べ始める。
ピア「いただきます!」
ディーア「いただきます」
クリス「?ディー君、何言ってるの?」
ディーア「ん?あぁ、これは…」
ピア「いただきますはね、ごはん食べるまえにいうあいさつなんだよ!」
サリジア「へ〜!」
カリー「毎回ちゃんと言えて偉いわね〜(ナデナデ)」
ピア「んへへ………」
カリー「ふふ…………ニコ」
カナタ「ぐっ………!!」
ディーア「カナタ??」
エス「とても美味しい料理ですね」
エル「モグモグ…………………」
ラフェル「ん〜!この肉うま!」
純粋神「うん、ほんと美味しいモグモグ」
イフリート「凄いねぇ……」
皆にも満足されているようでよかった。流石リュウとカリーである。
ディーア「よかったな。リュウ」
リュウ「有難いお言葉です」
それからも長い間雑談しながら、楽しい夕食は終わった。
まもあくも10話目かぁ……。
感無量!ってやつですね!(多分違う)
また次回!
ばいばいっ!