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世界線の狭間
うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!憧れの人からファンレターが来たぁぁぁあ!!昨夜、久しぶりに入ってみたけど「まぁ誰も読んでないっしょw」と思って確認したら来てました!発狂してました!(危ない)更新サボってすんません(泣)いつかネッ友になりたいなぁ。よーし、これから頑張るぞー!
「……イ」
…………。
?「…オーイ!」
ヤミノコドモ「…!?」
?「ア、オキマシタヨ。ヨカッタデス。」
?「コンナトコ二一人ナンテ、アブナイデスヨ?」
周りを見渡すと、ふわふわと無重量のように無数のドアが浮かんでいる。声をかけてきた双子らしき少女達をみて、首を傾げる。
「……こ、ここは?あな、たたち、は?」
うまく声がでない。こんな感じだっけ?『喋る』って…
アルファ「ヤッパリ、ナニカノハズミデココにマヨイコンダノデスカ?」
オメガ「アルファとは同位体ユニットで、秩序の塔セキュリティシステムVersion1.02自動追尾戦闘型アンドロイドコード186天空の断罪者アルファ・オメガと申しマス。」
ヤミ「……????」
アルファ「……アー、覚えヅライのナラ、カンタンにイウト、ワタシがアルファデス。」
オメガ「………で、迷いコンでしまったのデショウ?元の世界線にお返しシマス。安心してクダサイ。」
………もとのせかいせん?それって、またあのくらいところにひとりぼっちってこと?ヤミ「…いや。かえんない。」
アルファ「デスガ、ソレが義務ナノです。アルベキ世界線にモドラナクテハなりません。」
ぐいっと強く引っ張る。
いやだ。かえりたくない。
肩にのったままの黒いウサギも訴えるようにせわしなく動く。
いやだ…かえらない…!
強く願った。そのとき…
?「あハハはㇵー!!!!ロボットチャん!このコはもらっテイクよー!!」
高らかに笑いながらヤミノコドモを掻っ攫う。
アルファ「!ぐるぐ!マタ世界をトビダシテ…!!」
オメガ「逃がしマセン!!」
一瞬の内で何が起こったのか分からずに混乱しているヤミノコドモを抱いて、すごい勢いでアルファとオメガから逃げる!
ぐるぐ「ダイジョーぶ?きミ、嫌そうだッたかラ助けチャッたけド。僕ハぐるぐ。キミは?」
ヤミ「…あ、ありがとう?」
なんとなく疑問形になった。
ヤミ「わたしは……なまえは、ない、のかな?」
覚えていない。思い出せない。
ぐるぐ「…そっカ。」
少し寂しそうに頷く。だがすぐに笑顔に戻ると、
ぐるぐ「じゃァ真っ黒だシ、クロピーでいっカ。」
なんともテキトーな名前の付け方をされた。なんか不満。
ヤミ「どうしておわれてるの?」
ぐるぐ「…なんでッて…無許可デ自分の世界ヲとびダシテいるからね。ココは、あらゆる世界がアツマル場所ナンダヨ。アノタクサンのドあの数だけ世界がアッテ、ドアをアケると他の世界にイケるんダ。」
ヤミ「…ぐるぐはなんでじぶんのせかいからでてきたの?」
ぐるぐ「ン゙ー…教えるのㇵマダはヤイかなぁ。……シイテイウナラ、ある人を探してるんダ。それをミツケるまではヤメラレなイかな。まぁ、他の世界にハイルノハ犯罪。僕は時空の旅人って呼んで欲しいんだけど…」
オメガ「マテ!時空犯罪者!」
ぐるぐ「…ネ?コンナフウに呼ばレルの。」
やれやれって感じで肩をすくめる。
ヤミ「…わたし、おぼえてないの。なんにも。かえりたくない。もといたところもじぶんのせかいなのかわからないし。」
ぐるぐ「なんデ?」
………。わからないから黙っていた。
しばらく無言になった後、言えないヤミノコドモ(クロピー?)の気持ちを汲み取ったのか汲み取ってないのかわからないがあっけらかんとしていった。
ぐるぐ「ジャあ、旅にデヨウ!」
ヤミ「???」
混乱した。心底。だって答えがそれとか誰が予想しただろうか。
ぐるぐ「僕みたイニ!アノドアの向こうにはこの世界線の存在をシル人達がイル。その人たち二フレレば、キミのピッたりの世界がアルかもシれナイよ!」
……いろんな、せかい…。
心がワクワクする。待ち切れないような、そんな気持ちになる。肩のウサギも跳ねる。
ヤミ「あるかな、そんなせかい…」
ぐるぐ「あるヨ!絶対!!」
追ってくるアルファとオメガを後方確認してからいった。
ぐるぐ「こコは僕にマカセテ先にいケ!ナーンちゃッて!アはハㇵハー!!!」
高笑いすると、ヤミノコドモをドアに向かってこれでもかというように力を込めてドアに向かってぶん投げた!!
ヤミ「あわわわわわ!?」
急に投げられて驚いたけど、それと同時に自分の世界が見つかるかもしれないというワクワクした気持ちもある。
ーーーーーー思い切って、ドアを開けた。
《緊急速報》世界線No.2586に時空のバグヤミノコドモが乱入しました
あああああああああー!!!(まだ発狂してる)めっっっっちゃ長くなっちゃった!泣(少なくとも私の中では最長。)途中で読んでる人飽きないかな…?大丈夫だよね…?