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1-2 殺し屋とターゲットが仲良くなる
1-1を見てない方は先にこちらを見て下さい
https://tanpen.net/novel/bfa0e5f7-4a4a-4f9a-9f00-b49fb0fe63a2/
沙奈「よし!着いたぁ〜!」
雷夏「ってここ、最近出来たカフェじゃね?」
沙奈「うんそうだよ?今日は私についてきてくれたから奢り!たっくさん食べよ!」
雷夏『いや俺甘いもんは確かに好きだけど、あんまクワねぇんだけど、、、まぁいっか』
沙奈「ど・れ・に・し・よ・う・か・な〜〜♪」
雷夏「俺決まった」
沙奈「えっ雷夏君早っ?!」
雷夏「まぁ俺の食べたいものは大体決まってるし。。」
沙奈「えぇ〜?!ちょっと待ってね、急いで決める!!」
雷夏「そんなに急がなくても時間はあるだろ?」
沙奈「まぁそうだけど、、、」
雷夏「決まったら言って。俺が頼むから」
沙奈「ウ~ン。。。決めた!これにする!」
雷夏「すみません」
店員「はい!ご注文はお決まりになられましたか?」
雷夏「えっと、、このふわふわフルーツパンケーキを一つ、あとフループパフェのクリーム大盛りで」
店員「かしこまりました!ドリンクバーはあちらになりますのでご自由にお取り下さい」
沙奈「私取ってくる!雷夏君は何飲む?」
雷夏「『いつもなら水だが。。。』コーヒーで頼む」
沙奈「コーヒーね、了解!」
ん?ライン?え?!やっばぁ。。。今任務頼まれちゃった!!最悪、、、恵那に変わってもらうようラインしよ。。。
沙奈「雷夏君!ちょっと私トイレ行ってくるね!あ、これコーヒー!」
雷夏「ん、ありがとう。」
やばいやばいまじでやばい!恵那今日は暇だったよね?大丈夫だよね?!
沙奈「(ラインにて)恵那!今任務入っちゃったんだけど変われない?今ターゲットの相手してるの!」
恵那「(ラインにて)全然良いよ〜!でも条件があるなぁ。。。」
沙奈「(ラインにて)うぅ。。。。わかった!今度奢るからさぁ。。あの駅前に新しく出来た所で!」
恵那「(ラインにて)それならしょうがないなぁ!真央にも私から伝えとくよ!」
沙奈「(ラインにて)マジ助かる!ありがとう!」
沙奈「ごめんごめん!もう来た?」
雷夏「まだだけど、そろそろかな」
店員「お待たせいたしましたぁ!こちら、ふわふわフルーツパンケーキと、フルーツパフェクリーム大盛りになります!」
沙奈「うわぁ〜!近くで見ると迫力すごい!」
雷夏「何の迫力だよ」
沙奈「え?フルーツパフェだよ!私今までパフェだけは食べたことなくて!!速攻写真に残さなきゃ!」
雷夏「すごいな。。。」
沙奈「じゃあいっただきま~す!!」
雷夏「いただきます。」
沙奈「おいっしぃ〜〜〜!」
雷夏「あ、これうまい」
沙奈「来てよかったね、雷夏君!」
雷夏「まぁ、来てよかったかな。でも最初に要件言ってくれれば絶対行くって言ってたのに」
沙奈「アハハ、、、」
沙奈「ごちそうさまでした!」
雷夏「ごちそうさま。」
沙奈「さてと、会計会計!あ、雷夏君は外出てていいよ!」
雷夏「いや申し訳ないって、」
沙奈「大丈夫!私、クリーム大盛りにしたし!」
雷夏「、、わかった、今度ここで奢らせて」
沙奈「うん!楽しみにしてる!」
沙奈「ゲッやっばぁ、、、もう暗くなってきた。。。最悪、門限間に合うかな。。」
恵那「あ!沙奈!ギリギリじゃん!」
沙奈「ごめんごめん、また迷子になっちゃって。。。」
恵那「また迷子になったの?!」
沙奈「うん。。。アハハハw」
恵那「笑い事じゃない!今日任務代わりに行ってあげたのに、、、」
沙奈「ごめんごめん、、今度ちゃんと奢るからぁ。。」
恵那「そんで?ターゲットの情報は掴めたの?」
沙奈「あ、うん。かなり。虐待されてるって聞いてたけど、実際はされてなくて、ただ妹達だけ可愛がられてるって感じかな」
恵那「そっか。。。また真央は情報ミスったんだね?」
沙奈「あ、アハハハ。。。wそうなるね。。。」
恵那「ったく!今度ミスったら文句言ってやる!」
沙奈「もう既に言ってるんだって。。。」
恵那「あ!今日は星が綺麗!」
沙奈「ホントだ!」
私の見間違いなのかもしれない、けれど、今日の夜空は、いつもより輝いて見えた