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【魔導院結界】〜たまには裏話〜
「私たち、主人公かモブキャラかどちらなのかなぁ」
この【魔導院結界】というシリーズに登場する王国の姫君リナーメル。
彼女に残っている自分の登場シーンといえば、「闇鍋」の|一《one》シーンだけだった。
途中で登場したルノア、レヅサは二つほどあるのに。
(キャラの優遇差激しく無いかな?)
というのがリナーメルの本音だ。
「リナーメル、闇鍋は良いですよ。闇鍋錬金には相当な資金がかかりますから、リナーメルはこれで金持ち族確定。僕なんて、ただの放浪人ですからね。…少し曰く付きの」
「レヅサ……」
俺の本音は、言ってみれば「コイツら二人の関係面倒だな…」なのだが。
さっさとこんなシリーズ終わらせて、次いくからな。
「はぁ…、リナーメルは妹みたいな感じで…。あ、百歳程離れた、ですが」
レヅサは、【魔導院結界】シリーズに変な役割で登場する奇人だ。…魔術に強いだけの。
「…魔力が強い奴なんて他にもいるからな」
ルィ、…どうも。
「おい、僕はただの悪口キャラ?」
違う違う。
主人公は、誰なんだろう…。
…ラン…?ラウニャ…?ルィ…?
……………(たくさん視点のあれか)
「三人称ですよね」
あ、そう。それの名称が思い付かんかった。
「…ださ(笑)」
あはははははははは…ぶん殴んぞ
「ごめ〜」
という、短い話でした。
ルィは今のところ悪口で女性を圧倒する人ですね。